まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 リンクリングミッションのようです

907リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:19:05.94 発信元:1.78.33.249
音色が聞こえる。
安いパイプオルガンの、下手くそな音楽。

気持ち良い音色。

('A`)「おい、何してんだ」

从 ゚∀从「あれ、外に漏れてた?」

ハインリッヒが手をとめると、その音色も教室の中に溶けていった。



それから87年と8日。
記憶データには、あの時の音色が流れている。



908リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:21:14.68 発信元:1.78.33.249
リンクリングミッションのようです。


909リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:23:13.22 発信元:1.78.33.249
( ФωФ)「到着」

ロマネスクが短く言葉を切ると同時に、僕は荷台から飛び降りた。

( ФωФ)「索敵モード起動」

('A`)「索敵モード起動」

僕たちの視界に様々な拡張現実が発生し、強化された脳神経に情報が流れ込む。
足跡を感知。

( ФωФ)「9人。男が6人、女が3人」

( ФωФ)「そのうち2人の重量が130キロオーバー。……これは」

('A`)「あいつらだな」

( ФωФ)「うむ」

視線を足跡が進む方向へ向ける。

( ФωФ)「……なるほど、変わらんな」

あの時と同じ、廃れた小学校が建っていた。


910リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:25:17.02 発信元:1.78.33.249
──────────────────────

('A`)「何してんだ、お前」

从 ゚∀从「いや、見てわかんだろ。オルガン弾いてた」

('A`)「……」

从 ゚∀从「……」

('A`)「……」

从 ゚∀从「……ゴメン」

当時軍事学校を卒業すると、新設する特殊部隊への入隊という声がかけられた。
別段成績が良かったわけでも無かったが、名前の響きと給料の良さに惹かれて入隊を決意。
訓練所として連れて来られたのが、この廃れた小学校だった。



周りに何もなく、校庭は射撃訓練用の的が設置され、教室は室内制圧訓練用に壁が張り巡らされていた。
新人は同時期に学校を卒業したものが4名、訓練終了までの共同生活となる。

その日は自己紹介で終わり就寝時間となった時に、まだ親しくない他人行儀さを見え隠れさせながら、トソンが男部屋をノックしてきた。

(゚、゚;トソン「ハインリッヒさんが、帰って来ないんです……」

──────────────────────


911リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:27:22.35 発信元:1.78.33.249
校庭の的はまだ新しく、弾痕が残っているものは少ない。
訓練に使用して、比較的こまめに変えているのだろう。

( ФωФ)「っ!」

不意にロマネスクが俊敏な動きで、学校に顔を向ける。

( ФωФ)「……今、何者かが動いた。2ー1教室である」

('A`)「あいつらも性能は俺らと同じサイボーグだ。見つかることは覚悟の上さ」

( ФωФ)「まぁ……な」

( ФωФ)「狙撃に備えて脚部のブーストを暖めておこう。燃料がもったいないが、何時でも動けるようにな」

('A`)「了解」

脚部を展開しながら、校庭に刺さった的を見やる。
あの弾痕の奥から、昔の記憶が透けて見えるような気がした。



──────────────────────


912リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:30:22.06 発信元:1.78.33.249
入隊後の訓練は過酷なものばかりだった。


(`・ω・´)「反応が遅い! サイトに的が入った瞬間には引き金を引いてろ!」

(;ФωФ)(;'A`)「イエッサーッ!」バンッバンッ

光っては消える無数の的を射撃したり、

「目から指への信号の到達を速めろ!」(`・ω・´)

カタカタカタカタカタカタカタカタ「は、はいっ!」从∀゚;从(゚、゚;トソン

画面を流れる不規則な文字列をひたすらタイピングしたり、

(`・ω・´)「勝ち抜いた者には外出許可が出るぞー」

(♯ФωФ)(#'A`)「うおおおおおおおおおおおっ!!!!」从∀゚#从(゚、゚#トソン

バトルロイヤル形式の模擬ナイフ戦を行ったりした。

とにもかくにも、体力より頭を使う訓練ばかりだった。
毎晩酷使しすぎて痛む頭を抱えて眠り、回復しきらずにぼんやりとした意識で目を覚ます。
そして、教官に怒鳴られる。
そんな日常だった。


914リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:33:00.25 発信元:1.78.33.249
やがて、そんな訓練にも慣れてきたとき、4人に書類が配られる。

(;'A`)「……は?」

(゚、゚;トソン「信じ……られない」

(;ФωФ)「ふむ……なるほど」

从;゚∀从「……」

(`・ω・´)「すべてはそこに書いてある通りだ」

(`・ω・´)「君たちには、この国で最初のサイボーグとなってもらいたい」

人体改造手術の詳細と、誓約書だった。

(゚、゚;トソン「冗談ですよね! こんなSFみたいな……」

(`・ω・´)「お前たちが!」

(`・ω・´)「……お前たちが、この隊にスカウトされたのは理由がある」

(;ФωФ)「……全員、身寄りがいない者であるから」

(`・ω・´)「そう、全員天涯孤独の身だからだ」

そう、4人は血縁者がこの世にいない。


916リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:36:25.46 発信元:1.78.33.249
さらに、

(゚、゚;トソン「……じゃあ、本当なんですか」

(`・ω・´)「トソン。お前の両親は悪劣なテロリズムによって命を落とした」

(`・ω・´)「仇を取りたいとは思わないのか?」

相次ぐテロによって、身内が殺されている人間だった。

(゚、゚;トソン「でも! ……でも」

( 、 ;トソン「これって、人間じゃなくなっちゃうようなもんじゃないですか……」

書類には身体能力や身体の強度、反射神経の強化に加えて、人造内臓による不老化の詳細まで書かれていた。

(;'A`)「……」

从 ゚∀从「……質問よろしいでしょうか」

全員が驚きと戸惑いで声が出ない中、ハインリッヒだけがいつもと変わらない声を発した。

从 ゚∀从「これって、今までの訓練は意味無いものになるんじゃないですか?」

(`・ω・´)「これまでの訓練は、身体能力よりも脳の情報処理に対する負荷をかけるためのものだった。サイボーグ化に伴って脳も強化するが、人間体とは脳に入る情報の量が桁が違うからな」

(`・ω・´)「もちろん、施術後は別メニューの訓練が行われる」


917リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 02:38:44.61 発信元:1.78.33.249
从 ゚∀从「なるほど……それじゃあもう一つ」

从 ゚∀从「子供って産めるんですか?」

(;ФωФ)「は?」

(`・ω・´)「……精子と卵子は採集し、凍結保存とする。性行為や出産は出来ないが、人工受精による子供ならば可能だ」

从 ゚∀从「了解しました。じゃあ、あたしはやります」

(;'A`)「なっ!?」

(゚、゚;トソン「ハイン!?」

(`・ω・´)「慌てなくてもいいんだぞ? 手術は訓練の前半が終わったあとだ。あと2カ月はある」

从 ゚∀从「いえ、明日にでもサインして渡します」

(`・ω・´)「……まあ、反対しないのならこちらとしては結構なことだ。全員、しっかりと書類に目を通し、期日までに提出するように。では解散」

教官は踵を返して教室を去っていく。
あとには混乱した3人と、毅然としたハインリッヒのみが残った。



──────────────────────


920リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 03:33:14.72 発信元:1.78.33.249
武装したといっても所詮は人間である。
義体化しサイボーグとなった「元人間」と比べれば、その性能の差は歴然だ。
人間が狙いを定めた瞬間には銃口となった指先から弾丸が飛び出し穿つ。
辛うじて引き金を引いても、彼らに届く前に腕から飛び出した高周波ナイフが弾丸を切り落とす。

人間にかなうわけがないのだ。
人間には、である。

( ФωФ)「何人仕留めた」

('A`)「2人」

ブイサインを示す。

( ФωФ)「我が輩は3人である」

('A`)「これで残るは」

( ФωФ)「あの2人」

言葉とともに実感が押し寄せる。
テロリストを殲滅し、テロリストを抹殺し、テロリストを憎悪した彼女たち。
いまやテロリストの首謀者となった彼女たち。

敵になった彼女たち。


922リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 03:41:16.53 発信元:1.78.33.249
( ФωФ)「あと探していない場所は……」

その時、不意に音色が聞こえる。
記憶データにあった、下手くそな音色。

( ФωФ)「近いぞ!」

('A`)「ああ」

何故か気持ちの良い音色。

彼女が弾いていた音楽は、確かにあの時と同じだった。

──────────────────────

('A`)「何でだ?」

从 ゚∀从「ん?」

('A`)「何であの時、すぐに手術を決心したんだ?」

从 ゚∀从「……いまさら過ぎねえ?」


923リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 03:46:49.74 発信元:1.78.33.249
結局4人は全員手術を受けることを決意した。
男組は割と早い決断だったが、トソンは最後まで悩み続けた。

(゚、゚トソン『親が命を懸けてまもってくれた身体を、好き勝手されるのが嫌だったんです』

あとで聞いたら、そう答えてくれた。
だからこそ彼女の改造は他のサイボーグと異なり、最低限のものしか施されていない。

从 ゚∀从「……アタシさ、これでもお嬢様なんだぜ?」

('A`)「あ?」

从 ゚∀从「高岡っつう、何代続いてんのかもわかんねえ音楽家の家系のさ」

('A`)「でもお前音楽の才能ないよな」

从#゚∀从「うるせえな! 事実だけどよ!」

ハインリッヒはため息をついた。

从#ー∀从「そうだよ、アタシには音楽の才能がなかった。練習してたのにな」

从 ー∀从「両親には散々どやされて、それでも上手くいかなくてピアノに当たってぶっ壊して、それでまた怒られて今度はパイプオルガンしか買ってもらえなくて」

从 ゚∀从「で、アタシは家を飛び出して、そしたら二年後に両親がテロで死んだ」


924リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 03:50:47.07 発信元:1.78.33.249
('A`)「……」

从 ゚∀从「よくわかんねえんだよ、自分でも」

そう言うハインリッヒの顔には、戸惑いが浮かんでいる。

从 ゚∀从「別に両親は嫌ってたし、でもなんか涙出たし、でも仇討ちのつもりもないし、でも戦う力は欲しかった」

从 ゚∀从「あの紙を見たときに、『あ、アタシ誉められるかも』って思った」

从 ゚∀从「そんくらい」

('A`)「……アホらし」

よくわからなかった。

('A`)「何となくわかるけどな、それ」

从 ゚∀从「あん? 何か言った?」

('A`)「説明下手くそだなお前」

从♯゚∀从「うるせえ!」

──────────────────────


926リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 03:58:16.67 発信元:1.78.33.249
トソンが男部屋に助けを求めたあの夜。
彼女はここでパイプオルガンを弾いていた。

('A`)「おい、何してんだ」

从 ゚∀从「あれ、外に漏れてた?」

今のように。

( ФωФ)「トソンはどこだ?」

从 ゚∀从「二人だけか? 人外の相手は人外ってことかね」

(♯ФωФ)「トソンはどこだ!?」

ロマネスクの怒号が飛ぶ。
それを意に介さず、ハインリッヒはパイプオルガンを弾く指を休めない。

从 ゚∀从「相変わらずロマはこえーなー。トソンならここにはいねーよ」

(♯ФωФ)「何?」

('A`)「ロマネスク、周りを見ろ」

(♯ФωФ)「……なるほど、そうきたか」

肉眼では見えないが、教室中に仕掛けられているのは高性能プラスチック爆薬。
だが、義体はこの程度では壊れはしない。


927リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:01:51.93 発信元:1.78.33.249
(♯ФωФ)「戦闘と、ガレキによる生き埋め」

从 ゚∀从「その通り、アタシはトソンが逃げるための時間稼ぎさ」

だが、この校舎が丸ごとスクラップとなれば、破壊されないにしても脱出に相当の時間が掛かる。
最初からハインリッヒは囮だったのだ。

(♯ФωФ)「……つまりハイン、お前は下の階の仲間が死ぬとわかっていたのか?」

从 ゚∀从「……」

从 ゚∀从「仲間じゃねえからな」

( ФωФ)「ぬ?」

思わぬハインリッヒの言葉に、ロマネスクが当惑する。


928リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:07:27.14 発信元:1.78.33.249
从 ゚∀从「あいつらは、『誉めてくれた』だけだ」

从 ゚∀从「軍よりも、国よりも、両親よりも」

从 ゚∀从「でも、トソンは『必要としてくれた』」

从 ゚∀从「だから……」

('A`)「もういい」

静かに構える。
弾が爆弾に当たればゲームオーバーだ。
2人は腕部を展開し、高周波ナイフを振動させた。

('A`)「お前、やっぱ説明下手くそだよな」

从 ゚∀从「……うるせえ」

対峙するハインリッヒも腕部を展開。
2人と異なり、肩まで解放された腕からは、同じく高周波によって振動するトンファーが唸る。

从#゚∀从「さあ……きやがれ犬共!」


930リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:12:50.45 発信元:1.78.33.249
(#'A`)「合わせろ!」

(♯ФωФ)「おうっ!」

左右から微妙な時間差をつけての連携攻撃。
それをハインリッヒは器用に受け止める。

記憶データに残るナイフ模擬戦の訓練は、圧倒的にハインリッヒの勝ちが多い。
もとより戦闘センスに優れている。
さらには、彼女は肉体の改造手術の際に、他の3人よりもより攻撃的なスタイルを希望した。
よりハインリッヒという者の気性や、戦闘センスを伸ばすための施術は、火力ではなく武力に重点を置いたもの。

近接戦闘においては、残りの3人掛かりでも彼女に勝てるのか疑わしい。


931リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:18:43.16 発信元:1.78.33.249
だからこそ。

从 ∀从「ガギッ……」

(-_-)

僕がいる。


933リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:24:07.11 発信元:1.78.33.249
从 ∀从「ッ……やっパ、もうひトりいたヵ……足音ガ、かスかに聞こえてタゼ……」

ハインリッヒは力無くうつ伏せに倒れる。
僕は背後から彼女の脊髄コードを切り裂いた。
首から下は、もう動かないだろう。

( ФωФ)「……よくやった、ヒッキー」

(-_-)「……」

('A`)「……よう、おしまいか?」

从 ∀从「なんで……オ前らがえラそうなンだよ……」

彼らの顔は、ドクオの記憶データに載っていたものとなんら変わりない。
人間と同じ姿の、人間では無い者たち。

('A`)「なんで、なんだ?」

从 ∀从「誉めてもらえず、必要ともされなくなったから」

彼女の声に混ざったノイズが消えた。
おそらく、予備電源が発動したのだろう。
しかし、頭に仕込めるバッテリーの残量などたかがしれている。
直に動かなくなるだろう。


934リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:28:02.12 発信元:1.78.33.249
从 ∀从「アタシたちが卒業してから、どれくらいのサイボーグが生まれたんだろうな? 三桁はとっくに超えてんだろ」

从 ∀从「性能もアップすれば、量産化も進む。現にコイツは、アタシの時代には不可能だった完全ステルス機能が搭載されてる」

僕のことだろう。
確かに僕らの世代である第14期は、彼らと比べて段違いの性能を誇るし、コスト面でも改良されてきている。

从 ∀从「そしたらアタシは、どうなる? 老いない身体のクセにカビ臭い生の脳味噌を載っけて、コンピューターみたいな正確な判断は出来ない」

('A`)「……人間ではないけど、人間じゃないわけでもない」

从 ∀从「『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』ってか? 笑わせんじゃねえ」

从 ∀从「アタシは、生きてていい理由が欲しかった」

ハインリッヒの言葉は取り留めが無く、僕には理解出来なかった。

('A`)「……何となく、わかるよ」

( ФωФ)「うむ……」


935リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:33:35.94 発信元:1.78.33.249
(-_-)「……」

でも僕は自分の任務を遂行させなければならない。

( ФωФ)「ヒッキー、何故ナイフをしまわんのだ」

振るったナイフを、ロマネスクは受け止めた。

(♯ФωФ)「ぬぅん!」

そのまま僕の腕を地面に叩きつける。
床が陥没し、痛覚は無くとも人工内臓が軋む感覚を覚える。
ロマネスクの手を蹴り上げ、そのまま飛び退いて壁際に下がる。
瞬間、僕のいた床にドクオが弾丸を撃ち込んだ。

从 ∀从「ヒャハハハハハハハ! ほらな! 言ったとおりだろ?」

('A`)「うるせえ奴だ」

(-_-)「……」

('A`)「おうヒッキー、一応聞くけど、何でだ?」

(-_-)「……2人がハインリッヒと接触すれば、後の危険分子になりかねないと判断されたから」

( ФωФ)「ならば、任務になぜ我々を選んだのだ?」

(-_-)「……」


937リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:37:45.29 発信元:1.78.33.249
从 ∀从「ようは理由なんざ何でもいいんだよ。スクラップはスクラップらしく潰れてろってことだ」

ハインリッヒのいうとおりだろう。
ハインリッヒとトソンがテロリストに加わってから、テロの勢いは止まることを知らない。
危険な芽を早く摘んでしまいたかったといったところか。

(-_-)「僕は、任務を遂行するだけ」

('A`)「そうかい」

僕は構える。
性能は圧倒的に勝っている。
先ほどのような不意打ちでなければ、負けようがないのだ。
たとえ逃げても、この学校の敷地内から出る前に破壊出来る。


938リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 04:41:11.46 発信元:1.78.33.249
( ФωФ)「ならば、こうだな」

('A`)「おう」

だから窓からロマネスクが飛び降りようとも、僕は冷静な走り出せる。

(-_-)「ッ!」グンッ

だが、それは叶わなかった。
足元にある何かに引っかかる。
何か? いや、わかっている。

だから、渾身の力で、噛みついているハインリッヒの顔を踏み抜いた。

从※皿从「ボギッ」

ドクオはすでに窓の桟に立って、こちらに銃口を向けている。
視界に展開された情報はあらゆるシュミレートから、確実に弾丸を交わしつつ前に進むルートを導き出した。


939リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 08:35:23.72 発信元:1.78.33.249
('A`)「じゃあな、ハイン」

从※∀从



撃たれる。

避ける。

僕は、失敗に気がついた。

爆薬に着弾した。

白い赤い


940リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 08:43:42.25 発信元:1.78.33.249
気がつけば、目の前には瓦礫の山。
すぐさま腕部をドリル状に回転させて掘り進む。
同時に、周りを索敵。
逃げられていては、任務失敗になってしまう。

発見。
僕は、自らの任務を自覚した。

( ФωФ)「おお、ヒッキー。お疲れ様」

地上に出た瞬間、銃口を突きつけられる。

('A`)「おう、出てきたのか」

( ФωФ)「そっちは?」

('A`)「ハインの脳髄データだ。これでトソンと合流出来る」

(-_-)「……」

僕は彼らから視線を逸らさない。
これが僕の任務だ。

( ФωФ)「貴様ら、見くびるなよ」

弾丸がつらぬ


941リンクリングミッションのようです :2013/04/23(火) 08:52:38.54 発信元:1.78.33.249
( ・∀・)「以上がNo.358のダウン後に自動送信されたデータだ」

( ・∀・)「これは7年前のものだが、2人の性能は数値では計れないと思った方が良い」

( ・∀・)「当時分散していたテログループを統一させ、そのトップに君臨する2人だ」

( ・∀・)「No.3、コードネーム『ドクオ』、No.2、コードネーム『ロマネスク』」

( ・∀・)「彼らを破壊し、データを採取してくるのが君達に課せられた任務だ」

( ・∀・)「難しい任務であることはわかるだろう」

( ・∀・)「破壊されるならば、No.358のように後続の役にたってからにしろ」

( ・∀・)「君達の兄弟の仇だ、思う存分くれてやれ」



(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)「「「「「了解」」」」」(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)(-_-)





END



 お題は、「特殊部隊」「オルガン」でした。
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★47
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1359897601/

[ 2013/04/24 22:14 ] シベリア | CM(0)


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