まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 微睡みのようです


362名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:30:28 ID:Ar5RlhoE0

――① 白い部屋


なあ、アンタ。聞いてくれるかい?俺のくだらない話。
ああ、本当にくだらない……以前の俺なら最も嫌悪するであろう話を。

誰かに言わずにはいられないんだ。

じゃないと苦しくて、苦しくて。わっと叫びだしたくなるんだよ。
急に話し掛けたりしてすまない。でも、アンタなら聞いてくれる気がしたんだ。

――ありがとう。ありがとう。

感謝する。こんな胸糞の悪くなるような、どうしようもない話を聞いてくれるなんて。少しの間、辛抱して聞いてくれ。


******




363名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:31:12 ID:Ar5RlhoE0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



  微睡みのようです



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


364名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:32:01 ID:Ar5RlhoE0


俺、産まれた時から今まで自分が『幸せだ』って思ったことがないんだ。
でも、不幸だとも思ったことがない。深く絶望することはないが、人生における喜びに対しては無感動。

それが俺だ。

父親は普通の会社員、母親は専業主婦。
一般的な家庭で何不自由なく育ってきた。親父もお袋も、普通の人だ。

親父とお袋は当たり前のように結婚して、俺が生まれたから、当然のように育てた。まるで世間を体現したような人だよ。
平凡で逸脱することはけしてない、つまらない人間だ。


365名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:32:45 ID:Ar5RlhoE0

|゚ノ ^∀^)「モララー、早く着替えて支度なさい。お父さん待ってるわよ」

( ・∀・)「はぁい」

( ´∀`)「良いモナ、良いモナ。お父さんテレビ見ながら待つから。ご飯は逃げたりしないモナ。
モララー、ゆっくり支度しておいで」

<カキーン! ウッター!ホームラン!!

( *´∀`)「おー!!」

|゚ノ ^∀^)「もう! お父さんは野球が見たいだけじゃない!」

(;´∀`)「ギクッ!」

|゚ノ ^∀^)「もー、お父さんは本当にしょうがないんだから!」

|゚ノ ^∀^)「……ぷっ」

|゚ノ *^∀^)「ふふっ」

( *´∀`)「はははっ」


( ・∀・)


366名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:33:37 ID:Ar5RlhoE0
日常のよくある一コマ。なのに、幼い俺は二人の様子を見て、ああ、一生この人たちと理解しあうことはないんだな、って思ったよ。
このとき感じた小さな違和感の原因が何なのか、今でもわからない。
明確だったのは、両親の幸せは『俺』というツールを使って、世間と均衡を常に保とうとしていたということだ。

その中に俺はいない。

このまま何となく生きて、何となく死ぬ。俺を理解してくれる人は一人もいない。本気で思っていた。
……彼女に会うまでは。


367名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:34:28 ID:Ar5RlhoE0


あれは、そう。雨の日だった。

俺は大学へ通っていて、突然降り出した雨に立ち往生してたんだ。
バケツを云々……、みたいな雨だった。走って帰っても家に着くころには服はずぶ濡れ。
そんなのごめんだから、そうだなあ、一時間くらい講堂の前で佇んでた。

( ・∀・)「……。参ったな……」

え? 傘を持っている友達と帰れば良い? 
無理だよ。俺は家でも外でも一人ぼっちだったんだから。

違和感は大きくなるにつれ、はっきりとしていった。
それを感じてか、俺に近づく奴なんて一人もいなかった。いつも遠巻きから俺を別の生き物を見ているような目で見るだけ。


368名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:35:20 ID:Ar5RlhoE0

俺は孤独だった。言っておくけど、俺はオタクだから友達が一人もいないとか、ニートだなんだと騒いでる奴等とは違う。

所詮、彼等は世間に混ざりたいんだよ。

世間に馴染めないこと悲観しているだけ。きちんと世間の枠内にはまり込んでいるだろう。
世間から弾かれた俺とは違う。
そう、違う。俺は一般人とは違う、特別なんだ。

……。

話を元に戻そう。俺がびしょ濡れを覚悟して帰ろうとした矢先、救いの手が差し伸べられた。キュート、俺の天使。


369名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:36:16 ID:Ar5RlhoE0

( ・∀・)「……。」

o川*゚ー゚)o「あのー」

( ・∀・)「……。」

o川;゚ー゚)o「あのっ!」

( ・∀・)そ「えっ?」

o川*゚ー゚)o「良かった。気づいてくれた」

( ・∀・)「……何?」

o川*゚ー゚)o「いきなりごめんね? あの、もしかして君、雨宿りしてる?」

( ・∀・)「そうだけど……」

o川*゚ー゚)o「やっぱり!もう一時間くらいそこにいるもんね」

( ・∀・)「……。」

o川;゚ー゚)o「監視してたわけじゃないよ!? たまたま一時間くらい前に見かけて、まだいるなーと思っただけだよ?」

o川*゚ー゚)o「あのさ、提案なんだけど、良かったら私と一緒に帰らない? 駅に着いたらコンビニもあるし、君の傘買えるよね?」

( ・∀・)「……良いの?」

o川*゚ー゚)o「もちろん。困ってる人を見過ごせないよ。さあ、帰ろ帰ろ」

帰り道に色々なことを聞いたなあ……。

名前は素直キュート、学年はいっこしたで一年生。文学部。
大家族の末っ子で、上に美人のお姉さんが二人いる。趣味は文学部らしく読書。
食べることが大好きで、好き嫌いはしない。
最近体重が増えたので朝ジョギングしようか迷ってる……。

終始笑顔で俺に話しかけてくれるんだ。綺麗な笑顔でさ、ずっと見ていたいと思った。
こんな感情、今まで感じたことなかった。
駅に着いてキュートに手を振るとき、どんなに名残惜しかったことか。


370名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:37:47 ID:Ar5RlhoE0

o川*゚ー゚)o「到着ー!」

o川*゚ー゚)o「さあ、モララー先輩。念願の傘が買えますよ!」

(;・∀・)「あ、ああ、そうだね……」

o川*゚ー゚)o「じゃあ私はここで失礼しますね」

( ・∀・)「あの!」

o川*゚ー゚)o?「どうしたんですか?モララー先輩」

( ・∀・)「今日は……ありがとう……」

o川*^ー^)o「そんな、気にしないで下さい!私お節介なだけですから」

o川*゚ー゚)o「それじゃあ、帰ります。また大学で会ったら、是非声をかけて下さいね!」

( ・∀・)「うん……。じゃあ、また大学で」

それからはもう、アンタもわかるだろ?

俺達はこの瞬間から恋に落ちてたんだ。

出会って1ヶ月もしないうちに二人は恋人同士。言葉なんていらなかった。
あの日雨が降ってたのは運命だよ。彼女が俺へ話しかけるチャンスを神様が意図的に作り出したんだ。


371名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:38:56 ID:Ar5RlhoE0


俺達はいつでも一緒だった。端から見ればバカップルだっただろうね。
彼女はちょっと恥ずかしいって、照れていたけど、俺は世間のうんざりしたような視線なんてちっとも気にならなかったよ。

どちらかと言えば、彼女と離れている間のほうがよっぽど辛かった。
こう……身を引き裂かれるような? そんな感覚すら覚えた。

二人はいつでも一緒。

けして離れない。

けして。

歯車が狂いだしたのは、付き合い出して一年たった頃だった。


372名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:40:03 ID:Ar5RlhoE0


o川#゚ー゚)o「もう、家へ来ないで!」

(;・∀・)「そんなの納得できない。わけを話してくれ、キュート!!」

o川#゚ー゚)o「……。迷惑なの」

( ・∀・)「え?」

o川 ゚ー゚)o「金輪際私に話しかけたり、家へ押しかけたりしないで!」

o川川 ゚-)oクルリ「話はそれだけだから。……さよなら」

(;・∀・)「キュート!」

( ;∀;)「待ってくれ。待ってくれよ、キュート……」

キュートから突然な別れ話。

人生であれほど辛かったことはない。唯一無二の愛していた人が離れていったんだから、当然だ。


373名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:41:28 ID:Ar5RlhoE0

俺は諦めきれなかった。キュートは俺を露骨に避けるようになってたから、キュートの友達に片っ端から彼女のことを聞いてまわったよ。
皆貝みたいに口を噤んでさ、俺と話してすらくれなかった。
でも何度も何度も話しかけて、ようやくキュートの親友とかいう、出連デレに事の真相を聞き出すことができたんだ。

ζ(゚ー゚*ζ「こんなこと、私が話すべきじゃないと思いますけど……」

ζ(゚ー゚*ζ「彼女、病気なんです」

( ・∀・)「病気!? そんな話、キュートから一度も聞いたことないぞ!」

(;・∀・)「第一キュートは元気が取り柄みたいな女の子じゃないか!」

ζ(゚ー゚*ζ「若年性のガンだそうです」

ζ(゚ー゚*ζ「1カ月前、教室で突然倒れて……」

ζ(;ー;*ζ「診察を受けたら、『ガンが体のあちこちに転移してる。』ってお医者さんから告げられたそうです……」

(;・∀・)「そんな! 何でそんな重要なことを俺に隠すんだ!」

ζ(う、;*ζ「先輩だからです」

ζ(゚ー゚*ζ「キュートは先輩が辛い思いをしないよう、自分から身を引いたんです」

( ・∀・)「……。」

ζ(゚ー゚*ζ「キュートの気持ち、察してあげて下さい」

( ・∀・)「……キュートが助かる方法はないのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「見つかったときには、もう末期だったそうです」

( ・∀・)「あとどれくらい、彼女は生きられる?」

ζ(-、-*ζフルフル「私にはわかりません」

ζ(゚ー゚*ζ「ただ、残されている時間は少ないと思います」

( ・∀・)「……。」


374名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:42:39 ID:Ar5RlhoE0


デレと話をして、俺は絶望と怒りで頭の中がぐちゃぐちゃになった。
別れ話をしたときにどうしてキュートの様子がおかしかったことに気がつかなかったのか。
自分の洞察力のなさに絶望した。あれだけ愛し合っていたのに、急に別れるだなんておかしすぎる。
そんなの冷静になれば、キュートのことを知り尽くしている俺ならすぐにわかるはずなのに。多分、気が動転していたんだろうな。

ああ、すぐにキュートに会いにいったよ。


(;・∀・)「キュート! 頼むよ、出てきてくれ! お前とどうしても話がしたいんだ!」

<カエッテ!!

( ・∀・)「なあ……デレさんから話聞いたよ」

<……。

( ;∀;)「お願いだ。顔を見せてくれよ……」

(  ∀ )「……。」

o川*゚ー゚)oガラッ「……。」

( ・∀・)「キュート?」

o川* ー )o「死んじゃうんだよ……」

o川*;ー;)o「私もうすぐ死ぬの! だから私のことは忘れて!」

( #・∀・)「バカっ!!」

o川*;ー;)oそ

(  ∀ )「お前のこと……忘れられるわけないだろう!?」

o川*;ー;)o「モララー……」

( ;∀;)「お願いだから、『忘れて』なんて寂しいこと言わないでくれよ!!」


375名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:43:57 ID:Ar5RlhoE0


二人で俺の家へ行って、一晩中泣いていた。
涙が枯れてもまた悲しみが俺達を覆って、再び涙が零れるんだ。
いつの間にか二人共泣き疲れて、床に突っ伏して寝ちゃってた。朝起きて腫れ上がった目蓋を見て、少し笑って、また泣いたよ。 

( ・∀・)「なあ、キュート」

o川*゚ー゚)o「なあに?」

( ・∀・)「……死のう」

o川*゚ー゚)o「え?」

( ・∀・)「二人で死なないか?」

( ・∀・)「俺はキュートがずっとそばにいてくれるなら、死ぬのはちっとも怖くない」

o川*゚ー゚)o「……。」

( ・∀・)「キュートを再びうしなうことのほうがよっぽど怖いよ」

o川*゚ー゚)o「……。」

o川*^ー^)o「……うん!」


376名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:44:48 ID:Ar5RlhoE0

二人で固く手を繋いで、近所の海辺へ出掛けた。久し振りのドライブが、まさか心中になるとはね……。
ちょうど春でさ、日差しが暖かかったな。
桜が満開で陳腐な言い方になるけど、とても綺麗だった。

o川*゚ー゚)o「モララー見て! 桜満開だよ!」

o川*^ー^)o「ねえ、海に着いたら近くの公園でお花見しない?」

キュートはいつもよりはしゃいでた。きっと死ぬのが怖かったんじゃないかな。

( *・∀・)「うん、そうしよう」

……違う。俺と同じで泣くのを堪えていたんだ。


377名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:45:45 ID:Ar5RlhoE0

( ・∀・)「……。」

o川*゚ー゚)o「……。」

( ・∀・)「じゃあ、行こうか」

o川*゚ー゚)o「……うん」

o川*^ー^)o「手、絶対離さないでね」

( ・∀・)「ああ、絶対に離さない」

お互いに頷きあって、ゆっくり、ゆっくり海水に身を浸していった。
けして手を離さないように、キュートが持っていたハンカチで二人の手をきつく結び合わせた。

俺達これから死ぬっていうのに、笑ってた。


378名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:50:07 ID:Ar5RlhoE0


o川*゚ー゚)o「冷たいね、モララー」

( ・∀・)「冷たいな。……もうすぐ底が深くなる」

o川*゚ー゚)o「モララー! 私、あなたのこと……」

( ・∀・)「ん?」



mr02_boonpic2_764_2013080218492078f.jpg







o川 ー ゚)o「「絶対にユルサナイ」


379名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:51:40 ID:Ar5RlhoE0



あれ、


ワタシ、


俺は


アナタヲ


何を


ユルサナイ


話していたんだっけな……。



******


380名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:52:22 ID:Ar5RlhoE0


――② 相削県立精神医療センター


(,,゚Д゚)「すみません。大香美署から参りました、義湖と申します。
徳田モララーのご担当の方はいらっしゃいますか?」

ミ,,゚Д゚彡「同じく大香美署からきました、富砂と申します」

(゚、゚トソン「お話は伺っております。このまま第二病棟の206号室までお進み下さい」

ミ,,゚Д゚彡「わかりました。真っ直ぐ進めば良いんで?」

(゚、゚トソン「はい、すぐ先に渡り廊下がありますので」

ミ,,゚Д゚彡「ありがとうございます」

ミ ,,゚Д彡「ギコ、行こうぜ」

(,,゚Д゚)「ありがとうございました。失礼します」


381名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:53:22 ID:Ar5RlhoE0


【第二病棟入口】

(-@∀@)「わざわざご足労頂いて、申し訳ありません。担当の朝日と申します」

(,,゚Д゚)「こちらこそ、お忙しいのに申し訳ない」

(,,゚Д゚)「早速本題に入らせて頂きますが、徳田の様子はどうですか?」

(-@∀@)「難しい状態です……」

(-@∀@)「実際に見て頂いたほうが早いでしょう。どうぞこちらへ」

(,,゚Д゚)テクテク「回復の兆しは……」

(-@∀@)テクテク「……いえ」

ミ,,゚Д゚彡テクテク「人殺しといて呑気なもんだねぇ……」

(-@∀@)「こちらです」

(-@∀@)つ「ここの格子窓から徳田モララーの様子が見えますので」

(,,゚Д゚)「やはり直接会うのはやはり難しいですか?」

(-@∀@)「おそらく」

ミ,,゚Д゚彡「とにかく徳田の状態を見ようぜ」

(,,゚Д゚)「ああ。」

(,,゚Д゚)ミ,,゚Д゚彡 【井井】


382名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:57:16 ID:Ar5RlhoE0


( ∀ )ブツブツ
( ∩∩)
  

(;,,゚Д゚)「……。」
ミ;,,゚Д゚彡「……。」

(-@∀@)「殺害した女性を恋人だと思い込んでいるようです」

(-@∀@)「ああして壁に向かって、自分と恋人が心中するまでの話を繰り返ししています」

(,,゚Д゚)「徳田は朝日先生とも話さないんでしょうか?」

(-@∀@)「会話はおろか、彼は私を認識できません」


383名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:58:08 ID:Ar5RlhoE0

(;,,゚Д゚)「それは具体的に言いますと、どのような状態なんでしょうか?」

(-@∀@)「我々が夢を見ている状態に近いかもしれません。
彼にとって、医療スタッフは勿論、義湖さん達はないものとして扱われます」

ミ,,゚Д゚彡「事情聴取は実質不可能だな」

(,,゚Д゚)「ああ……無理だろう」

ミ,,゚Д゚彡「先生。どうもお邪魔しました」

ミ,,゚Д゚彡「時間の無駄だ。ギコ、帰ろうぜ」

(,,゚Д゚)「お時間を割いて頂いたのに、申し訳ありません」

(-@∀@)「いえ、いえ。ご苦労様でした」


384名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 13:58:49 ID:Ar5RlhoE0


【相削県立精神医療センター 渡り廊下】

ミ,,゚Д゚彡テクテク「ストーカー行為の挙げ句、同じ大学の素直キュートを逆恨みして殺害。
犯行直後、本人は妄想の世界へダイブ」

ミ,,゚Д゚彡テクテク「徳田モララー君はさすが神童と呼ばれるだけあって、やり口が汚いねぇ」

(,,゚Д゚)テクテク「VIP大学最難関の法学部を現役で合格したんだ。
『エリートの自分が振られるわけない。』とでも思っていたんだろ」

(,,゚Д゚)テクテク「プライドはズタズタだろうさ」

ミ,,゚Д゚彡テクテク「はーあ、俺はこの病院にぶち込まれるほうがごめんだけどねぇ」

(,,゚Д゚)テクテク「違いないな。一生モルモットなんて御勘弁願いたいね」

<オソカレハヤカレ クスリノ フクサヨウデ シヌダロ

<ダロウナ…


******


385名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 14:06:00 ID:Ar5RlhoE0


――③ 再び白い部屋


俺は純粋な愛を遂行した。なあ、アンタもそう思うよな?
俺はキュートを深く愛している。同時にキュートも俺を愛している。だからキュートは俺のことを責めたりしない。

そうだろう?

あれ、どこに行ったんだよ。ここは一体どこなんだ? 何で俺は知らない部屋にいるんだ?


おーい


おーい。


386名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 14:06:46 ID:Ar5RlhoE0

キュートは俺を責めたりしない、責めたりしない。だって恋人だから。

だから

o川#゚ー゚)o「もう、家へ来ないで!」

こんな酷いこと

o川#゚ー゚)o「……。迷惑なの」

けして言うはずがない。

o川 ゚ー゚)o「金輪際私に話しかけたり、家へ押しかけたりしないで!」

o川川 ゚-)oクルリ「話はそれだけだから。……さよなら」

これは真実じゃない

o川 ー ゚)o「絶対にユルサナイ」

そうだ。

そうだ、そうだ、そうだ。だから今見ているものは幻覚だし、俺には関係がない。
……誰もいないのか? 本当は隠れているだけなんだろう?


おーい

おーい。

誰か

誰か

誰か……


387名も無きAAのようです :2013/02/11(月) 14:07:34 ID:Ar5RlhoE0


微睡みのようです



   【完】



 ※ ミニラノベ企画 (13/02) 参加作品
( ^ω^)ブーン系突発イベント場のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1357394125/



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