まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

 スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | CM(-)


 「「おやすみ、マイベイビー」」のようです


23名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:20:50 ID:9/Qhpkf60

  .,、
 (i,)
  |_|




24名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:22:05 ID:9/Qhpkf60


テレレレッテッテッテー

川 ゚ -゚)「……よし」

蒸し暑い真夜中に、クーラーをつけて快適に過ごすひととき、私は古びたベッドに腰掛けながら最近はまっているゲームを続けていた。
いわゆるロールプレイングゲーム。いささか迫力に欠けるが、私はちまちまとレベルを上げるのが好きなのだ。

部屋の電灯は消しているので、テレビに映るゲーム画面だけが唯一の光源だった。

川 ゚ -゚)「(いい加減にしないと目が悪くなりそうだな)」

しかし、やめられない。

だって面白いんだもの。
仕方ないじゃないか。

さすがにここまで遅く起きていると、母に叱られることがしばしばあった。
最近ではそれが鬱陶しくて、ドアの鍵をかけるようになった。
これで心置きなく、ゲームを満喫できる。

川 ゚ -゚)「(これではまるっきりゲーム中毒者だな)」

実際にそうなのだけど。


25名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:23:25 ID:9/Qhpkf60



川 ゚ -゚)「よいしょ」

体勢を変えるためベッドに座り直す。


ぎいいいぃぃ


ベッドが軋む、というより沈んでいく。
このベッドは親戚の姉が、私が小さいころに譲ってくれたものだ。
その姉は今年で23になる。確か小学校入学と同時に買ってくれたと言っていたから、15年以上使っていることになる。

沈むのは古くなったせいだ。
けっして私の体重が増えたからなどではない。

川 ゚ -゚)「(たとえ増えていたとしてもそれは健全な発育だ!)」

今更、新しいのを買ってくれと駄々をこねる歳でもなく、また、なんとなくこのベッドに愛着をもっていた。

ただ、音のせいで母に起きていることをバレるのが、うらめしいけれど。


26名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:24:27 ID:9/Qhpkf60







川 うо-) ふぁ~あ


さすがにこの時間帯までしていると睡魔が襲ってくる。
しかし、これしきのことで中断する私ではない。


川 う~`)「あとすこし、あとすこし……あと……」



―――――
――――
―――
―…


27名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:26:17 ID:9/Qhpkf60




川 -  -) ………

川 ゚ -゚) パチ

不意に圧迫感を感じ、目を覚ます。

どうやらあのまま眠ってしまったようだ。




川 ゚ -゚)「………」



どうしよう




川 ゚ -゚)「(トイレいきたい)」


そういえば寝る前に行っていなかったな、と後悔する。


28名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:28:05 ID:9/Qhpkf60

川;゚ -゚)「(行くべきか、行かざるべきか……どうしたものか………)」

私がトイレに行くのを渋るのには理由がある。
それは私が所謂『視える』人であるからだ。

幽霊のことなら何でもござれ、足のない人間を今までどれだけ視てきただろうか。
印象に残っている幽霊ならば、悲痛な顔をした少年の頭部だけが、浮いているのを視たことがある。
あの時は、さすがの私も悲鳴をあげそうになった。
最近で言えば、部屋の窓に男の顔があったこともある。

いくら幽霊を視たといっても慣れるものでもなく、できるならば出逢いたくないのである。
それなのに深夜の、灯りもない状態で、トイレに行くなどまさに「飛んで火に入る夏の虫」、自ら会いに行きますと言っているようなものだ。

川;゚ -゚)「(でもなあ………)」

人間は生理的欲求には勝てないのでありまして―――

川;゚ -゚)「(すぐに行ってすぐに戻ってこよう)」

ベッドから立ち上がり、ドアへと向かう。
勝手知ったるこの部屋だ。たとえ暗闇だとしても、なんとなくでたどり着くことができる。

ドアノブを手探りで探し出す。
ドアノブを掴みガチャリとまわす。別室で寝ている家族を起こさぬよう慎重に開けていく。

部屋からでた私は、小走りでトイレへ向かった。

川;゚ -゚)「(なにも出ませんように、なにも出ませんように!)」


29名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:29:26 ID:9/Qhpkf60





―――
―…

結論から言えば何もなかった。
用を済ましている間は、最近流行っている歌を、頭のなかでリピートさせて気を紛らわしていた。


部屋へ戻るときは、さっきと同じく小走りで戻った。
ドアを開け、部屋に入る。



川;∩ -゚)=3

汗をぬぐい、一息つく。
どうやら今日の私は運がいいらしい。


30名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:32:03 ID:9/Qhpkf60

川 ゚ -゚)「(よし、さっさと寝てしまおう)」

これからは本当に、夜中までのゲームは自重しなければな。
そう思いながらベッドに腰掛け、横たわる。


ぎいいいぃぃ


ベッドが徐々に沈んでいく










「うっ」




川; - )「っ!」

軋む音に紛れて、男の呻き声が聞こえた。

川; - )「(ああ…)」


今日はもう出逢わないと思っていたのに。
なぜ私は霊感などもっているのだ。それよりも、ついに自室にまで現れるようになったのか。
もはや嘆いたところでどうにもならないが。


川;゚ -゚)「(他のことを考えて、はやく忘れてしまおう)」


川;-  -)「(ああと、ええと…そうだ、今日はどこまて進んだのだったかな)」

眠る直前までしていたゲームのことを思い出す。


31名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:34:10 ID:9/Qhpkf60

たしか、あのダンジョンの最深部まで行って、そこで迷ってしまって……

そこで睡魔が襲ってきて、そのまま寝てしまったのだから………




川 ゚ -゚)「え…――」





窓からは、夜風が吹き込んでいる。


32名も無きAAのようです :2013/08/17(土) 01:35:21 ID:9/Qhpkf60

  (
   )
  i  フッ
  |_|



('A`)百物語のようです2013( )
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1376666266/

[ 2013/08/17 23:00 ] 百物語のようです2013 | CM(0)
[タグ] 川 ゚ -゚)


コメントの投稿


 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。