まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 ミ,,゚Д゚彡うぶなようです


839名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:35:52 ID:cMHN1qPU0

 ある日暮れ時。

ミ,,゚Д゚彡「おつかれさまだから! じゃ、俺はこれで帰るから!」

 七時半に陸上部の練習を終えると。
 フサは靴を履き替えて、いそいで駐輪場まで駆けた。


ミ;,,゚Д゚彡「(かなり待ち合わせに遅れてるから。つー、絶対怒ってるよなあ……!)」タタタ

 フサは私立AA高校の一年生だ。入学式のあった四月から、
 (*゚∀゚) つーという、同じクラスメイトの女の子と付き合いはじめていた。

 それは念入りな高校生デビューが、功を奏したというわけではなかった。
 フサはそんなことにはまるで無頓着だった。むしろ、乾草のような髪を伸ばし放題にしていた。

 自然体でありながら、フサはクラスの中心にいて。それは、つーにしても同じことで。
 
 だからお互い、惹かれ合った。

 彼らは夕食(ディナー)を、ファミレスでとる約束を交わしていたが。フサは間に合いそうもない。




840名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:36:56 ID:cMHN1qPU0

 汗だくのジャージを着たまま、フサは走った。
 ここ二週間は甘美な、夢みたいな生活を送っていたから。服装など気にも留めないのだった。

 息も絶え絶え、フサは南校舎の駐輪場まで辿り着くと。
 自転車の鈴をちりん、と鳴らして帰途につく、ひとりの女子生徒に出会った。

川 ゚ -゚)「……」

 見ない顔だった。違うクラスの生徒かな、とフサは思う。
 女性生徒は背すじをピンと伸ばしている。のっぽのフサが、女の子に見下ろされるのは、めったにないことだ。
 やや短めのスカートからのぞく、白い膝頭には、良く言えばわくわく、悪く言えば男の劣情をくすぐるものがあった。

ミ,,゚Д゚彡「(こんな大人っぽい人でも、自転車なんて乗るんだあ)」

 女子生徒の第一印象として、フサはそんなごく自然な違和感をおぼえた。
 青白い月明かりがさす、せまい道で、フサはその自転車の学生ナンバーをちらと見やると。

 違和感のたねは、あらぬ愕きとなってフサの胸中に実を結んだのだ。




ミ;,,゚Д゚彡「って! その自転車、俺のだから!!」

川 ゚ -゚)「やば」


841名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:38:04 ID:cMHN1qPU0


    ミ,,゚Д゚彡うぶなようです
.


842名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:39:00 ID:cMHN1qPU0

ミ;,,゚Д゚彡「ちょっと! 俺の自転車、返してほしいから!!」

 フサは声変わりを終えたばかりの、あの特有の金切り声をあげて、女子生徒を呼び止めようと駆けた。
 だが、部活で疲弊しきったフサの脚では、あれよあれよという間に自転車から引き離されていくばかりだ。

川#゚ -゚)「……ッ!」ガッシュガッシュガッシュ

ミ;,,゚Д゚彡「そんなに逃げないでほしいから! チェーンが火花散らしてるから!」

 いま。まさしく自転車の盗難に遭っているというのに、誰ひとりとしてフサに助力しないのは。
 この夕刻とも夜間ともつかない、うやむやな時間帯では、生徒も校内の警備員もみな出払っていたためだ。


 女子生徒は力強くハンドルを握り、前傾姿勢をとりながら、叫ぶ。

川#゚ -゚)「わたしは三年二組の素直クールだ! ちょっと所用が出来てしまって、
     きみの自転車を借りている! 明日の早朝にはきっと返すから、見逃しておくれ!!」

ミ;,,゚Д゚彡「いやいや無理だから!」」

川#゚ -゚)「ならば、少年!」

 女子生徒は二輪から白煙が立ち昇るほどに凄まじいブレーキをかけて、フサを睨むと、

川 ゚ -゚) + 「この自転車、今夜に限って買わせてもらう!」

ミ,,゚Д゚彡「うわあああ……お金!?」

川 ゚ -゚)「そうだ! レンタル料金、一回五千円でどうだ!?」


843名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:40:39 ID:cMHN1qPU0

ミ,,゚Д゚彡「一回……五千円!?」

 悪くない話だと、フサは勘定する。

 フサの手持ちは、心許ない。この臨時収入を得ると、つー (*゚∀゚) へお詫びの印に
 何か気が利いたプレゼントを贈ることが出来るだろう。

 しかし。

ミ,,゚Д゚彡「一回……五千円!?」

川 ゚ -゚)「何で二回言ったん?」

 生来、妄想癖のあるフサは。
 独特なその嗅覚で、女子生徒の言葉に秘されたもうひとつの意味を、鋭く嗅ぎ付けたのだ!

ミ,,゚Д゚彡「(安すぎるから……ッ!)」

川;゚ -゚)「……?」


844名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:41:27 ID:cMHN1qPU0

ミ,,゚Д゚彡「……」ハッ

 加えて。

 フサの自転車のサドルに、女子生徒のおしりが乗せられていることに。


 フ サ は 性 的 な 興 奮 を 禁 じ え な か っ た 。


 フサはこんな状況下で、いやらしい妄想を膨らませる己を恥じたが、しかし、それは止め処なかった。


ミ*,,゚Д゚彡

ミ*,,//Д/彡 ボッ!!

ミ*,,//Д/彡「(おおおおれがいつも座ってるサドルに、あ、あ、あ、あの女子生徒のぉぉぉ……!)」

 フサが瞬間に考えたのは、おおよそ次のようなことである。


845名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:42:43 ID:cMHN1qPU0


ミ*,,//Д) oO (つー (*゚∀゚) さえまだ乗せていない俺の自転車に、行きがかりの女子生徒
         川 ゚ -゚) がまたがってしまったから! 自転車のサドルは、わが愚息 (´・ω・`) が
         鎮座ましまする聖域であり、祠だから! 言うならば模造(イミテーション)として
         の肉便器だから! そんな情熱の笏杖(しゃくじょう)の残り香がただようサドルに、
         またがる彼女 川 ゚ -゚) は、もはや俺に犯されているのと変わりがないから! や
         れやれ! 部活あがりにメタファーとしての体臭の交り合い、俺のあらゆる感覚が
         溢れて流れるあの行為を連想してしまうとは、われながら甘美な倒錯と言えるから。
         僕は射精したから。さらにここにおいては、彼女 川 ゚ -゚) は1回5000円で、一方的に
         俺の肉刀を――もとい自転車を奪ってしまったので、これは俺が凌辱されている
         立場だから! 体位で言うならば騎乗位だから! まして愚息 (´・ω・`) は、彼女 川 ゚ -゚)
         の行為に内在していた獣性に思い当たって、既にずきずきと血の脈動を始めていたか
         ら! ごめんだから、つー (*゚∀゚) ! 大地に根ざした俺らの生命の本能に、彼女
         川 ゚ -゚) が抗えなかったように、俺もまた護れなかったから! これ縦読みじゃないから!

         lw´‐ _‐ノv「これが精子というものか。米と和えたら美味そうだな」

         ミ,,゚Д゚彡「誰だおまえ!」)



川;゚ -゚)「(む……動きが鈍くなったぞ)」

川;゚ -゚)「(チャンスか……?)」

ミ*,,×Д×彡 クラクラ

 バターン

川;゚ -゚)「あ、おい! きみ!」


846名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:44:46 ID:cMHN1qPU0

ミ゙Д∩彡「……」

川;゚ -゚)「すまなかった! しっかりしてくれ!」

 女子生徒は自転車を捨て置いて、デカダンここに極まれり、
 と呼ぶにふさわしい妄想を繰りひろげたフサの介抱にあたった。

ミ,,゚Д゚彡「……?」

川;゚ -゚)「ほっ……良かった、目覚めてくれたか」

ミ,,゚Д゚彡「エッチなのはいけないと思います」

川;゚ -゚)「第一声がそれ……? どういうこと?」


 フサは立ち上がると、冷水器で喉を潤した。素直クールは、フサの自転車を盗んだ理由を告白した。

 言うことには、素直クールは放課後に恋人とデートの約束をしていた。だが、フサがそうであったように、
 部活動が長引いてしまって、このままでは間に合わない。
 そこで、鍵が掛けられていない不用心な自転車を認め、つい魔がさしたという。


川  - )「……すまないことをした!」

ミ,,゚Д゚彡「良いから。その気持ち、よく解るから(最近、浮かれてたから……すっかり鍵掛けるの忘れてたから)」


847名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:46:27 ID:cMHN1qPU0

 フサはふとした思い付きから、素直クールに恋人との待ち合わせ場所を尋ねた。
 すると偶然にも、フサたちと同じファミレスだと言う。そこまでには徒歩で行くには数十分とかかった。

ミ,,゚Д゚彡「フサギコは優しいから! なら、乗って行くと良いから!」

川;゚ -゚)「ああ、よろしく頼むよ!(そんな、きみの彼女に悪いだろう)」

ミ,,゚Д゚彡「うわあああ……本音と建前が」


 呉越同舟。自転車の荷台に、素直クールは腰を下ろした。
 フサは先ほどまで、素直クールがまたがっていたサドルに、人肌の温もりを感じてしまって。
 またしても愚息(´・ω・`)の(´・ω・`)「これはもうセックスだよ!」という声を聞かねばならなかった。

ミ,,゚Д゚彡「(しかし)」

 とフサは、背中にあたるやわらかな感触を思うのである。

ミ;,,゚Д゚彡「(いきおいで言っちゃったけど、先輩の女子と二人乗りって結構ヤバい行為なのでは……)」

川 ゚ -゚)「フフ。今ごろ気付いたか?」

ミ;,,゚Д゚彡「!?」


848名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:47:54 ID:cMHN1qPU0

 すっかり日も没した夜の街を行く、二人乗りの自転車。
 後部の荷台にすわる素直クールは、フサの背中に強く抱き付いてみせた。

川 ゚ -゚)「ほらほら。お前の彼女は、こんなに大きくないだろう?」

ミ*,,゚Д゚彡「よ、余計なお世話だから!」

川;゚ -゚)「ってかお前、汗くさっ! そして毛深いッ!」

ミ,,゚Д゚彡「降ろすぞ」

 膨らみかけた妄想は、素直クールの毒舌によって制されたのだ。

   ***

 夜空の月が白銀の輝きを増すころ。フサたちは目的地のファミレスに辿り着いた。
 からん、と鈴の音を立てて入店すると、フサは思いもよらぬ人物に出くわしたのだ。

川 ゚ -゚)「遅れてすまんな」

( ^ω^)「お? 何でクーとフサが一緒にいるんだお?」

ミ,,゚Д゚彡「ブーン先輩こそ何でここに?」

 内藤ホライゾンことブーンは、私立AA高校の三年生で、陸上部のキャプテンを務めていた。
 短距離種目にかけては、全国レベルに匹敵するほどの選手で、フサのあこがれの先輩でもある。

 今日の内藤ホライゾンは、珍しく部活を休んでいたけれど。まさかこんなところにいたとは。


849名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:49:45 ID:cMHN1qPU0

川 ゚ -゚)σ「言ってなかったっけ。この豚は、わたしの彼氏なのだ」

ミ,,゚Д゚彡「ぶ、豚?」

 突拍子もない呼び名に、フサは目を丸くしたけれど。普段から、そう呼び習わしているのだろう。
 恋人に豚よばわりされた内藤ホライゾンは、しかし、にこりとした笑みを絶やさなかった。

川 ゚ -゚)「おい、豚。次期エースのフサ後輩に、いつものヤツを見せてやれよ」

(;^ω^)「お……ここで、するのかお」

川 ゚ -゚)「やれ」

ミ,,゚Д゚彡「?」

川 ゚ -゚)「やれよ……」

(;^ω^)「勘弁してくれお……」




川#゚ -゚)「やれッつってんだよこのクソ豚ァァァッ!!!!」バシーン

(;゚ω゚)「ァハイィィィイイッッ!!!!」


850名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:50:29 ID:cMHN1qPU0

 素直クールに思い切り頬を張られた内藤ホライゾンは。

 いそいで鞄から、外国語のラベルが貼られた透明の酒瓶を取り出すと
 椅子のうえに立ち上がって、次のように絶叫したのだ。

(;゚ω゚)「フサァ! よおっく見ておけお! これこそ脚が速くなる秘訣!」ボロン

ミ,,゚Д゚彡「!?」

 内藤ホライゾンは制服のベルトを外し【自主規制】すると。
 あらわにされた貧相な息子 ('A`) に、フタを開け放った酒瓶の注ぎ口を――向けた!



( ゚ω゚)

(゚A゚)



ミ,,゚Д゚彡

(´・ω・`)

川 ゚ -゚)】「あ、もしもし警察ですか?」


851名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:51:27 ID:cMHN1qPU0

 素直クールによると、内藤ホライゾンが及んだ行為は、スピリタスオナニーと呼ばれるものだった。
 ロシアで愛飲されるそのウォッカは、アルコール度数にして九十六度。
 内藤ホライゾンは痛烈な刺激に血反吐をはきながら、椅子から転げ落ちて、全身をけいれんさせる。


( ゚ω゚)

(゚A゚)

ミ,, Д 彡



(*゚∀゚)「おーそーいーぞー!」

 つーはフォークとスプーンを両手に、すっかり冷えてしまったオムライスを前にして。
 ふらふらと危うげな足取りで歩み寄って来るフサを叱責してみせる。

(*゚∀゚)「今日はもう来ないかと思ったんだぞ!」

ミ,, Д 彡「悪かったから……」

 頬を膨らませて、可愛らしく怒りをあらわにするつーをよそに。
 フサは先ほどの衝撃を拭おうとして、お冷に口をつけて喉を潤した。


852名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:52:08 ID:cMHN1qPU0

(*゚∀゚)「えへへ……!」

ミ,, Д 彡「……?」

(*゚∀゚)「いま、そのコップに唇つけたな!? フサ」

ミ,, Д 彡「あ、ああ」

 どうして、そんな当たり前のことを訊くのか? とフサが尋ねると。

 つーは春の穏やかな陽射しのような、
 明るい笑顔をかがやかせて言ったのだった。


(*//∀/)「それはな! か、間接キスなんだぞ、フサ!」

ミ,, Д 彡

ミ*,,゚Д゚彡「……つー」


854名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:53:05 ID:cMHN1qPU0




  イチャイチャ ミ*,,゚Д゚彡 (゚∀゚*) アヒャー



( ^ω^)「やっぱ良いおね、あんな初々しい感じ」

川 ゚ -゚)「フフ。わたしたちにも、ああいう時代があったかもな」

( ^ω^)「……今からでも、遅くないんじゃないかお?」

川 ゚ー゚)「……そうだな」




( ・∀・)「はいはい後は署で伺いますんで」

( 'ω`)「おーん」


 おわりあ


855名も無きAAのようです :2013/05/17(金) 21:56:47 ID:cMHN1qPU0
【使ったお題】
>>822 スピリタスオナニー
>>823 一回5000円
>>825 lw´‐ _‐ノv「これが精子というものか。米と和えたら美味そうだな」


なにこれ…最後まで読んでくれた人ありがとう
スピリタスオナニーって知らなかったググってワロタ



( ∵)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1367766113/

[ 2013/05/19 20:03 ] 総合短編 | CM(0)


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