まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 ボス批評会第四夜 被批評作『ξ゚⊿゚)ξは画面の世界の住人のようです』


228名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:01:27 ID:iPs.412w0

 すっかりお馴染みとなった港の大型倉庫に、今日も円卓を囲み四人の男が集まっていた。
 しかし、既に二度顔を合わせ、お互いにいくつもの言葉を交わしたとはいえ、
 四人それぞれから発せられる威圧感には少しも衰えはない。それどころか――

(´・ω・`)

/ ゚、。 /

( ´∀`)

(‘_L’)

 あなたは四人を見渡した後、生唾を飲んだ。
 今夜でこの会合が終わってしまうことが、とても惜しく感じられた。



「時間になりましたね。ボス批評会へ、ようこそ。
 今宵もよく集まっていただけました。
 今回で、栄えあるボス批評会は一度幕を閉じることになります」




229名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:03:28 ID:iPs.412w0

(´・ω-`)

((/ ゚、。 /

( ´∀`)))

(‘_L’)

 四人が首を動かし、視線をぶつけあった。
 そこには確かに、相手に対する尊敬――よくぞ傷つけられることを厭わず参加した――と、
 労い――自分の『武器』をより効果的に攻撃できるよう努力した――の念がこもっていた。

 それからあなたは、『次回も』この四人は参加するのだろうか? と疑問を持った。

 続いて、『次回は』この都市に住む他のマフィアのボスたちも参加してくれるだろうか? と。
 自分はどうだろうか? 自らを危険な立場に置き、
 ただただ作品の品質を向上させることを目指すボスに、なれるだろうか?


 あなたは、感傷的な考えにとらわれている自分に気がついた。
 いつ行われるともわからない次回よりも、まずは、今回をきっちりと終わらせなければならないのだ。


「それでは、始めましょうか。ボス批評会、第四夜を。
 まずは、今宵批評を受けるイツワリ氏から挨拶をいただけますか?」

 開催の合図を口にすると、イツワリ氏へと視線が集中した。
 スーツを着ている彼は立ち上がり、咳払いをしてから、喜びを隠し切れない声色で話始めた。


(´・ω・`)「僕は、今日という日を待ち望んでおりました」


230名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:05:45 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「詰まるところ、反論を呈するつもりは、『基本的には』ありません。
        読み違いや本末転倒となるのを除く指摘や批評を、僕はすべてう呑みにするつもりです」

(‘_L’)「ほう」

(´・ω・`)「私事になりますが、デビュー当初、僕の文章や表現はどれも拙く、
        今となってはとても読めたものではなかった……」

( ´∀`)「おやおや?」

/ ゚、。 /(なんだ、予防線かァ?)

(‘_L’)(予防線……。らしくないな)

 ミガワリ氏とこんくり氏が鼻で笑うのをあなたは確かに見た。
 「ここまできて、それを言うのか」と嘲笑したのだ。


(´・ω・`)「しかし」

(´・ω・`)「リアルタイムでの読者の皆様からや、各所でいただいた反応……批評。
        それが僕を変えてくれた、という前例がございます。
        今回、集っていただいた『ボス』よ、あの頃の彼らの放った『それ』のような、
        『僕を変える』批評を……よろしくお願いしましょう」
  _,
/ ゚、。 /

(‘_L-)

 まったく怯むことなく言葉を続けたイツワリ氏に、ミガワリ氏は眉をしかめ、こんくり氏は片目を閉じた。
 どうやら、二人のボスは軽率な行動を悔いているようだった。
 「誇りあるボスが、そんなことをするものか」。
 イツワリ氏は何も反応しないことで、言外の意味を汲み取らせたのだ。


231名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:07:59 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「長くなりましたが……以上です。今日は、真剣に臨みます」

( ´∀`)「変わらんから、個性なんだろうよ」

(´・ω・`)「変わって得たものが、個性なのですよ」

/ ゚、。 /「他者から見れば、よほど突出してなきゃあ個性なんざわかりやしねーがな」


 イツワリ氏が座ると同時に始まった小さな言葉の応酬が一段落したところで、
 あなたは場の進行のために口を開いた。
 言葉とともに、各人に手元の資料を閲覧するように指示を出す。


      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
      ┃【メイン被批評作】                       ....┃
      ┃ξ゚⊿゚)ξは画面の世界の住人のようです           ┃
      ┃http://the99mmikd.blog.fc2.com/blog-entry-15.html   ..┃
      ┃                                    ┃
      ┃【サブ被批評作】                          ┃
      ┃(´・ω・`)は偽りの根城を突き止めるようです 他      ┃
      ┃http://boonsoldier.web.fc2.com/ituwariII.htm       ....┃
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


232名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:10:02 ID:iPs.412w0

「さて、ではデミそこ氏から批評を始めていただきましょう」

( ´∀`)「あいわかった」

(;‘_L’)

/;゚、。/

(´-ω-`)

 年老いたボス、デミそこ氏の返事の後、他の三人のボスが姿勢を変えたのをあなたは見逃さなかった。
 大きな期待感が場を包み込んでいく。第二夜で、独自の視点から放たれた批評を思い返せば当然だった。
 イツワリ氏は一際、デミそこ氏に一目置いているため、自分に向けられる言葉が待ちきれないと言った様子だ。
 静かに構えてはいるが――やはり彼も、一人の物書きなのだ。


 デミそこ氏が立ち上がる。
 ボス批評会、第四夜――最終夜――。彼らの最後の研鑽が始まった。


233名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:12:07 ID:iPs.412w0

( ´∀`)「イツワリどのの作品、『画面の世界の住人のようです』を読ませてもらいました」

(´・ω・`)「感謝します」

( ´∀`)「読んだときの印象としては、貴方の代表作品、『偽りの香りを見抜くようです』
      『偽りの根城を突き止めるようです』に似たものを覚えました」

(´・ω・`)「……似ている、と」

( ´Д`)ノ「そう、それは何人ものの人物が関わり、
       それによって幾つかの出来事が連鎖していく。この作風である」

(´・ω・`)(……『連鎖』……)

( ´∀`)「恐らくは、貴方はこれを意識して書いているのでしょう。
      貴方がこの作風にどれだけかけているかを知ることはできませんが、
      相応の思い入れがあるのでしょう」

(‘_L-)(これは批評文の発表、という形ではないな。
     より対話に近い。これもまた、批評、と)


( ´Д`)「――が」

( ´∀`)「どうやら、この画面の世界は、それがもっとも『良くない』形になってしまったようだ」

(;´・ω・`)「『良くない』……?」

( ´∀`)∩「ずばり、言おう。欲張り過ぎである」

(´・ω・`)(欲張り?)


234名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:14:08 ID:iPs.412w0

( ´∀`)v「この物語は、主人公が二人いる。ブーンとクーである」

(Ψ´∀`)Ψ「そして、それに対して、脇役が……ええと、ひい、ふう、みい……
        七人ほどいますな。会社のみんな、クーと友達、居酒屋に運ちゃん。あと手術してた医師。
        多い。短編や中編にしては、これは多い」

(´・ω・`)(ミスター・ミガワリが突くだろうなと思っていた点を、この老人が突くか……)

/ ゚、。 /(うーん、このような二人の会話は立場が逆のときにも行われていたよなァー。
       『欲張り』って点がボスデミそこ、ボスイツワリに共通してンだな。
       似たもの同士なのかね……かたや要素の融合、かたや無駄な脇役の配置)

 ミガワリ氏の言葉に、あなたは第一夜の様子を思い出した。
 イツワリ氏がデミそこ氏の『川 ゚ -゚)ゆめみてしねるようです』を批評した際の言葉だ。

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

      (´・ω<`)「だが、せっかく複雑に絡み合っているアイディアなのに、
              それを十二分に生かせてはいない、そう感じた。
              もっと一つの出来事やミステリーの一端を咀嚼した方が
              ボリュームが出てきたのではないのだろうか」

      (´・ω・`)「具体的に指摘するのは不可能だが、
              これをよりミステリーとして面白さを感じ取ろうものなら、
              山場の一つ一つが――そもそもの山が、低すぎる。そうではないだろうか」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

 デミそこ氏は『相反する性質であるホラーとコミカルを融合させて』面白さを求めた。
 イツワリ氏は『主役を取り巻く環境を、浅く広く、ひと通り描写して人間ドラマを演出』して面白さを求めた。
 『作品に目一杯の要素を詰め込んで、物語全体に新しい色を出そうとする試み』が同じだと、ミガワリ氏は言う。


235名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:16:10 ID:iPs.412w0

( ´∀`)「なぜ、多い。と思った理由の一つとして、
      彼ら一人一人がキャラが立っている。立ちすぎているのだ」

(´・ω・`)(……!)

( 」´∀`)」「多くの人物が絡み合い、多くの出来事を連鎖させる。
       この作風を否定するわけではないが、
       読者は主人公であるはずのブーンら二人から、
       脇役であるはずの彼らに目移りしてしまうのだ。そんな『魅力的』な脇役が多いのだ」

(‘_L’)(魅力的……ふむ)

(´・ω・`)(……)

( ´∀`)「そのわりに、物語を転がすきっかけになっても、
      『重要性』や『必要性』があまり感じられない!
      特に、顕著なのが、運ちゃんとわんちゃん、しぃちゃんだ」

( ´∀`)b「彼らが登場した回数は、『人差し指一本』ですませられそうだ。
       その割に彼らのキャラがよく立ちすぎており、今後の関わりを期待させたと思えば、
       その場の話を転がすきっかけになっただけで、そのままフェードアウトしていった」

(´・ω・`)(リアルタイムでも言われたが……このことだったのか……)

( ´∀`)「果たして、彼らは、キャラをはっきり立たせて、
      主人公たちに関わらせる必要はあったのだろうか?」


236名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:18:12 ID:iPs.412w0


( ´∀`)「――さらに、踏み込む」

(´・ω・`)「ん……?」

( ´∀`)σ「この中でもさらに重要な脇役がいる。イヨウくんだ。
        彼がいなければ、話が進まなかったであろう場面も多かっただろう。
        消沈しているブーンに酒を誘うなど、アクティブな脇役である」

( ´∀`)「しかし、この時点で主人公ブーンと脇役イヨウ。
      ――この『二点関係線』で留めるべきだった」

(´・ω・`)(『二点関係線』……?)

(‘_L’)(独自の用語か?)

/ ゚、。 /(二人だけの関係っつーことかなー)

 聞きなれない言葉――デミそこ氏特有の言語センス――だが、
 二人だけの関係、という意味から大きく外れたものではなさそうだ。


237名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:20:14 ID:iPs.412w0

( ´Д`)「イヨウという人物から、
      さらにツーちゃんとペニサスさんなどの人物との関係をもたせたのは『欲張りすぎ』である」

( ´~`)「つーは後にクーの誤解を招くきっかけにもなったが、
      これは別になくても話は進めれたろうに」

/ ゚、。 /(その通りだぜ)

( ´~`)「ペニサスにいたっては、『そういえばいた』、と、
      思わせるほどにこの物語における存在感がない。意味ありげに登場しておいて、だ」

( ´∀`)「主人公は、ブーン、そしてクーだ。
      脇役であるはずのイヨウの人間関係について掘り下げる必要はない。
      それがふかく物語に関わることでもない限り、冗長以外のなにものでもない」


 そこで、デミそこ氏は言葉を切った。ひとまずは、といった小休止。
 聴衆が理解する時間として、しばしの沈黙が流れた。

 やがて、合点した様子で頷いたイツワリ氏が、続きを要求する。
 彼にしてはやけに静かだったのが妙に思えたのだが、あなたはそれ以上に
 その静けさの背後から忍び寄ってくる熱いものにより妙な念を抱いた。

(´・ω・`)「ほう……続きを」


238名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:22:22 ID:iPs.412w0

( ´Д`)⊃「まとめると、多くの人物が関わり、幾つかの出来事が連鎖していく作風というには、
        脇役が目立ちすぎるし、無意味なシーンが多すぎる。
        だから、『欲張り』な作品に思えたのだ」

(´・ω・`)(『偽りの根城』のそれは元の話が長いため生かせたが……と。
      そう捉えると、『欲張り』は逆説的に僕の予想していた指摘ともとれる)

( ´Д`)「欲張りすぎたせいで、話そのものの魅力が削がれてしまった。
      そういった意味で、この作品におけるこの作風は失敗だった」

( ´∀`)「ただ、ほかに言っておくとすれば……
      最後の、レイ……ツン? の話に差し掛かった時は涙がちょちょ切れた。とだけは言っておこう」

( ´∀`)「……以上で、ある」


「ありがとうございました、デミそこ氏! 皆様、拍手を!」

 三名の拍手――やはり、一際大きなものを送るボスイツワリ――を受けて、
 デミそこ氏は息を吐きつつ着席した。
 あなたには計り知れないほど、最終夜の一番手の重圧は大きなものだったのだろう。


239名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:24:25 ID:iPs.412w0

( ´∀`)ノ「お茶をくれんかね。喉に優しい、温かいものを」

 あなたは、その言葉を聞いてすぐにお茶を用意しようとした。
 しかし、イツワリ氏の声がそれを引き止めた。

(´・ω・`)「喉に優しいのは常温の水ですよ、ミスター」

 あなたは、その言葉を聞いてすぐに水を用意しようとした。
 しかし、こんくり氏の声がそれを引き止めた。

(;‘_L’)「水というのもどうかと思うが……お茶でいいだろう」

 あなたは、その言葉を聞いてすぐにお茶を用意しようとした。
 しかし、ミガワリ氏の声がそれを引き止めた。

/ ゚、。 /「いいや! 喉に優しい方がいいんだったらよ、白湯にするべきだぜ!」

 あなたは、その言葉を聞いてすぐに白湯を用意しようとした。
 しかし、デミそこ氏の声がそれを引き止めた。


(#´Д`)「お茶をくれ、と、ワシは言っているのだよ?」


 あなたは、その言葉を聞いてすぐにお茶を用意した。
 三人は、何も言わなかった。

( ´∀`)「ありがとう」

 お茶を手渡したあなたを、デミそこ氏が柔らかな声と表情で労ってくれた。
 あなたはホッと胸を撫で下ろす。普段温厚な者ほど、怒ると恐ろしいことを忘れてはいけない。


240名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:26:31 ID:iPs.412w0

「引き続き、ミガワリ氏の批評に移ろうと思いますが、よろしいですか?」

/ ゚、。 /「ああ、構わねーぜ」


(´・ω・`)「それでは、僕からひとつお願いが。
        BGMを、なにかミスター・ミガワリに合うような、ロックなものに」

 手早くジュークボックスの調子を整えたあなたが希望の音楽を聞く前に、ミガワリの声が飛んできた。

/ ゚、、 /「セックスピストルズで『アナーキー・イン・ザ・UK』をお願いするぜ」

/ ゚、。 /つ「コイツだ!
    つ   http://www.youtube.com/watch?v=xGLNdqyX4ZI 」

∩/ ゚、。 /「それじゃあ、いかせてもらうぜ!」

 ギターの音が倉庫内に響く。
 ミガワリ氏が立ち上がり、つま先でリズムをとる音が聞こえた。
 前奏が終わると同時に、ミガワリ氏が口を開いた。


/ ゚、。 /「はっきり言って、『駄作』だと感じたぜ。
 ((⊂    普段なら間違いなく最後まで読んでいない作品だなァー。
        そもそも開いてたかどうかすら怪しいぜ! スレタイがくせえのは好きじゃあないんでな」


241名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:28:36 ID:iPs.412w0

/ ゚、。#/「まずはじめに、一レス目の意味が完全に不明で驚いたぜ、クソッタレー!」

(;´・ω・`)「あっ! それまとめさんのミス! あれ話と関係ない!」

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

      1 :名も無きAAのようです:2012/03/22(木) 17:18:07 ID:8EOsmnGwO
      (´・ω・`)「やあ、ようこそ」

      (´・ω・`)「唐突で悪いが、君たちアニメは好きかな?」

      (´・ω・`)「一枚のガラスを隔てた先に広がる、幻想」

      (´・ω・`)「それが、どれだけ己に至福の時を与えるか、僕は知っている。
            ……おそらく、『彼』も同じだろう」

      (´・ω・`)「これは、そんな画面の向こうの世界に魅せられた、ある男のお話だ」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

/ ゚、。 /⊃))「ログで読んだからよ。まとめさんは関係ねえな」

/ ゚、。 /「個人的な嗜好なんだがよ、できるかぎり作品はログで読みてーんだよ。
 ∩    読者レスがあるからな。そして、読者レスがあったほうがおもしれー」

/ ゚、、 /「『一枚のガラスを隔てた先に広がる、幻想』と言わせて、
       内容のさわり――誤用でも正しいのでも変わりやしねーな――を聞かせてるんだろうが、
       どうせすぐにわかることだし、必要ないと思うぜ」

/ ゚、。 /┘「むしろこの一レスを読んで『この話はおれには合わねーな。スレを閉じるぜ』となる人間が、
        確実にいるだろうからするだけ損だぜ。なくても読む奴は次のレスを待ってくれるからよー」

( ´∀`)「ふむふむ」


243名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:30:53 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「この作品は、設定だけ切り抜けばそう悪くない――良くもないが――物語だ。
       過去に執着する父親と、それをたしなめる母親。そして『画面の中にだけ生きる少女』」

/ ゚、。 /┘「ギャグテイストで進行していくのがマジに残念だがよー、良い材料が揃ってると思うぜ。
└       テーマも『喪失と再生』という昔から広く受け入れられているもんだしよォー」

/ ゚、。 /「となると、その他大勢との差は内容でつくわけだな。
Σ⊂    展開・キャラクター・文章などよー、たくさん要素があるわけだが、
       この作品には特別優れたものはまったく見受けられねーぜ、ガッデム!」

(‘_L’)(やはりキレのいい語り口だ。ボスミガワリはこうでなくては)

( ´∀`)(ガッデム!)

/ ゚、。 /「本編の流れをおいつつ、適宜文章を挟んでいくぜ」

/ ゚、。 /「《手記》で物語が始まる。
      《クールとのやり取り(ビデオの没収)》などで日常が描写されていき、
      会社で《『お前、最近ツンって子に夢中なんだな?』》と聞かれる」

/ ゚、。 /「ひとまずここで切る。分類がしにくいったらありゃしねーな、この話はよー。
       まだ全体の四分の一程度らしいが、そもそも無駄な描写が多すぎだろクソッタレー!」


244名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:33:01 ID:iPs.412w0

( ´∀`)「ふむ、確かに描写する所が多すぎる」

/ ゚、。 /「まあ、それは後に置いておいて疑問を挙げていくぜー」

(´・ω・`)「ミスター・『M』。疑問はいま、それともあと、どちらで受け答えすれば?」

「ミガワリ氏の意見が終わってから、お願いします」

/ ゚、。 /「作中から引用していくぜ」

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

   9 :名も無きAAのようです :2012/03/22(木) 17:34:19 ID:8EOsmnGwO

    僕が頭を上げ彼女を見ると、
    彼女は、テーブルの上に高々と積み上げられたビデオテープを見ていた。
    天井に達しそうな高さで、テープの上を隈無く占領している。

    本数にして、二、三百はありそうだ。
    そんな事はどうでもよかった。
    それらを見た瞬間、僕は固まった。

    ――待て、それは、そのビデオテープは

   川 ゚ -゚)「よくまあこんなに集めたな」

   (;^ω^)「マイコレクション!! いつの間に!!」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

/ ゚、。 /「これよ、クールはブーンが過去にビデオを回しているのを知っているんじゃあねえの?
      12レス目でもそうだ。なんだこりゃあ?」


245名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:35:10 ID:iPs.412w0

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

   12 :名も無きAAのようです :2012/03/22(木) 17:39:57 ID:8EOsmnGwO
 
    結局、全てのテープが黒いゴミ袋の中に詰め込まれた。
    僕の制止空しく、クールは十分で作業を終わらせた。
    速い、速すぎる。

    僕は、七つのゴミ袋に詰め込まれたビデオテープに飛びついた。
    勝手に開けたら殺すと言われたので開けないが、抱きついて頬ずりはした。

    テープは、言わば娘だ。
    手放してはならない。絶対にだ。

   ( ;ω;)「ツンちゃん、おとーさんは離さないお!」

   川 ゚ -゚)「ほう、ビデオが娘になったのか」

   ( ^ω^)「寧ろ愛人」

   ( #)ω;)「ひどいお!!」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

/ ゚、。 /「接合性が怪しい場面が腐るほどある。
       プロットは立てたか? これじゃあ、前半部を書き終えてから新しく……」

/ ゚、。 /「『実は、ビデオは過去の娘だったんだよ!』」


(;‘_L’)「な、なんだってー!!」(´∀`;/ ゚、。;/


/ ゚、。 /「と、設定を思いつき、
       後半部を書いたかのような不自然さじゃあねーか!」


247名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:37:24 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「ツンが過去に死んだ娘なのならば、クールはもっと違う反応をするんじゃあねえの?」
       何度も何度も同じ事を繰り返しているんだよな?」

 ここで少しの間を置き、ミガワリ氏は表情を歪めた。
 大仰に両手を広げ、おかしくてたまらないといった顔であざけった。

((└/ ^、。 /┘))「オー・マイ・ゴッド!!」

((―/ ^、。 /―))「馬鹿騒ぎしてる場合じゃあねーぞ!!」

((┌/ ^、。 /┐))「過去のビデオの状況に合わせて会話するとか完全に危ない人間だぜェー!!」

(´・ω・`)「……」

/ ´、、 /「ム゛! ン! ンン゛ン゛!」
  o

( ‘_L’) ?

( ´∀`) ?

(´・ω・`) ?



 ミガワリ氏が喉を鳴らした後、両腕を上げたかと思うと体を左右に捻る。
 そして発声の確認をしてから、口角を緩め、イツワリ氏に見せつけるように演じ始めた。


ヾ/ ゚、。*/ノ「『ξ゚⊿゚)ξは画面の世界の住人のようです』はじまるよー!!」

(;‘_L’) !?

(;´∀`) !?


248名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:39:27 ID:iPs.412w0

σ/ ^ω。*/「ぼくはブーン。毎日ビデオを見ているお。今日ものどちんこまで見えたお。興奮しますぅ」

v/ ^、。川v「わたしはクール。そんなブーンを殴る蹴るするぞ。だって、言うこと聞かないからね」

/#)ω(#/「わぁ。しまったぁ。禁止されてるのに見つかっちゃったぁ。前が見えないぃ」

/ ^、。川”>「しょうがないにゃあ……月に一本だけならいいよ」

へ/*^ω。 /へ「ありがとうございますぅ。どーもどーもぉ。納得したふりして隠れて見てやるぅ」

/ ^、。川「おかずは小籠包にしました」

└/ ;ω; /┘「ヒエ~ッwwwwwwwwwwwwwww」

q/ ^ω。 /p「今日はクーが家にいないお! ビデオみまくるお!」

/ ^、。川「帰ってきたよ。おかずは小籠包にしました」

└/ ;ω; /┘「ヒエ~ッwwwwwwwwwwwwwww」

/ ^、。川「クッソどうでも良いシーンが続くよ」

└/ ;ω; /┘「ヒエ~ッwwwwwwwwwwwwwww」

/ ^、。#川「そんなにビデオを見ないでよ! わたしも見てよ! 別れるわよ!」

( ( / ;ω; / ) )「やだぁやだぁ。ビデオ見たいお」

m9/ ^、。#川「いくらビデオを見ても娘は帰ってこないんだぞ!」

/ ´ω、 /「でもぉ、見るなと言われたらぼくはもうおしまいだよぉ。ふぇぇぉ……」

/ ^、。川「わたしに子供ができたから、いいじゃん?」

/ ^ω^ /「それは本当か!? やったぜ。ビデオなんかいらんかったんや!!」
  つ ------======≡≡≡≡≡≡[ビデオ] シュッ!


249名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:41:37 ID:iPs.412w0

ヾ/ ゚、。*/ノ「おしまい!」

(´・ω・`)「……」

::/ ^、 /::「な、なんだこりゃー! マジかよ!! すっげーヤクでもキメてんのか!?
       今までのビデオへの執着はなんだったんだよ! ただのかまってちゃんってレベルじゃねーぞ!
       とっくに精神がブッ壊れているんじゃあねえのか! 早く病院へと連れて行こうぜ!!」

/ ^、。#/「これだけ物分かりが良い奴だったらここまで苦労してねえだろ!
       キャラクターを自分の都合よく動かすにしても、もっと違和感なくやれよ!」

/ ゚、。#/「まったくよー……」

/ ^、 /「ふふふふ、いっひひい、いひひひひ」

/ ^、。 /「あーっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっあああああああああああ」

/ ^、 /「ふふふふふふふ、いひひひひひひいい」


「ミガワリ氏、先程から粗相が過ぎます。ボスとして品格ある振る舞いをお願いできますか?」

:/ ^、 /:「イヒッ、いや、すまねー笑いすぎた! つい、な!! ハハハ!」

/ ^、。 /「今落ち着くからよ、フフッ……」

/ 、 /「ハァ……ハァー……、……ふっ……」

::/ 、 /::「ふっ、ふふ、ふふっ……」

/ 、 /「……」

/ 、 */「ふっふふふふ……」

/ ^、 /「ふふふふふふふ、いひひひひひひいい」

/ ^、。 /「あーっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっあああああああああああ」

/ ;、、* /「フヒヒヒイヒイヒヒヒヒヒヒヒヒイヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」


250ウィーヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!! [ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!] :2013/06/30(日) 20:43:09 ID:iPs.412w0

b401_re.jpg


252名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:44:44 ID:iPs.412w0


 再び、狂ったように笑い始めたミガワリ氏――大口を開けて、目尻に涙を浮かべ、
 腰を折って円卓に片手をつき、もう片方の手は腹に当てている――を見ても、
 イツワリ氏は何の反応も浮かべなかった。ただただじいっと彼の狂騒を眺めている。

/ ;、、* /「イーッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ…………ヒッヒッヒッヒ」

/ ;、、* /「ヒッヒ! ヒッ! ……ゲエッホ! ゲホッゲホッ!!」

::/ ;、、* /::「ゲエーッホゲホゲホ!! ホゲゲゲホホゲー!」

ヾ/ ;、、* /ノ「ホゲエエエエエエエ!! ゲホゲホゲエエエエエエ!!」

( ( ヾ/ ;、、* /ノ ) )「ホンギャーwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

(;‘_L’)

(;´∀`)

/ ;、、* /「……ゲヘヘヘッ……あー笑った笑った……。ようやく落ち着いたぜ」

(´-ω-`)「本題を、どうぞ」

/ ゚、。 /σ「あいよ!
    σ    引き続き、作中から引用だ!」


253名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:46:46 ID:iPs.412w0

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

   47 :名も無きAAのようです :2012/03/22(木) 19:18:42 ID:8EOsmnGwO

   (`∠´)「お前、最近ツンって子に夢中なんだな?」

   ( ^ω^)「あ、それは」

   (`∠´)「アニメに夢中になるのはいいが、程々にしないと仕事に支障を来すぞ」

   ( ^ω^)

   (`∠´)「アニメが原因で嫁と喧嘩する気持ちもわからなくはないが、な」

   ( ^ω^)

   ( ^ω^)

   ( ;゚ω゚)「え?」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

/ ゚、。 /「会社でこう言われているがよ、これほど親馬鹿なら、
       会社の人間に娘の自慢をしまくっているじゃねーの?
       『レイだお可愛いお。あだなはツンだお。これはビデオだお。うへへへへお』みてーなよ。
       会社の人間にまったく話していないのは不自然だろ。設定のミスが感じられるぜ」

(‘_L’)(どうやら私の言うところは先に取られてしまったようだな)

( ´∀`)「ふーむ……」


254名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:48:48 ID:iPs.412w0

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

   131 :名も無きAAのようです :2012/03/23(金) 19:58:29 ID:K2gJjNsYO

    伊予がオフィスを出て行くのを見届ける前に、耳を
    受話器にぴったりと押しつけ、受話音量を最大限に上げた。
    そのせいか、鼻息が荒いのがばれて、開口一番に罵られた。


     『ちょ……キモいんだけど』

   ( *^ω^)「どうしたお! なにかあったのかお!?」

    娘の通う中学校は、今日は創立記念日と聞かされていた。
    だから、彼女が電話をかけてくる事に違和感は抱かなかった。

    罵倒を天使の囁きのように受け止め、高鳴る胸の鼓動を押さえようともせずに先を促した。
    それも、室内に残っているOL達など気にも留めず、大声で。
    僕が大の親バカだと言うことは皆が知っている事実のため、気にする必要がないのだ。

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

/ ゚、。 /「131レス目。会社に電話がかかってくるシーンだ。この地の文をよおく読んで欲しい。
       『会社にかかってきている電話で、みんな親バカと知っている。』こういう描写だ。
       なので、47レス目で『お前、最近ツンって子に夢中なんだな?』のセリフはおかしいよな」


255名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:51:06 ID:iPs.412w0

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

   137 :名も無きAAのようです :2012/03/23(金) 20:08:42 ID:K2gJjNsYO

    (中略)

    立ち上がってデスクから上体を乗り出しては、脂汗に頬を伝わせながら口を切ってきた。

   (;`∠´)「お、お前の娘の名前、ツン?って言うのか?」

   ( ^ω^)「あ、ツンってのは『ツンツンしてる』ってところから
         僕がつけた愛称ですお。本当はレイって言いますお」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

/ ゚、。 /「まだ前半について言及してるが、後半からの引用が続くな。
       『カレシが出来た』と告げられて早退しようとした際の会話だなァー。やはりおかしいよな」

(´・ω・`)(これは僕のミスなのか…? 読解ミスなのか…? わからない…が、静聴していよう)

/ ゚、。 /「これは典型的な矛盾だな。致命的なエラーだ」

/ ゚、。 /「だがよー! ひとつだけつじつまが合う解釈があるぜ!
       会社の面々が『四年前に亡くなった部下の娘の名前なんざ、いちいち覚えてねーわ』となることだ!
       ひっでー野郎だな、クソッタレ! そういうことならそういうことでいいんだがよー」

(‘_L’)”

( ´∀`)ポリポリ

 ミガワリ氏の言葉にこんくり氏が頷き、デミそこ氏が頬をかくのをあなたは見た。


256名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:53:07 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「んでよ、続いての展開だ」

/ ゚、。 /「《クール、しぃと食事》からの《クールの帰宅。ブーンがビデオを見ている》。
       《翌朝、ブーン出社。伊予と伊藤の恋》を描写して、
       《『雨は嫌な記憶までをも呼び起こすものだ。恐らく、クールも一緒だ。』》となって《帰宅》だ」

 平坦な口調だったミガワリ氏が言い終え、数拍。
 あらん限りの怒気を込めた声が彼の口から飛び出した。

\/ ゚、。#//「ホゲー!」

( ´∀`)(ほげー)

(‘_L’)(ほげー)

(´・ω・`)「……」

/ ゚、。#/「ふざけんなクソッタレー! なんだこりゃー!
       上記三行の一連の展開は、全て不要な展開だぜー! なくても物語にまったく問題ねーぞ!
       登場したキャラクターもこれ以降に登場しねーしよー!
       キャラクターを使い捨てにしすぎだろ!」

/ ゚、。#/「なんということでしょう。
       決して読みやすいとは言えない文章で綴られるのは、驚くほど退屈な展開。
       場面もほとんど会社。焦点も夫婦だけ。その割にピントがズレている。さすがに飽きるわ」

/ ゚、。#/「会話文にもそこそこの量の地の文が挟まれてテンポも悪いしよー。
       作中でブーンが『小籠包』に飽きを感じているように、
       我々読者も新しい味がないと飽きを感じるぜ。さっさと新しい味を影響してくれやー!」

(´・ω・`)(合ってる…とも、間違ってるとも言えない、
        人によって捉え方がかわる書き方だった。あとで触れておこう)


257名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:55:07 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「続きを」

/ ゚、。 /「《クール『悲しみは早く私のもとからどこかへ吹き飛ばされてほしい。』》となって、
       《休日、ブーン犬の散歩》となって、
       言い争いの果てに《『いくらビデオを観ようが、ツンは生き返らないんだぞ!』》」

/ ゚、。 /「ここでようやく物語が動くぜ。ようやくだ!
       実に、長かった。あまりにも、長すぎたぜー!」

/ ;、; /「しかし、終わった。やっと終わってくれた。
       さぁ、作品の山がやってくる。停滞の結末はもう、すぐそこにある」

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

   121 :名も無きAAのようです :2012/03/23(金) 19:39:46 ID:K2gJjNsYO
 
    (中略)

   川 ゚ -゚)「……君がそれらのビデオを観たがる気持ちは、よくわかる」

   川 ゚ -゚)「観ていて癒されるのも、活力を分けてもらえるというのもわかる」

   川 ゚ -゚)「寧ろ、もっと観ててくれても構わない。ビデオを観るだけ、なら」

   川  - )「でもな……」

   川  - )「いくらビデオを観ようが、ツンは生き返らないんだぞ!」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻


258名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:57:12 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「そう。ここだ」

/ ゚、。 /「前半部のすべてに意味を持たせる瞬間なんだがよォー、
       同時に接合性の違和感をバリバリに抱いてしまったぜ。
       最初の方で言った事あたりが顕著だな」

/ ゚、。 /「伏線は、『雨についてどう思うか』程度にしかねーしよー、
       会話などでも伏線をはっていて欲しかったぜ。
       つまり、話が性急過ぎる。最低限のストーリー入れてみました感が半端じゃあねー!」

(´・ω・`)「ばかな……伏線は張りまくっておいたはず……」

 イツワリ氏の小さな声があなたに届いた。意図せず出てしまった、そういう呟きだった。
 あなたが視線を向けると、彼は気を取り直して口に握りこぶしをあてて咳払いをする。
 どうやらイツワリ氏が反論をしないという選択肢はなさそうだ、とあなたは理解した。

(;´^ω^)「続きを。思っていたよりも興味深い」

( ´∀`)(『思っていたよりも』)


259名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 20:59:13 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /σ 「無駄な展開に『思わせて』、
         ちょっとした伏線を解決したり貼ったりとかっていうのもねーしな。
         無駄なだけの展開――会社や夫婦など、日常の描写――は腐るほどあんのによー」

∟/ ゚、。 /「更に、ギャグ調の展開やってるんだから、不意にシリアスにされても盛り上がらねーぞ」

/ ゚、。 /「『悪い意味での急展開』のお手本みてーだな。
  ⊃⊃)) 『軽くない地の文を並べて、ただただ平坦に話を進めて、
       いつの間にかクライマックスになっている。』。読者はぽかんとする他無いぜ」

/ ゚、。 /「徐々に不穏な感じになっていき、来るべきその瞬間に、ドンと落とす。
       そういう盛り上がりを用意しておくべきだろうがよー、いわゆる王道展開ってやつか?」

m9/ ゚、。 /9m「余談ではあるがよ、そこの老人が書いている
          『(´・_ゝ・`)デミタスはまぁそこそこ能力を使ってるようです』は急展開の部分がすげー上手だぜ。
          『盛り上がる』急展開の連続で物語を転がしていっているからよー。
          参考にしてはどうだ? コツをつかめたら、ぜひお教え願いてーもんだな」

( ´∀`)>)) 「退屈させない、を意識して書いてるからね」

 ミガワリが視線を移すと、デミそこはすぐに言葉を返した。

/ ゚、。 /「ここから物語は終わりに向かう。ラストまで一気に言及すんぜ」


260名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:01:15 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「《過去回想》がはじまり、《ブーン会社にて、ツンから電話「カレシ呼んだから」》で怒り、
      《事故の電話》から慌てて《病院到着》して《ツンが死亡》する。
      んでよ、《現代に戻ってクールの妊娠が発覚》すると《ブーンが大喜び》だ。
      《十五年が経過して再び手記》があり、最後は《デレとの日常》が描写される」

/ ゚、。 /「これで物語が終わる。どうやらハッピーエンドとされているみてーだな。
      天国の娘は勝手に抱腹絶倒してるしよー。
      笑いどころが一切わからねーから頬が緩むはずもなく真顔で読み終えたわ」

(´・ω・`)(レイ笑わせたっけ)

/ ゚、。 /「今更なんだがよー、『レイ』と名付けた意味がわかんねーな。
   ∩   はじめから『ツン』でいいんじゃあないのか。作中では大部分ツンなのに、
       回想や時々地の文でレイと出てくるのでそのたびに違和感が生じる。統一すべきだろうがよ」

/ ゚、。 /「全体的な感想は、興味を惹かれない典型的な物語だったぜー。
       物語を活かせる要素はまだいくつか残ってると思うんだがよ、それは使わねーのか?」

/ ゚、。 /「例えばよー、レイが死亡したという事実をもっと早くに持ってきて、
       以降は決着のつけかたを模索する展開にするとかよ。
       そっちのが『喪失と再生』を描くのによかったんじゃあねーか?」

/ ゚、。 /「しかも、これだけ大きなこととして娘の死が書かれているのに、
       レイの死を乗り越えるために触れられているのはレス164前半のクールの言葉だけだ」

 あなたはミガワリ氏の言う、『ξ゚⊿゚)ξは画面の世界の住人のようです』の
 164レス目の前半をすぐに脳裏に思い浮かべた。

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

      川 ゚ -゚)「いつまでも、過去の悲しみを引きずっているようでは、
           産まれてくる子供に迷惑がかかる。更なる悲しみが生まれる」

      川  - )「……だからこそ、執着心が取り払えないようなら――」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻


262名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:03:24 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「ブーンはすぐに、レイのことはもう吹っ切れているように見える。
       今までビデオ見てたのはクールに構ってほしかっただけなんじゃねーの?」

/ ゚、。 /「これだけ『悲しみに半分浸かった日常(=読者にとって退屈な場面)』を
       延々と描写し続けているのに、決着が早すぎる。拍子抜けしたぜ。
       『新しい子供ができた』→『大喜び』→『ハッピーエンド』。……あーん?」

/ ゚、。#/「んだよォオオォオオオーーッ。それって納得いくかァ~~~、おい?
       オレはぜーんぜん納得いかねえ……。なめてんのかァーーーッ、このオレをッ!」

/ ゚、。#/「ムカつくぜクソッタレー! もう一回小芝居やってやろうかコラァ!
       回想前の激昂はなんだったんだよ! あっさりしすぎじゃねーの?
       大喜びの前によー、せめてもう少しの間が必要だろ!
       クーもあっさり受け入れるし! ご都合主義の極致だな! キャラが作者の傀儡にもほどがある!」

( ´∀`)「たしかに、そこはワシも、気になったのー」

/ ゚、。#/「絶対レイは天国で抱腹絶倒してねーぞ!
       続編をレイがデレを呪うホラー展開で作れそうだなァー!!」

(‘_L’)「ふふっ……おっと、失敬」

(´・ω・`)(これもリアルタイムで触れられたな……
        あ、この人リアルタイムのもので読んでたんだっけ)


263名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:05:26 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「事故関連についても掘り下げられたよなァー」

/ ゚、。 /「父親は大好きな娘が死んでしまった原因である、
       彼氏や運転者に何も言わなかったのか?
       どのような状況で事故が起きたのか、運転者はどのような状態だったのか。
       詳しく調べなかったのか?」

/ ゚、。 /「娘が大好きな父親として、ここまで描写し続けているのだからよー、
       逃げたレイの彼氏に怒鳴りこみに行って、
       悶着を起こして警察沙汰にくらいなりそうなもんだが」

( ´∀`)「うむ」

/ ゚、。 /「悲しみの矛先を彼氏にすべて向けても良いなァー、
       それに苦しんだ彼氏が自殺をするなどすれば、もっともっと物語は展開するぜー!」

((∩/ ゚、。 /「悲しみや苦悩が深くなればなるほど、
         『喪失と再生』を成し遂げたときのカタルシスは大きく得られるんだからよー。
         『なんだかんだあったけど、わたしたちは元気です』と
         曖昧に全てを放り投げるのは勘弁してくれやー!」

( ´∀`)(やー)

(‘_L’)「彼氏に詰め寄るシーンくらいあっても損はなかった、私もそう考えた」

(´・ω・`)「……カットしないほうが、よかったのか」


264名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:07:34 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「ブーンが成長した描写も一切なかったのも気になるぜー。
       親馬鹿なのは変わってねーしよー、このままでは同じことを繰り返しかねねー!
       それはそれでまたホラーくせーな! ホント無限ループは地獄だぜ! フゥハハハーハァー!」

(´・ω・`)(え……そこ気になりますか……)

/ ゚、。 /「個人的にこの物語にオチをつけるならよー、
       デレが彼氏を連れてきた場面を入れ、こころよく迎える言葉で物語を終わらせるぜ。
       オチとしても綺麗なものだし、ブーンが『父親』として成長したことも表現できるだろ?」

( ´∀`)「思えば、『彼氏』に顔文字がつかなかったのも不自然だったの。
      冒頭のナレーションですらしょぼくれた顔あったのに」

/ ゚、。 /「娘大好きな父親らしい『お前に娘はやらん!』という発言のほうがブーンには似合うか?
       作品の批評に直接は関係ないがよー、再び、
       彼氏を無意味につっぱねるような終わり方だけは最低なものだってことだけ教えておくぜ」

( ´∀`)「うむうむ」

(‘_L’)「うむ」


265名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:09:38 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「あとよー、全体を通して思ったんだが、語彙が豊富だな。
       しかしよ、『上手だが、魅力がない』というのが率直な印象だぜ」

/ ゚、。 /「詩的な文章を『キメ』に使って滑っている印象が強く残っているがよ、
       そんなものは不要だ不要。捨てちまえ!
       わかりやすい文章だけで十分伝わるぜ!」

 それから、ミガワリ氏は溜めを作った。
 幾度と無く飛び出した激昂かと思われたが、彼はいつになく真剣な表情をしていた。
 ゆっくりと全員――デミそこ氏、こんくり氏、イツワリ氏、あなた――を見渡し、口を開いた。

/ ゚、。 /「作者が悦に入っている、文学的を気取った表現作法は、
       ほとんどの読者に伝わっていないのが真実だぜ。
       そんなものは、ほとんどの読者にとって煩わしいだけだ」

( ´∀`)

(‘_L’)

 デミそこ氏が頷き、こんくり氏が机を軽く指で叩いた。それとなく同意を告げたのだ。
 それを見たイツワリ氏は目を閉じて重々しく呟いた。

(´-ω-`)「……書式、変えますか……」


266名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:11:51 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /σ「これは、漢字も同じだ!
        『将又』は『はたまた』。『漸く』は『ようやく』。『発条』も『ゼンマイ』と書けばよろしい。
        変換できる漢字はすべて変換してんのか? あーん? へいへい、中学二年生かよ」

/ ゚、。 /「活字の景観などは二の次で、『読みやすさ』を第一に持ってくるべきだぜ。
⊂      読者は小学生を想定するのが良いと聞いたことがあるからよー、一定の目安にしてくれや!」

/ ゚、。 /「はじめから、『このネット小説を読み通そう!』と覚悟を持って読み始める
       読者なんざ存在しねーからな。まずは読まれないと話になんねー! 面白さはそこからだ!」

/ ゚、。 /「反面よ、そうやって文章を固くしてるくせに、
       『マイ・エンジェル』とか『首をぶるんぶるん』とかあるのは違和感しか覚えねー。
       今度は活字の景観や地の文の印象を悪くしすぎだぜ。
       固くなら固く、柔らかくなら柔らかく。どちらかに寄せようぜェー」

( ´∀`)「これは、自分もぐざりとくるの」

(´・ω・`)「……」


267名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:14:01 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「地の文に反して、会話や展開はギャグ寄りってのもアンバランスだしよォー。
       変な言葉だが『中途半端ゆえのアンバランスさ』を感じる。
       『どっちつかず故に生じた違和感』とも言えるかな」

/ ゚、。 /「まあ、間違いねーのは文章表現をもう少しやわらかくしようぜってこった」

/ ゚、。 /「以上だぜ。以降も精力的に作品を発表し続けてもらいてーな」

「ありがとうございました、ミガワリ氏!」

(´・ω・`)「ありがとう、ミスター・ミガワリ」

( ´∀`)~3 「やはり、ミガワリさんの話っぷりはきいてて楽しいのー」

(‘_L-)「ボスミガワリのキレのある表現には脱帽だよ」

 拍手と共に各ボスがミガワリ氏へと一言ずつ添えた。
 しばらくして、イツワリが難しい顔でぽつりと言葉をこぼした。

(´・ω・`)「今の私の地の文小説を全部根本からひっくり返されたような……煮え切らない気持ち……」

/ ゚、。 /「対象年齢ってのもあるかもしんねーな。ミステリならある程度高いだろうしよ」

( ´∀`)「そうだの。サスペンスならむずかしい漢字つかって大人向けの雰囲気を演出したいものね」

(´・ω・`)「『偽りの香り』→『偽りの根城』で、書式はひっくり返された。
      今回の起爆剤がミスター・ミガワリに過ぎなかった…となるだけでしょう。
      あとでミスター・デミソコの三倍以上の質問があるので、感謝はそのあとにする」


268名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:16:08 ID:iPs.412w0

(‘_L’)「さて、私の批評文を出していこうか」

「ええ、お願いします、こんくり氏。
 このボス批評会最終夜の、最後の批評に相応しい批評を期待しています!」

(´・ω・`)

/ ゚、。 /

( ´∀`)

 否が応にも、期待感が高まった。

 冷静な視点で物語を分析し、良い点を悪い点をしっかりと伝え、
 なおかつ要点だけを短くまとめるこんくり氏の批評は、
 受け手を次の段階へ進ませる足掛けになるのは間違いない。


269名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:18:08 ID:iPs.412w0

(‘_L-)「まず、取りとめて言うことのない作品、という感想を抱いたな。
     ボスイツワリの言う通り、評判はさしてよくはないのでないのだろうな、と思った」

/ ゚、。 /(そのくせ、「超えられない」と本人は言ってるのだからなー。奇妙だぜー)

( ´∀`)(よけいなことは言いなさんな)

(‘_L’)「誤字脱字、こちらはないわけではないが、気にするほどでもないだろう。
     ようやく、むしろ、などを漢字で表記し、読む手を止めることに関しては少し苦言を呈そう。
     例えば『馘首』など、他の文章全体からいくらか浮いている熟語がある。
     これらは正直なところ、読者としておいてけぼりを感じる部分である」

(‘_L’)「『自分はこういう漢字を普通に使っていますけど、読めませんか、そうですか』。
     ボスイツワリのそういったスタンスが透けて見えるようで、私としては眉をひそめた」

(‘_L’)「ブーン系小説は普通の小説とは異なるものだ。
     読者層も、普段書籍を手にする者が少ないのではないか。
     その中で、このいくらか読みづらい表記はただひたすらに不親切であると私は考えた」


270名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:20:13 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「ほう。続きを」

(‘_L’)σ「して、中身の話に移ろう。
      物語の展開を改めて組み直すと以下の通りとなる」

( ‘_L) 「その1「現在、手記をしたためる誰かの視点」
          「ツンという少女の映ったビデオを禁止される」
          「今のブーンとクールの生活について」」

(‘_L’)「よくある、回顧する形での導入。ここは特に言うことはない。
     よくある展開の始まりなのだから、安定感はある。
     しかし、ありきたり、とでも言えばいいのだろうか。必ずしも読みたくなる、とは言い切れない」

(‘_L’) 「それに、ビデオという装置で、早速『画面の世界の住人』であるツンがどんな存在なのだろう?
     という疑問を抱かせるなら、もっとブーンを変態に描いてもよかったのではないか。
     夫婦の生活については、『なんとなく退屈』の一言に限る。惹かれる要素は、あまりない」


( ‘_L) 「その2「クールがビデオの件で揺れる」
          「ブーンはビデオへの執着を見せる」
          「クールは離婚をほのめかす」」

(‘_L’)「クールが『いつもならやらないこと』としてビアガーデンに行くのは分かりやすかった、
     と言いたいところだが……。
     微妙に上手いのか上手くないのか分かりづらい食事の描写がもったりとしており、
     私としては『そういうの邪魔』と言いたくなってしまう」


271名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:22:41 ID:iPs.412w0

(‘_L’)「そしてそこで、しぃが親友なのにも関わらず、
     子供の話を持ち出すというどことなく不自然な展開も見られる」

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

      69 :名も無きAAのようです:2012/03/22(木) 23:50:34 ID:8EOsmnGwO

      (*゚ー゚)「そういや、クー子供もってないよね」

      川 ゚ -゚)「まあ」

       急に話題が変わるのも、昔はよくあった。
       あまり人と会話しない私は、話題の転換に過剰に反応する節がある。

       しかし、よりにもよってワードが子供、か。
       今、一番聞きたくない言葉だ。
       焦燥を感じていない訳ではないので、聞くだけで不愉快だ。

      (*゚ー゚)「まだまだ子供つくれるでしょ」

      川 ゚ -゚)「つくる気がしないだけで」

       強ち間違いじゃなかった。
       欲しいと思う気持ちと産みたいと思う気持ちは別なのだ。

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻
 _,
(‘_L’)「後々娘を亡くしていることが分かると、読者は、
     果たしてしぃは本当にクールの親友なのだろうか、と疑問に思うことだろう」


(‘_L’)「ブーンがビデオに見せる執着、ブーンの変態ちっくな言動、ここは展開上大事であると分かる。
     意識を『ツンとは二次元嫁に近い恋人』という風に持っていくという試みは、
     まあ、成功していると言える」

(‘_L’)「そこでビデオの中身がしょうもないものだとミスリードさせることで、
     クールの離婚をほのめかす部分が際立っていたな」

(´・ω・`)(ミスター・コンクリだけだった、このことに言及してくれたのは。
        これは、いったいなにを表すのか……)


272名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:24:43 ID:iPs.412w0

( ‘_L)「その3「ビデオの中身について」
          「過去の話、ツンという娘の死」
          「新たな生命を宿したクール」
          「そして現在」」

(‘_L’)「ビデオの中身について読者はここで初めて知ることになる。
     今までの、必要だか必要でないんだか分かりづらい生活描写が、やっと活きてくる。
     そして過去の話、娘の死。これは読者に衝撃を与える展開であろう。
     娘への想いを回想するシーン。これは涙を誘う要素としては、及第点である」

(‘_L’)「そうして過去に縛られている自分たちを責める彼ら自身に、朗報。
     新たな生命がぱんぱかぱーんである。いや、なるほど、これはいい話だ。いい話だった」

(‘_L’)「視点や場面の転換で記号をきちんと使っており、
     その点での読みやすさはあった。それはプラスである」

(´・ω・`)(僕の一番の懸念は、成功していたか)

/ ゚、。 /(ふむ……)

 イツワリ氏が小さく漏らし、安心した様子にミガワリ氏が反応した。

(‘_L’)「と、いうのが甘い目線で読んだ場合の意見だ」

(´・ω・`)

(´・ω・`)(あれ?)

((/ ゚、。 /))(読み取ってくれるかなー? わっかるかなー? わっかんねーだろうなー、的な心配かしらん。
        うーん、この感じ! 第二夜を振り返りたい気分! 意図が伝わらないのは本当に地獄だぜ)

( ´∀`)(甘い、か)

 こんくり氏が言い放ち、デミそこ氏が反応する。
 あなたはイツワリ氏、ミガワリ氏、デミそこ氏の三人が深く考えているのに気がつく。
 胸中こそ読み取れはしないが、各々、思うところがあるようだ。


273名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:26:45 ID:iPs.412w0

(-_L-)「正直に言おう。全部薄口だ。
     キャラの多さ、イベントの数が、本筋に関係なく多いからだ。
     そして本来そこまで脂ぎった料理ではない『小龍包』はしつこい。
     これでは感情の振れ幅が小さなまま、ほどほどで物語が終わってしまう」

(´・ω・`)(小籠包の評判はいまいちだったようだ……)

/ ^、。 /(小籠包に物語をたとえているんだぜ)

( ´∀`)「やはり、そこに触れるよね。みなさん」

(‘_L’)「例えば、伊予の恋愛事情である。
     これは、物語の最後に結婚した伊予と伊藤でも出せば無駄でなかったと言えるのに、
     結局ただの舞台装置――しかも使い捨て――で終わっている」

(‘_L’)「実にもったいないところだ」

(‘_L’)「例えば、73レス目だ」

 あなたはすぐに思い出す。

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

      (*゚ー゚)「週末の日曜空いてる?」

       と別れ際に訊かれたが、首を横に振った。
       週末は大事な日なのだ、空けられる訳がない。
       しぃもそれを察したようで、それ以上は訊いてこなかった。

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

(‘_L’)「週末の日曜日――今週の日曜日と書くべきなのではと思ったが――。
     ツンの命日か何かであったのだろうが、
     私の見たところ完全なる未消化状態で物語が終わっている。
     もったいない。何がしたかったのか」

(´・ω・`)(それをにおわせる描写をした記憶があったけど、
        ギャップを狙ったのが逆ギャップになってしまった、ということか)

(´・ω・`)「どうやら……僕の伝えたかったことを、僕は自分で殺していたみたいだ」


274名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:28:49 ID:iPs.412w0

(‘_L’)「もうひとつ。指針の不明瞭さも薄口に拍車をかけている。
     言うまでもないだろう。ここまでで何度も言っている。
     それぞれの視点であっちゃこっちゃ行くわりに、結局ビデオに収束する物語」

(‘_L’)「これが『あれっ、結局ここまでの二人のやり取りは何か意味があったの?
     ビデオ取り上げた時点で話すればよくない?』と思わされてしまう」

(´・ω・`)「そこに帰結するのか……。反省会は日を跨ぐね」

(‘_L’)「ここまで言えば私の抱いた感想について説明はついただろう。
     『取り立てて言うほどのこともない物語』、それが私の見解だ」

(‘_L’)「以上」

「素晴らしい批評でした! こんくり氏!」

 三人から拍手が送られた。
 これが、批評を称える最後の拍手となるのだ。

 次はサブ批評に移ろうかとあなたは準備を始めたが、
 イツワリ氏が手を上げたのに気がついた。あなたは彼の発言を許可した。

(´・ω・`)「皆様、ありがとう。
        サブの前に、『一行批評』を頼みたいのですが、よろしいでしょうか?」


(‘_L’)「いち……」
 
( ´∀`)「行、」
 
/ ゚、。 /「批評?」


275名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:30:50 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「いかんせん、僕の気になっていたところに寄せられた指摘が少なかったものですから、
        さっくりでいいので、今から聞くことにさっくり答えてほしい、というものです。
        それとも、反論のフェイズでするべきでしょうか? ミスター・『M』」

「構いません。一行だけでよいのであれば、今消化しましょう。
 どうぞ、行なってください」


(´・ω・`)「ありがとう。まずひとつめ、これが一番の懸念であり、
        また焦点になるのかもしれないと思っていたことだが……本作品は読めばわかるように
        『叙述トリック』を本筋に据えている」


 『叙述トリック』。文章で読者に先入観を持たせ、ミスリードを誘うものだ。
 読者が積み上げてきた作品の印象を一変させる仕掛けであり、ミステリ小説でよく使用される。
 真実とは違うものを書いてしまうのは違反となるため、不自然を露わにしない手腕が試される。


(´・ω・`)「《叙述トリックの観点から見て、叙述トリックはどうだったか?》
        これが、まずひとつ目の質問。ミスター・ミガワリの『伏線不足』にも一枚噛む点です」


276名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:32:58 ID:iPs.412w0

((⊂/ ゚、。 /「『うまい』ではなく単純に、わかり辛い。
          というよりもあれほどビデオに執着することで伏線としていたのなら、
          もっとスマートにするべきかと思うぜ」

(´・ω・`)「スマート、とは?」

/ ゚、。 /σ「作品の根幹に関係のない無駄な描写を減らすことだな。
        例えば、ブーンのビデオについての思考に地の文をもっと割くなどだ。
        『あれは、あのビデオはあれはどうしても――』みたいなよ。陳腐かもしれねーがな、効果的だろ」

(´・ω・`)「無駄な描写を減らして、相対的にビデオに費やす描写の割合を増やす、と。ほう、ありがとう」

(‘_L’)「私としては、叙述トリックと取り立てて騒ぐほどのものは分かりづらく、ほぼ感じ取れなかったな。
     どこをどう叙述トリックとしたのかがわからない」

(´・ω・`)「『あれ、ツンって二次嫁じゃねーの!?』を狙って、
        いろいろ描写したのですが、できていなかった、と?」

/ ゚、。 /「できていた、と思うが、それを強調されすぎたせいで、後半との接合性が怪しい。
       怪しい部分は批評文章で言ったから、参照されたし」

(‘_L’)「二次嫁かもしれない、というところは『ああ、狙っているんだな』と感じたよ」

(´・ω・`)「狙っているのが、ばれた……ほう」

(‘_L’)「読んで最初の方で、ツンが娘でそのホームビデオなんだろうな、と直感したので、
     ミスリードは見え透いていた。といったところか」

(´・ω・`)「描写が不自然に多かったのでしょうか。今後の参考にさせていただきます」


277名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:35:05 ID:iPs.412w0

( ´∀`)>)) 「ワシゃ、最初から『今はもういない娘のビデオ』だとおもっとったのー」

(´・ω・`)「んん……? なにが原因でミスリードの誘いを見抜けたのでしょうか。
        不自然な描写? ツンのセリフ?」

( ´∀`)「1レス目で、ショボンが『アニメについてなんたら』と言っとったけど、
      それにしては、ビデオの内容があまりに『ホームな雰囲気』すぎるのねぇ」

(´・ω・`)「あ、そっちでしたか……これは盲点だったな」

( ´∀`)「ツンちゃん以外のキャラ、ぜんぜん出ないし、
      タイトルもまさにパパが娘のビデオにタイトルつけるなら、そうなるよねっていう感じじゃった」

(‘_L’)「私がミスリードを見抜いたのは、ボスデミそこの言った通りの点がひとつ。
     もうひとつは、『大体こういう話は自分の子供が出てくるものだろうな』という経験則だった」

(´・ω・`)「リアルの人生経験の不足……これだけは今の私には改善できませんね」

( ´∀`)>「いうならば、アニメとミスリードさせるには無理があるのう。
       ゾウを見せてキリンと思わせるくらいに」

/ ゚、、 /「それをうまく錯覚させるのが、作家の腕なんだろうなァー」

( ´∀`)「の、こういう話はよくあるものだからの。
      一捻りいれて人工知能とか会社がその人工知能開発所かなとか深読みしちったわい」

(´・ω・`)「次からはモモンガを見せてムササビを思わせる叙述トリックに挑戦してみせます」


279名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:37:11 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「次……というか次が最後の質問なのですけれども、よろしいですか?」

(‘_L’)「聞こうじゃないか」

(´・ω・`)「お三方全員から言われていることなのでまとめて質問することにしました。
        僕としてはベースを『日常』にして、
        明かされていく『人間ドラマ』を主軸に据えたつもりだったのですが……」

(´・ω・`)「《『日常』が強すぎるからだめだったのか、
        そもそも『日常』のなかに『人間ドラマ』を仕込んだのが間違いだったのか》?」

/ ゚、。 /「その問い対して答えるなら、全てが退屈だった。
       『正解、不正解』の判断は読者にはしかねるなァー」

( ´∀`)「その考えは極端だし、それもズレておるの」

(´・ω・`)「と、言うと?」

( ´~`)「日常は慌ただしいほうが面白いし、人間ドラマもあってしかるべきだとワシは思うよ」

(‘_L’)「日常が強かったからではない。日常が『下手』だったのだ。
     だから人間ドラマに入り込む前に退屈になってしまった」

(´・ω・`)「退屈……『日常』が仇になった。
        その上で『人間ドラマ』の起伏が平坦ぎみだった……二重苦。
        どたばたしていれば楽しい『日常』を平凡に『ほのぼの』に描いたせい、もある……のか」

/ ゚、。 /「そうだな。『悲しみに半分浸かった日常描写』が退屈だった。
       後半にすべてを取り返すほどその要素が活かされもしねーから、
       総括すると『退屈』になるんだなァー」

(´・ω・`)(盛り返しは自分の中ではよかったほうだと思っていたが……
        退屈、が足を引っ張ったのか、それとも……むむ)


280名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:39:12 ID:iPs.412w0

(‘_L’)「ベースがちゃんとしていなければ、
     『日常』が下手であれば、味付けをいかに頑張っても退屈なのだよ」

( ´∀`)σ「目分量あやまっちゃった印象だの。
       方向性はわるくないけど、具材入れすぎ、隠し味が隠れてない。そんな感じだの」

(´・ω・`)「あとは個人に質問するので……お付き合い、感謝します」

 有意義な意見交換が長く続いたことに、あなたは羨ましさを覚えていた。
 『自分の作品についてこれだけ率直な改善点を言ってくれる環境』……
 そんなものは、この街の他の場所では、どこにも存在していないのだ。


「それでは【サブ批評作】についての批評を始めましょう!
 確か、各々、対象とした作品が違いましたね?」

(‘_L’)「先に、サブ批評作の方は私は用意することができなかったことを詫びておこう。
     申し訳ない」

/ ゚、。 /「おれも、大したのはねーな。マジに数行だぜ。指摘点もたったひとつだ」

「それでは、ミガワリ氏よりお願いします」


281名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:41:13 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「『(´・ω・`)とある忘れられた事件のようです』をサブ批評作に読ませてもらった。

        ミステリなど、推理モノは読みも書きもしねーからまったくの専門外なんで、
        内容に特に言及できることがねーんだよな。新鮮だった、それだけだぜ」

/ ゚、。 /「ただ、言わせてもらうとよー。例えば、699レス目のよー」

/ ゚、。 /「>三月もようやく気づき、駭(おどろ)いた。
       >ショボーンの懼(おそ)れていた事態が、起こってしまったのだ。

       こんなふうによ、わざわざ()で漢字ふりがなをふるくらいなら、
       はじめからひらがなでいいんじゃあねーのか?」

(´・ω・`)「ああ、そこですか。それ、本来の使い方とは違う言葉ですので、
        ひらがなだとニュアンスがずれるから苦肉の策でしたまでです」

((∩/ ゚、。#/「本来の使い方とは違うなら、別の言葉に置き換えようぜェー!」

(;´・ω・`)「ぬ……」

(;´・ω・`)(語彙を褒めておきながら語彙の欠如を攻めるとは……できる)

/ ゚、。 /「刑事コロンボや、古畑任三郎のような倒叙モノが好きだからよ、
       ぜひ、次回作品は倒叙モノで頼むぜー」

/ ゚、。 /「以上だぜ!」

(´・ω・`)「ありがとう、ミスター」


282名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:43:14 ID:iPs.412w0

「ありがとうございます。ミガワリ氏。
 それでは、反論の段に移りましょうか? それとも、質問ですか?」

(´・ω・`)「あれ? ミスター・デミソコは?」

( ´∀`)「んー」

「何かございましたら、どうぞ」

( ´∀`)「『偽りの根城を突き止めるようです』を読ませてもらった。面白かったのー。
      一つ一つの謎もきちんと検討していって解明していってるし、
      香り編のワカッテマスと組んでの話も新鮮だったし」

( ´∀`)>))「これといった、指摘するところはないかの」

(´・ω・`)「これ以上は……なさそうですね。では、質問よろしいですか?」

「それはもちろんです、イツワリ氏。どんどんと行なってください。
 ここは『そういうことが許された、唯一で、最高の場所』です。
 その高い向上心を活かして良い作品を創りあげていただきたいものですね」

 イツワリ氏の持つ向上心が、目に見えるようだった。
 思わず台詞に熱が入ってしまい、あなたは頬が熱くなるのを感じた。

(´・ω・`)「ありがとうございます。
        ミスター・デミソコ……には先ほどの一行批評で済んだので、先にミスター・コンクリ」

(‘_L’)「なんだろう」

(´・ω・`)「食事の描写だが、拙かったことは全面的に認めています。
        ……そこで、どこをどう改めればよいか、お教えいただけないでしょうか」


283名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:45:13 ID:iPs.412w0

(‘_L’)「拙かったのではないよ。まず単純に、しつこかった」

 こんくり氏は顎に手を当て、少し首を傾げて言った。
 デミそこ氏がその言葉に追従する。

( ´∀`)「うん。繰り返す必要なかったよね」

(´・ω・`)「しつこかった……? ひとつの食べ物に執着しすぎた……?」

(‘_L’)「いや、拙かった、で合ってるのだろうか……?
    少々お待ちいただけるか」

( ´∀`)「そうだの、あれは……」

( ´∀`)「……ん、申し訳ない。ワシへの質問ではなかったな」

(´・ω・`)「いいえ、やはり、食事描写のことはミスター・デミソコにも聞いておきたい。
        どう改めればよいのでしょうか」

(‘_L’)「私としてもボスデミそこの方が的確な意見を出していただけると思うのだが」

( ´∀`)「そうか。では遠慮無く……」

/ ゚、。 /「食事描写にえらくこだわるもんだな」

(´・ω・`)「そりゃあ……『('A`)と歯車の都のようです(※4)』
        『( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです(※5)』
        『◆ゲームに集うは、切り札のギャング達のようです◇(※6)』……と、
        僕が面白いと思った作品はみな食事描写がうまいのでね」

―――――――――――――――――――――――――――――――
※4 ('A`)と歯車の都のようです
    http://nanabatu.web.fc2.com/boon/dokuo_haguruma_no_miyako.html

※5 ( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
    http://boonsoldier.web.fc2.com/arufa.htm

※6 ◆ゲームに集うは、切り札のギャング達のようです◇
    http://boonsoldier.web.fc2.com/kirihuda.htm


284名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:47:14 ID:iPs.412w0

/ ゚、。 /「ふうん……食事描写ね。世界観の演出に一役買うのは間違いないがよ……」

(‘_L’)「どこをどういじればいいか、というよりはまず作品の全体像から見て、
     無駄に濃密なところがいけないのだと私は思う」

(´・ω・`)「ただでさえ無駄な描写が多いなかで、
        抜きん出て無駄に濃密だ、と……これはどちらを削ればよいのやら」

(‘_L’)「やけに濃く描写しているが、それ以外の部分での情景描写はそれほどでもない。
     無駄は多かったが。
     なので、いきなりはらへり描写をこれでもか、と出されても反応しづらいのだ」

( ´∀`)「あ、それは思ったの。はらへり描写だしても、ねぇ」

(´・ω・`)「無駄なシーンがなく、必要なシーンを濃くしていたら、
        あとは描写はあのままで繰り返す描写だけを削れば……ということですか?」

(‘_L’)「そう考えても間違いではないと思う」

(´・ω・`)「やはり無駄に帰結……これは、思っていたよりも収穫は大きい」

(‘_L’)「他の腹減り描写が上手い作品にならうのであれば、
     ちゃんと主人公たちがいくらか飢えているという前ふりが必要であるのではないか?」

(´・ω・`)「いや、『飢え』の概念が出てくるような作品を書くことはないので、
        そこまではしないでおきます」

( ´∀`)「ワシの『(´・_ゝ・`)デミタスはまぁそこそこ能力を使ってるようです』も
      多くのはらへり描写をだしているけどの、
      それぞれ、その話の要点に関わるように、気をつけておる」

( ´∀`)「小籠包がただの登場食物で終わらず、
      なにかの事件につながるものになれば話はかわるかのー」

(´・ω・`)「ありがとう。これは、糧になります」

 イツワリ氏が次第に弾んだ声になっていく。
 「これで、またひとつ改善された」と笑みを浮かべる様子は向上心の塊そのものだ。


285名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:49:31 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「次は……まず、ミスター・ミガワリに、訊かれたことを答えておきたいと思います」

(´・ω・`)「『レイ』の理由は、『ツン』で『レイ』→『ツンデレ』です。
        まあ、一種の言葉遊びです」

(´・ω・`)「あと、あの>>1は、作品の一部ではない、とも。こちらは仕方ないですが…」

(´・ω・`)「また漢字のことですが、『変換できるすべての』はまったくの誤解です」

 イツワリ氏に対するミガワリ氏の批評を自然を思い出した。

   ┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳

      / ゚、。 /「これは、漢字も同じだ!
             『将又』は『はたまた』。『漸く』は『ようやく』。『発条』も『ゼンマイ』と書けばよろしい。
             変換できる漢字はすべて変換してんのか? あーん? へいへい、中学二年生かよ」

      / ゚、。 /「活字の景観などは二の次で、『読みやすさ』を第一に持ってくるべきだぜ。
             読者は小学生を想定するのが良いと聞いたことがあるからよー、
             一定の目安にしてくれや!」

   ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻


286名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:51:38 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「『ξ゚⊿゚)ξは画面の世界の住人のようです』では、
        どうだったか忘れているため例を挙げられませんが……」

( ´∀`)(読み返しておこうよ)

(´・ω・`)「ミスター・デミソコならおわかりいただけるかもしれませんが、
        僕は変換には微妙な法則性があって、
        『頷く→肯く』『任せる→委せる』『いう→云う(例外あり)』などがそれにあたります」

(´・ω・`)「他にも、あえて変換しない――例が浮かばない――ものもあります。
        こちらも、今後僕の作品をお読みいただくことはないと思われるため、
        蛇足にすぎないだろうが、触れておきます」

 あなたは、今まで何の反応も起こさなかったミガワリ氏の眉がぴくりと動いたのを確認した。
 じろりと睨むようにイツワリ氏に目を向け、矢継ぎ早に問い詰める。

/ ゚、。#/「どうして変換に使う法則を簡単なものにしないんだ?
       自己満足のために読みやすさを損なってるんじゃあねーの? それはいいのか?
       そこまでして、『僕の変換の法則』とやらを守りたいのか?」

/ ゚、。#/⊃「『頷く』『任せる』『言う』。これじゃあだめなのか?
        二度目になるが、言葉のニュアンスが合わないようなら、
        別の言葉を用いればいいんじゃあねーの?」

( ´∀`)「ぶっちゃけ、読者は知ったこっちゃない部分でしかないからの」

/ ゚、。 /「その通りだぜ。
      『自己満足のために読みやすさを損なってる』事実は確実に存在する」


287名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:53:42 ID:iPs.412w0

(‘_L’)「自分のルールで読みにくくすること、
     すなわちブーン系的には読者を限定することになるが、
     それでもよければ気にすることではないよ」

(´・ω・`)「この法則性は、少なくとも今は改める気には、申し訳ないがなれない。
        シリアスを専門に書く身としては、この世界観だけは損ないたくないのだ。
        『少なくとも画面の世界には似合わない』という指摘は
        真摯に受け取っているため、ご安心願いたい」

/ ゚、。 /「『自己満足のために読みやすさを損なってる』事実を理解してるなら、言うことはねーな」

 言い放ち、それきりミガワリ氏は興味を失ったように腕を組んで視線を切った。
 しかしイツワリ氏は「これだけは譲れない」と考えているのか、遠慮がちに話を続けた。

(´・ω・`)「……それとですね、えっと……
        『云う』ってのは『○○という××』の『いう』であって、
        そっちの『言う』ではないのですが……」

/ ´、、 /=3 フスー

/ ´、、 /「そうかい。果てしなくどうでもいいぜ」

(‘_L’)「ふふふふ」

( ´∀`)(ワシの『云う』は、『言う』とほぼ同じニュアンスだけど……)

(´・ω・`)(……なんかやりにくいけど、別にいいか)

 『読者は知ったこっちゃない作者のこだわり』そのものの場面が目の前に現れて、
 こんくり氏の小さな笑い声を上げた――そういえば、よく笑うボスだ――。


288名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:55:50 ID:iPs.412w0

 しばらくの沈黙の後、イツワリ氏が口を開く。

(´・ω・`)「話が逸れましたが……今の話で、ひとつ気になったことがあります。
        ミスター・デミソコ、僕の漢字表記ですが、
        今回のようなほのぼのでなく、シリアスな世界観のものであっても合いませんか?」

(;´∀`)「ううん……実際にその世界観を見るまでわからんのう……」

(´・ω・`)「世界観……?」

( ´~`)「時代劇なら古い文字でもあうし、大正ロマンなら『ラヂオ』とかそういう表現もよいの。
      使いたい文字があるならば、その文字にあわせた世界観を考えてもらいたいと思うのー」

(´・ω・`)「『エレベエタア』、とか、ですかね。ありがとうございます」

( ´∀`)「堅苦しい漢字表記を使いたいなら、
      相応に堅苦しい世界観でつかうべきだとおもうのー。
      今回みたいなアットホームな世界観にその文字は似合わん」

(´・ω・`)「その点は反省しております、ミスター。
        ……ん、逆説的に言うと、『偽りシリーズ』におけるあの表記は、大丈夫でしたか?」

(;´∀`)「う、うーむ」

(´・ω・`)「あわないのであれば、書きためから全部それらを消してきます」

/ ゚、。;/ !?


289名も無きAAのようです [ AA画像 ] :2013/06/30(日) 21:57:42 ID:iPs.412w0

/ ゚、。;/「マ、マ……」


                             タ   `"""´´´`ミ ニ 彡彡/
                            /   〃    J ミ ニ彡彡/    ニ 、 ⊥   士  士   士  士  士   | |
                            { __{(( .._   ミ ニ 彡 /     ノ  ノ| ) (メ ) (メ ) (メ ) (メ ) (メ ) ・ ・
                            }どo ゞ‐`ヱo~ゞ ヾミ彳う)
                            ,'   /   ```     りノ
                            !  ({ 、       ├タ<     ____._   __ __ r‐─┐00 ∩  {f⌒)}
                         /|  ィニ‐-、      /〃リ    └Fマ丿辷j /7UU `ア/   . ∪   {「  
                        r'´}! }   __ ',      / r'")      `┘   くノ     ヽつ  . ○   C 
                      ,r==、Zノ| レ三‐ -フ   / <ノ
                    /  ハ {      ̄  /    |リ
                  _../ ヲ /_ ノ) \ -‐-       リ
                /´/ 〉ー "/ー‐ ヽ |`==‐ '"     ト、
  .            |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  ──────   |   / ゚、。;/マジですCAR   .|          |
   _____    |   ,-─-、        . ,-─-、 |          |
  .           |_/  ,-、ヽ____/ ,-、 ヽ_|_____|
               ’,   -’ ノ   ヽ:::::::::’,  -’  ノ  ヽ::::::::::丿


290名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 21:59:51 ID:iPs.412w0

 自分はもう関係ないとばかりにしていたミガワリ氏が、驚きのあまりイツワリ氏を見た。
 自作品の決定権を他人に委ねるなんて、自分には理解できない、と狼狽するのがありありと見て取れた。


/ ゚、。;/「ボスデミそこの意見は絶対らしいな。すげー信頼だぜ!」

/ >、<;/「やめなされやめなされ……酷い殺生はやめなされ……!」
  人

(´・ω・`)「なにを被害妄想しているのかわかりかねますが……
        違いますよ。あなたの場合だと、読むジャンルからして違うそうなので」

/ ゚、。 /「そもそも、シリアスな世界観=堅苦しい漢字表記ってのも変な感じだぜ」

 イツワリ氏が少々の怒気を含んだ声を返し、ミガワリ氏が吐き捨てるように言った。
 あなたは、この間ずっと頭を悩ませているデミそこ氏に視線を移した。
 どうやら、イツワリ氏に期待を寄せられ過ぎていて戸惑っているようだ。

      ξ
 (; ´∀`) ウ、ウーン…
 (  `∽)

(;´∀`)ノシ 「……ま、まぁ、とりあえず、
        『初見では読めなさそうな漢字』は妥協してわかりやすく置き換える。
        その程度でいいんじゃないでしょうかな」


291名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:01:52 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「『贔屓→ひいき』、『牽制→けん制』とか、でしょうか」

(‘_L’)「贔屓、牽制あたりは読めるでしょう」

( ´∀`)「うむ」

/ ゚、。 /「だな」

 ある程度の水準を理解した、とばかりに例を挙げて明るく返答したが
 予想に反する答えが返ってきたようで、イツワリが頭を抱えた。

(´-ω-`)「なにをふまえればいいのかわからなくなってきましたね」

( ´∀`)「キャラごとに語彙の差異を持たせれば、良いかも知れませんね。
      ( ^ω^)「ひいきなんかしてないお」川 ゚ -゚)「いやいやしてるだろう贔屓」。
      このような表現でうまく織り交ぜれば、むずかしい漢字も自然と読めるようになるかなと」

/ ゚、。 /「それはキャラ立ての話になりそうだな」

(´・ω・`)「そこらへんはある程度意識してますね、奇遇ながら」

(´・ω・`)「キャラは……今まで立てることだけを考えて書いてきましたが……
        それも絶対の正解ではないと知って、なにをどうすればいいかわからなくなった……そんな自分がいます」

( ´∀`)「これは、『さじ加減』の話ですからね。
      味噌樽つっこんでお湯いれて味噌汁と言い張るのは止めましょうね」

 デミそこ氏の言葉を聞いて、更に頭を悩ませるイツワリ氏を眺めていると、
 不意に、ミガワリ氏が立ち上がって明るい声を倉庫内に響かせた。


292名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:03:57 ID:iPs.412w0

/ ^、。 /┘「おれのように割りきって考えようぜ! キャラなんざ『装置』だ『装置』!」

(´・ω・`)「割り切ることができたらこんなに細かいところまで追究なんかしませんよ」

/ ゚、。 /「『ストーリーを動かすだけの装置』だぜキャラクターなんてのはよー。
      本筋に影響ない程度に装飾してりゃあいいんだよ。
      勝手に動くようなキャラはむしろ害悪だと思うがな。予定外の方へ作品が転がるとか恐怖でしかねえ!」

( ;´∀`)「ミガワリさんもミガワリさんで極端だのぉー」

/ ゚、。 /「『役割』だけ与えておけば、性格は勝手についてくんぜ!」

( ´∀`)「それは言えてるね。性格は設定するものじゃなくて自然にでてくるものだもの」

/ ゚、。 /「ストーリーがキャラクターを作る創作方法しかしたことねーから、こうしか言えねーだけだけどな!
      キャラクターからストーリーを作れる奴らは感心すんぜ」

(‘_L-)「鶏が先か、卵が先かですね」

(´・ω・`)「ミスター・ミガワリには他にも訊きたいことがあったのですが、どれもなんか僕の拘り、
       それも自己満足に過ぎないものにすがりつくような質問ばかりだったので、
       やめておきます。以上です」

/ ゚、。 /「そうか、そりゃあ残念だぜェー。
       他人のこだわりを聞くことほど面白いものはそうねーんだがな」

 ミガワリ氏が席についた。沈黙が生まれ、落ち着いた空気が流れる。
 話題にひとまずの決着がついた。


293名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:05:56 ID:iPs.412w0

「さて! 反論の段が無事に終了したようですね。
 それでは、イツワリ氏より挨拶をいただきましょう」

(´・ω・`)「ええと、ごほん」

( ´∀`)「さて……」

(‘_L’)「ふむ……」

/ ゚、。 /「……」

 あなたは、三人が椅子に座りなおすのを見た。神妙な表情に寂しさを覚えてしまう。
 イツワリ氏の挨拶の終了と同時に、このボス批評会も終わってしまうのだ。


(´・ω・`)「先に触れたように、
        僕としてはほのぼのとした『日常』のなかにある『人間ドラマ』を手繰っていく……
        そんな話を、イメージしていた」

(´・ω・`)「叙述トリックを用いたうえで回想を組み込むことで、
        読み手へのインパクトも施した――つもりだった」

(´・ω・`)「しかし」


294名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:07:57 ID:iPs.412w0

(´・ω・`)「どうやら、キャラ、展開、描写……
        見事に小説の三大構成要素の全てに無駄があったようで、
        その『人間ドラマ』が埋もれてしまったようだ」

(´・ω・`)「『日常』を膨らませるつもりだったのが、
        彼らに余計な要素を持たせてしまったことが敗因――だったなら……」

(´・ω・`)「起承転結がはっきりしている――それこそ、ミステリーだ。
        それで、その脱線や無駄を省けるような作品を書けるように、一から勉強しようと思う」

(´・ω・`)「幸い、推理小説は好みの分野だ。練習にはもってこいだろう。
        『こんなのを超えられなかったなんて、奇妙だった』――そう思えるような自分に、
        今後なれるように研鑽を積むことにする」

(´・ω・`)「以上のことをわからせてくれたことを、本当に感謝する。
        いつになるかわからないが、『偽りの香り』→『偽りの根城』で
        見せたような変化をごらんにしたい所存だ……」
 
(´・ω・`)「くくって、僕からは以上とさせていただきます」

「みなさん、イツワリ氏に拍手を!!」

 あなたは声を張り上げた。拍手がイツワリ氏に送られる。


295名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:10:03 ID:iPs.412w0

 ……拍手が、鳴り止んだ。
 これにて、予定しておいた全ての工程が終了したのだ。

 四人のボス達も、終わりの空気を感じ取っているようだった。
 剣呑な空気はなくなりこそしていないが、遥かに小さなものとなっていて、
 己が胸中から湧き上がる充実感を噛み締めているようだ。


(´・ω・`)

/ ゚、。 /

( ´∀`)

(‘_L’)


 ある程度の実績がないと参加すらできず――何も考えていないボンクラとは違う――、
 好きな作者を目の前にしても馴れ合わず――作品を本来のもの以上に評価しない――、
 向けられた批評に対して不恰好な言い訳をしない――自らの不足を受け入れて糧にする――。

 遠慮容赦のない、しかし、紛れもなく読者として感じた意見を、作者として直接受け取れる場所。
 忌憚のない感想を作者へと直接伝えられる会合。それがこの『ボス批評会』の意義だった。
 無様な振る舞いをしてももみ消されず、過激な発言をしても穏やかなものに置き換えられない。

 しかし、参加するデメリットは一切ないのだ。
 衆目を受けることを前提として、出来事に臨むのは、確実に自身を成長させる。
 必要なのは――批評をするにしても、されるにしても――、一握りの誇りだけだ。


296名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:12:20 ID:iPs.412w0


 あなたは、口を開いた。

「これで『第一回』ボス批評会は終幕となります。
 私から言えますのは、みなさんよくやってくれました、といったところです」

 それから、企画発表後に名乗りを上げた四名の参加者へと、ひとりずつ視線を送った……。


(´・ω・`)

 ボスイツワリは、並外れた向上心を胸に自身の弱点を認め続けた。
 さらに批評では、微に入り細を穿つ指摘をして他のボスたちを震撼させた。
 一番成長したのは、彼ではないだろうか? 晴れ晴れとした彼の顔を見て、あなたはそう思った。


/ ゚、。 /

 ボスミガワリは、挑発的な口調ではあったがしっかりとした批評と、
 「自分ならばこうする」と具体的な案を提示し続けた。
 まだまだ満足していないのだろうか? への字の曲げた口を見て、あなたはそう思った。


( ´∀`)

 ボスデミそこは、独自の目線から受け入れやすい口調で批評を行った。
 決して剣呑な空気に飲まれずに自分のペースを保ち続ける彼がいなければ、
 画一的な話し合いになっていたのではないか? 柔らかに微笑んでいる彼を見て、あなたはそう思った。


(‘_L’)

 ボスこんくりは、丁寧な口調で作者の良い点と悪い点を指摘してきた。
 ただただ相手を貶めるだけの、意味のない会合にならなかったのは彼が手綱を握っていたからだ。
 自分よりも司会者に向いているのではないか? しっかりとした姿勢を保つ彼を見て、あなたはそう思った。


297名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:14:22 ID:iPs.412w0


 イツワリ氏、デミそこ氏、ミガワリ氏、こんくり氏の次回作が楽しみだった。
 彼らが、このボス批評会で得たものを作品に活かし、より良い物語を創作するのは間違いない。


「長々と挨拶をするのは苦手ですので……
 ひとつ、単純な言葉を最後に、挨拶を終わらせましょう」

 あなたは、この素晴らしい会合を締めくくる言葉を口にした。


「ありがとうございました、誇り高きボスたち。
 これからも、末永く作品を書き続けてください」






 あなたは、第二回のボス批評会を楽しみに待っている……。

.


298名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:15:24 ID:iPs.412w0

あとがき

これにて『第一回』のボス批評会を終了します。
内容は読みやすいように編集していますが、九分九厘ノンフィクションですのでご安心を。
作者のキャラクターも発言内容も、チャットでのやり取りほとんどこのままです。

『第二回』は今のところ予定してはいませんが、要望が多くあれば行われるでしょう。
別に、今回の批評会の様子を読んで『あなた』が第二回を企画してもまったく問題ありません。

レスをくれた読者や、宣伝をしてくれた各位、
参加者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。


299名も無きAAのようです :2013/06/30(日) 22:16:11 ID:iPs.412w0
P.S
今回参加してくれたボス達の作品。

                                          
                                    ( ´∀`)/
                                    /(  )    
                                    / >      
  
                        【ボス デミそこ】

             (´・_ゝ・`)デミタスはまぁそこそこ能力を使ってるようです
           http://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/faculty/faculty.htm


                           ヘ/ ゚、。 /ヘ
                             |∧
                             /

                        【ボス ミガワリ】

            ( ^ω^)たちと完璧で幸福な【シュガー・ボード】のようです
          http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1356467800/


                                    ヽ(‘_L’)ノ
                                       (  )
                                       ノ |

                        【ボス こんくり】

                      カレッジデイズのようです
              http://nanabatu.web.fc2.com/boon/college_days.html


                           \    
                           /ω・`)  
                           ( /
                           / く       
  
                        【ボス イツワリ】
                  (´・ω・`)は偽りの絆をつなぐようです
               http://boonsoldier.web.fc2.com/ituwariIII.htm



(‘_L’)「ボス批評会のようですね……」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1366541832/

[ 2013/07/01 20:21 ] ボス批評会 | CM(0)


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