まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 ('A`) 【お題】 「光の柱」「召喚獣ミ,,゚Д゚彡」ほか


187名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:24:42 ID:T9kfX5EI0


―――昇る昇る 空へと昇る
     栄光の高みへ 自らの望みを叶えるために
     目指すその光が 自らの身を焼くのも厭わずに―――

                  『新約ロマネ冒険記』第3章冒頭より抜粋




188名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:25:51 ID:T9kfX5EI0

('A`)「ああ……もうすぐだ、もうすぐ辿り着ける」


いったいどれだけの距離を昇ってきたのだろうか。
もう覚えていないほどの旅路を歩んできたし、思い出せないほど疲弊もしている。
眼下には広大な大地が広がり、視界の果てはこの星が丸いということを物語っている。
我が国の豪華絢爛な自慢の城も、既に豆の粒ほどに小さくなってしまっていた。


('A`)「我が悲願……遂に、遂に」


地上より遥かな高みに浮かぶ、ふわふわとした『雲の梯子』の中を、早足で進んでいく。
どういう仕組みなのかも解らないが、まるで神の救いの手のように空から一直線に伸びる、白い雲の塔だ。
地上から見るとその頂上は雲の上まで続き、決して見えないことから人はそう呼んだ。


189名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:26:37 ID:T9kfX5EI0

('A`)「ああ、光が……見えた」


今の今まで先の見えなかった道の先が、やっと見えた。
光が溢れ出し、白く輝いている。
私はその光の中へと踏み込み、視界は白に染まって何も見えなくなった。


(;'A`)「くっ……ここ、は?」


明るさに慣れ目を開くと、周囲を囲んでいた『雲の梯子』は無くなり、そこには青い空が広がっていた。
足元は絨毯のように白い雲が広がり、そこは広間のようになっていた。
広さは家畜を十数頭飼っていても問題ない程度はありそうだが、柵のような物はない。
端から落ちれば、もちろん命はないだろう。


190名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:27:29 ID:T9kfX5EI0

('A`)「……そして、これが最後の試練、か」

「ウウウウウゥゥゥゥゥゥ」


その場の中心には、白い風景に似つかわしくない巨大な黒い化け物が陣取っていた。
どう形容すれば正しいのか、おぞましい容貌をしている。
恐らく、この場所『雲の梯子』を守るために設置されている守護生物だろう。
調査した限り、百何年もこの神聖な場所に入ったものはいなかった。
ここで、私のようなものが現れるまでどれ程の月日を孤独に過ごしたのか。


('A`)「長かっただろう……運命(さだめ)から、解放してやらねば」


背中に背負っていた大剣を手に取り、その刃に手のひらをあてがう。
軽く押し付けると、真紅の血液が滲んでゆく。
魔力の籠められたそれで宙に陣を描き、詠唱する。


191名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:28:16 ID:T9kfX5EI0

('A`)「『賢しき愚者よ、気高き俗物よ、慟哭する童に歓喜する瞬間を!!
     今此処に、我と共に在れ!! 〝聖獣フゥサール〟!!』」


詠唱と共に現れた青白い魔方陣。
そこから光と共に現るるは守護する者、『喜び』を司る聖獣。
今まで何度も共に危機を乗り越えてきた、私の半身。


ミ,,゚Д゚彡『……遂に、か』

('A`)「ああ、我が同胞よ。あれを開放してやれば、全て終わるのだ」

ミ,,゚Д゚彡『さぁ、叶えようぞ貴様の悲願!!
      我の力を持ってこやつを打倒し、その瞬間を見届けてやろう!!』

('A`)「ああ、叶えて見せようぞ我が望み!!
   我の知を持ってこの者を開放し、貴殿に感謝を捧げよう!!」

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

('A`)「さぁ!!! 行くぞ!!」

ミ,,゚Д゚彡『ああ、友よ!!』


192名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:29:07 ID:T9kfX5EI0

聖獣の爪は怪物の触手を切り裂き、牙はその喉元らしき箇所を食いちぎる。
我が大剣は襲いくる重い攻撃を受け止め、魔術は彼の体を打ち据える。
しかし、いくら我らが奮闘しようとも怪物は被害があるようにも見えない。
何食わぬ顔で、再び我らへとその手を伸ばしてくるのだ。

怪物は腕を振り回し、口からは多大な魔力が込められた光球まで発してくる。
彼の者は強く、その戦いは今までに乗り越えた如何なる試練より厳しかった。
いったいどれぐらいの間戦っていたのか、見当もつかない。
それほどまでに私は集中し、そして長い時間戦っていた。
そして、その時は来た。来てしまった。


(メ;'A`)「しまっ……!!」

「アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」


触手の一撃に武器を弾かれた私の目の前に、光球が迫る。
回避したくとも、疲弊した私の体は動作を拒否した。
この一撃を喰らえば、私などひとたまりもない筈。
ここで私の旅路は潰えた、筈だった。


193名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:29:50 ID:T9kfX5EI0

(メ;'A`)「くっ……!?」


ミ,,゚Д゚彡『友よ!!!!!!』


目の前に、我が友、『喜び』の聖獣が割り込んできた。
彼はその巨体に怪物の光球をまともに喰らう。
いかに守護獣といえども、あまりにも無謀に過ぎた。
その一撃で彼は消え去り、周囲に赤い血が飛び散る。


194名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:30:45 ID:T9kfX5EI0

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」


勝ち誇ったように吠える怪物は、私のことなど見えていないかのようだった。
それはそうだ。
聴覚に頼ろうとも、自らの叫びで音は聞こえないだろう。
嗅覚に頼ろうとも、血の臭いで判別などつかない。
視覚に頼ろうとも、彼が最後の瞬間に掛けた『歓喜』の術式により、怪物の眼は喜びの涙に溢れている。


('A`)「ありがとう、友よ。……済まない」


だから、私が奴の懐で最大の魔力を練っていたことなど、気付きはしない。
そっと怪物の体に手を触れ、全身の生命力を力に変えて、一気に注ぎ込んだ。
怪物は私に気付くが、もう遅い。


195名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:31:40 ID:T9kfX5EI0

「アアアアアアアアアアアアアアアア………………………」


注ぎ込まれた力により体の彼方此方が膨れ上がり、怪物の肉体は爆発四散する。
叫び声とともに触手が飛び散り、臓物が辺りに散乱した。
私は凄惨な光景の中、ただ一人立ち尽くしていた。


('A`)「終わった……のか」


空を見上げていると、次第に視界が白く染まっていく。
もうこれ以上の高みなどないと思っていたのだが、光の柱がどこからか降りてくるのだ。
それは私を包み込み、そして全てを癒していく。


196名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:32:48 ID:T9kfX5EI0

('A`)「ああ、これが、そうか」


そして理解する。
今、私の望みが叶えられる時なのだ。
幾多の屍を乗り越え、友を犠牲にした旅路が報われるのだ!!


('A`)「さぁ叶えろ!! 私の、私の望みは――――――――!!!!!!」




…………………………………………………………………………………………………………


197名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:35:37 ID:T9kfX5EI0


ξ;゚⊿゚)ξ「ああああああ!!!! 遅刻しちゃうーー!!!!!!!」 バタバタ

('A`)「そんな焦るなよ……急いでも無理だって」

ξ#゚⊿゚)ξ「何言ってんのよ!! あんたがちゃんと起きてればこんなことには!!」

('A`)「じゃあ一人でいけよ……ツンは起きれてんだから」

ξ*゚⊿゚)ξ「い、いやよ!! そんなことしたらああ、あんたと、登校できないし……」

('A`)「? 何か言ったか?」

ξ*゚⊿゚)ξ「な、何でもないわよバカっ!!!!!!!!」

('A`)「? 何だよ変な奴だな」


198名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:37:11 ID:T9kfX5EI0

川 ゚ -゚)「やぁドクオじゃないか、奇遇だな」

ξ;゚⊿゚)ξ「げっ」

('A`)「あ、クー会長、おはようございます」 ペコリ

ξ゚-゚)ξ「……こんな時間に何してるんですか会長? 優等生が遅刻してたら皆失望しますよ?」

川 ゚ -゚)「なに、私はドクオと一緒に学校に行こうと待っていただけだよ。
     それができれば、他者の信用など安いものだ」

('A`)「そうなんですか!? 待たせてしまったみたいで……」

川 ゚ -゚)「しかし寝坊は良くないな……どうだ、私と一緒に寝てみないか?
     これでも朝は強い方なんだ。前夜に幾ら激しい運動をしようが……」

('A`)「俺朝めっちゃ弱いんですよね……お願いしようかな……」

ξ;゚⊿゚)ξ「わーーーーーーー!!!!!!!!!! ダメよそんなの!!!!」 ワタワタ

(;'A`)「おわっ!? 急にデカい声出すなよ」

川 ゚ -゚)「近所迷惑だぞ」

ξ;゚⊿゚)ξ「それより学校よ!! ほんとに遅刻するわよ!!」

('A`)「うーん、どうせもう無理だと……うぉっ!?」 ドンッ


199名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:38:38 ID:T9kfX5EI0

从 ゚∀从「ならサボって遊びにいこーぜ、ドックンっ」 ズシッ

(;'A`)「くっ……背中に飛び乗らないで下さいよ先輩」

川 ゚ -゚)「来たかヤンキー女め、ドクオから離れろ」

从 ゚∀从「いーじゃんいーじゃん、ドックンと私の仲だし、うりうり」 プニプニ

(*'A`)「ちょっ……あ、当たってますよ先輩!!」

从*゚∀从「当ててんの。どう? ドックンはアタシのオッパイ好き?」

ξ゚⊿゚)ξ「この……ビッチババァが……」

从 ゚∀从「お? やんのかコラ」

川 ゚ -゚)「貴様なぞ一瞬で屠ってくれよう」

(;'A`)「なんだかわからないけど喧嘩は……」

ξ゚⊿゚)ξ川 ゚ -゚)从 ゚∀从「「「ドクオは黙ってて!!!!!!!」」」

(;'A`)「は、はい……」 アトズサリ


200名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:40:32 ID:T9kfX5EI0




ξ゚⊿゚)ξ「とにかく早く私と学校行くわよドクオ!!」

ξ゚ー゚)ξ「今日のお弁当出来いいんだから!! どうしてもって言うなら、分けてあげてもいいわよ?」




川 ゚ -゚)「それより私の家か君の部屋で寝なおす、というのはどうだろうか?」

川 ゚ー゚)「まぁ、君の隣にいられるなら私はどこだっていいんだがな」




从 ゚∀从「ガッコなんていいからさー、いっしょに遊ぼうぜ?」

从*゚∀从「おねーさんが手取り足取り、教えてやっからさ」


201名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:41:18 ID:T9kfX5EI0



('A`)(ああ、最高だ、こんな可愛い女の子たちに囲まれることができて……)

('∀`)(ありがとう友よ!! お前の犠牲は無駄ではなかったよ!!!!)

('∀`)(夢だった2次元の世界に来れて、本当に良かった―――――――――――!!)



('A`) NEET QUEST ~2次元への旅路~ のようです

                         owari


202名も無きAAのようです :2013/05/09(木) 21:42:45 ID:T9kfX5EI0
お題

>>125光の柱
>>126召喚獣ミ,,゚Д゚彡
>>127雲の梯子
>>128爆発四散
>>1292次元

以上



( ∵)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1367766113/

[ 2013/05/10 22:24 ] 総合短編 | CM(0)
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