まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 (・ ∀・) また明日、のようです

10VIPがお送りします :2011/01/01(土) 22:43:53.92 ID:4FFrMZYXQ



(・∀ ・)


 |(・ ∀・)|


(・∀ ・)


(・∀ ・)「鏡なんか嫌い」



 がしゃん。

 大きな音が、鳴りました。








13VIPがお送りします :2011/01/01(土) 22:48:37.08 ID:4FFrMZYXQ

( ・∀・)「何やってんだよ、お前」

(・∀ ・)「……」

 ぱりん、ぱりん。

 無言で鏡を割り続ける少年に。

 こつん、こつん。

 青年が、歩み寄ります。

(・∀ ・)

 ぱりん、ぱりん。

( ・∀・)

 こつん、こつん。

 ぱしん。

 青年が、少年を叩きました。
 少年の手が止まります。




21VIPがお送りします :2011/01/01(土) 22:55:20.22 ID:4FFrMZYXQ

(・∀ ・)

( ・∀・)

 かち、かち。

 青年の腕時計の音だけが、辺りに響きます。

(・∀ ・)

 少年は青年の顔を見て、へらり、笑いました。

(・∀ ・)「あは」

( ・∀・)

 青年が不快そうに眉を顰め、踵を返します。

 こつん、こつん。

 かちゃり、ぱたん。




22VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:00:52.92 ID:4FFrMZYXQ

(・∀ ・)

  /(・ ∀|

 割れた鏡の、大きな破片に映る自分。
 それを見て、彼は、また鏡を割りたくなりました。



 だけれども。



 かちゃり。


('、`*川「ちょりっす」


 女性が部屋に入ってくると、もう、鏡なんかどうでもよくなってしまいました。






26VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:07:15.23 ID:4FFrMZYXQ

('、`*川「また鏡割っちゃっの?」

 ぱきん、ぱきん。

 破片を踏みながら、女性は部屋の中に入ってきます。

 少年の部屋に入るときは、みんな、靴を履きます。
 鏡の破片を踏んでは、危ないから。

('、`*川「もう、駄目だってば」

(・∀ ・)「ぺ、ペニ、ペ、ペニサ」

('、`*川「はい」

 怯える少年に、女性は、鞄から取り出した何かを渡しました。

 綺麗に包装された何か。

(・∀ ・)「あ」

('、`*川「開けて」

(・∀ ・)「……あ……」

('、`*川「ね」




28VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:13:29.58 ID:4FFrMZYXQ

 しゅるしゅる、かさかさ。

 きっちり結ばれたリボンをほどき、
 丁寧に包装されている紙を広げます。

 中にあったのは。


   |(・ ∀・)|


 少年を映す、鏡。


(・∀ ・)「あ」

(・∀ ・)「ひ」

('、`*川「毎日割るから、毎日買わなきゃいけなくて困っちゃうわ、もう」

(・∀ ・)「ペニ」

('、`*川「今度こそ、もう割っちゃ駄目よ」

(・∀ ・)「あ」




33VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:22:04.82 ID:4FFrMZYXQ

 どさり。

 部屋の隅、ベッドに2人で倒れ込みます。
 正確には、女性が少年を抱えてベッドに飛び込んだのですが。

 僅かに抵抗する少年の体を抱きすくめて、
 女性は少年の顔の前に鏡を掲げました。

('、`*川「可愛いね。またんき」

(・∀ ・)「やだ、やだ」

('、`*川「この口が好きよ。柔らかい頬も好き」

 少年の体が動きを止めます。
 女性は満足げに笑って、抱きしめていた方の腕を少年から離しました。

 右手に鏡。
 左手は、少年の顔をなぞります。

('、`*川「耳も好き」

 耳に噛みつかれ、少年は顔を歪めました。




39VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:34:45.79 ID:4FFrMZYXQ

 それから女性は、指で、鼻で、唇で、舌で、少年の顔をなぞりました。
 時折、体も撫でては、びくりと揺れる少年を見て声を漏らして笑いました。

 どれほど経ったか、ようやく女性が少年から離れます。

('、`*川「また明日ね」

 こつん、こつん。
 かちゃり、ぱたん。

(・∀ ・)

 少年は思います。

 明日なんかいらない。










          (・ ∀・) また明日、のようです





43VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:46:33.13 ID:4FFrMZYXQ



 VIP市という場所の、ある一軒家に少年は住んでいました。

 少年の名前は斉藤またんき。11歳の小学生です。

 両親は居ません。
 母は愛人と駆け落ちし、父は母を追ってどこかに行ってしまいました。

 だから、またんきの家族は、

( ・∀・)

 兄のモララーと、

('、`*川

 その妻、ペニサスだけです。


 モララーはペニサスの家の婿になったため、「伊藤」という苗字に変わっています。




46VIPがお送りします :2011/01/01(土) 23:57:32.96 ID:4FFrMZYXQ

 現在、モララーは21歳、ペニサスは20歳。
 2年前に結婚したばかりです。

 ペニサスの家はお金持ち。
 モララーは、そのお金を目当てにペニサスと結婚しました。

 彼ら3人が住む家はペニサスの親がくれたものだし、
 彼らの生活費も、やはりペニサスの親が出してくれています。



 モララーはお金が目当て。
 ペニサスは、またんきとモララーが目当てでした。



('、`*川「はい」

 ことん。
 テーブルに、ペニサスはお皿を置きました。
 朝ご飯の時間なのです。

 目玉焼きに、ウインナー、白いご飯、お味噌汁。
 普通のメニュー。




53VIPがお送りします [>50 そういえば] :2011/01/02(日) 00:11:42.83 ID:WQgxp6BrQ

('、`*川「ん」

( ・∀-)「ん」

 ぱくん。

 ペニサスが、口移しでモララーに食事をさせています。
 モララーも慣れたもので、その唇を受けながら、目は新聞を眺めていました。

(・∀ ・)

 ぱくぱく。

 彼らの隣で、またんきは急いでご飯を食べています。
 モララーが全て食べ終えたら、きっと、
 ペニサスはまたんきにも同じようにするからです。



 ごくり。

 お茶で無理矢理流し込んで、またんきは立ち上がります。

 床に置いていたランドセルを背負い、リビングを出ました。





55VIPがお送りします :2011/01/02(日) 00:25:50.39 ID:WQgxp6BrQ

 ばたばた。

 家を飛び出し、またんきは走りました。

 学校に向かいます。

 でも、本当は学校になんか行きたくありません。

 学校に行っても友達はいないし、意地悪されてしまうから。


(・∀ ・)


 ばたばた。


 だけど、家に居るよりはマシな気もするのです。





60VIPがお送りします :2011/01/02(日) 00:40:30.29 ID:WQgxp6BrQ



(゚、゚トソン「またんき君、また宿題を忘れたんですか」

(・∀ ・)

 こつん。

 担任の先生が、教壇をチョークで叩きます。
 彼女が苛立っているときの仕草です。

 こつん。

(゚、゚トソン「どうして毎日毎日忘れるんです。いつも言ってるのに」

 こつん。

(・∀ ・)「あ」

 くすくす。

 またんきが答えようとすると、教室のあちこちから笑い声が上がりました。
 口を閉じ、またんきは俯いてしまいます。




62VIPがお送りします :2011/01/02(日) 00:50:40.37 ID:WQgxp6BrQ

 こつん。

 くすくす。

(・∀ ・)

(゚、゚トソン「またんき君」

 先生の声が僅かに鋭さを増します。
 笑い声が一瞬収まって、また、あちこちから小さく沸き上がります。

 こつ。ぽきん。

 チョークが、二つに割れました。

(゚、゚トソン「もういいです。座りなさい」

 またんきから視線を外し、先生が言います。
 またんきは頷いて、先生から離れました。

 とん。

 誰かに背中を押され、またんきは転んでしまいました。

 大きな笑い声。
 先生は面倒臭そうな目を向けて、でも、またんきに声をかけることはしませんでした。




65VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:01:42.46 ID:WQgxp6BrQ



*****



 夕方。
 家に帰ったまたんきは、自室に入り、眉を寄せました。

   |(・ ∀・)|

 部屋に入ったまたんきを真っ正面から映すように、
 わざとらしく机の上に置かれた鏡。

 ペニサスの仕業に違いありません。

 がしゃん。

 またんきは、鏡を叩き割りました。


 ひとまず鏡を粉々にし終えたまたんきは、ちょっとだけ、笑いました。


( ・∀・)「……」


 開きっぱなしのドア。
 そこからまたんきを眺めていたモララーが、舌打ちをします。


66VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:07:33.14 ID:WQgxp6BrQ

 鏡を割る音がする度、モララーはまたんきの部屋に訪れます。

 もしまたんきが大怪我をしたら。
 もしも万が一、死んでしまうようなことになったら。

 ペニサスが、モララーを捨ててしまうかもしれないからです。


(・∀ ・)


 モララーの隣を通って、またんきはお風呂場に行きました。

 放課後、クラスメート達に泥だらけにされてしまったのです。



 ばさり。からから。

 服を脱ぎ捨て、またんきは、浴室に入りました。




70VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:13:48.62 ID:WQgxp6BrQ


   |(・ ∀・)|

 浴室の鏡がまたんきを映します。
 鏡を割りたくなって、またんきは辺りを見渡しました。
 そして洗面器を拾い上げ、振りかぶります。


    「またんき」


 ペニサスの声。またんきの手が止まりました。

    「お風呂入るの?
     どうせタオルと着替え、用意してないんでしょう。
     持ってきてあげたわよ」

 ドアの向こうで、ペニサスが言います。




73VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:24:56.16 ID:WQgxp6BrQ


 それから――当然のように、彼女は浴室へ入ってくるのです。

('、`*川「……泥だらけ。どうしたの」

(・∀ ・)「あ、あ」

 立ち尽くすまたんきの前にペニサスが跪きます。

 何も着ていないまたんきと違って、
 きっちり、ブラウスと長めのスカートを身に着けたペニサス。

 いつも以上の不安と羞恥がまたんきを襲いました。

 ペニサスは手を伸ばし、またんきのすぐ後ろにあるシャワーのコックを捻ります。

 温かいお湯が、壁に掛けられたままのシャワーから流れ始めました。

 お湯は、またんきとペニサスを一緒に濡らします。




76VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:39:11.75 ID:WQgxp6BrQ

 ペニサスの黒いセミロングの髪が、彼女の白い頬に、首筋に張り付きます。
 ブラウスが僅かに透けて、その下の肌や下着の色をうっすら浮かばせました。

 しゃあしゃあ。
 ぴしゃん。

 お湯が、シャワーから吹き出す音。
 お湯が、2人の体から滴り落ちる音。

 耳をお湯に、目をペニサスに侵され、
 またんきは無意識に笑っていました。

 喜んではいないし、嬉しくもありません。
 それでもまたんきは、笑っていました。

 ペニサスが、またんきの脇腹に歯を立てます。
 ゆるりと食い込む歯がくすぐったくて仕方がありません。

(・∀ ・)「は、は、あは、は」

 きっと、そのせいで笑っているんだ。
 そう思いながら、またんきは笑っていました。
 笑っていました。

 顎を伝って零れ落ちたお湯。
 そこに涙が混じっていたか。
 それは誰にも、分かりませんでした。




77VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:45:43.79 ID:WQgxp6BrQ





 また明日、一緒にお風呂に入ろうね。


 耳元に囁かれて、またんきは、へらりと笑いました。








81VIPがお送りします :2011/01/02(日) 01:56:53.11 ID:WQgxp6BrQ



 またんきは、自分の顔が嫌いでした。

 正確に言うなら、2年前、ペニサスのせいで嫌いになりました。



 ペニサスはモララーの顔が大好きです。
 他はどうでもいい。顔だけが、とても好きでした。

 そのせいか、またんきの、モララーに似た顔も大好きでした。



 こんな顔じゃなければ良かったのに。

 またんきは、鏡を見る度そう思います。

 だから、大嫌いな顔を映す鏡も大嫌いでした。




83VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:07:44.34 ID:WQgxp6BrQ

 それなのに、ペニサスはまたんきに鏡を見せたがります。

 自分の愛している顔を、またんき自身にも愛してほしいのです。


('、`*川「この口が好き。この耳も」


 鏡に映した愛しい顔。
 その顔の素晴らしさを、またんきに語ります。


(・∀ ・)


 その度に、またんきは、自分の顔が嫌で嫌で仕方がなくなります。

 こんな顔なんか。鏡なんか。大嫌い。


('、`*川「――また明日ね」


 この言葉も。






84VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:15:14.49 ID:WQgxp6BrQ


 がちゃん。鏡を割ります。

 こつん。モララーがやって来ます。

 ぱしん。またんきを叩きます。

 かち。腕時計が鳴ります。

 ぱきん。ペニサスがやって来ます。

 しゅる。リボンをほどきます。

 かさ。包装紙を広げます。

 どさり。ペニサスとまたんきがベッドに倒れます。

 また明日。





86VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:22:28.74 ID:WQgxp6BrQ


 ことん。朝ごはんが用意されます。

 ぱくん。ペニサスがモララーに口移しをします。

 ぱくぱく。またんきが急いでご飯を食べます。

 ばたばた。学校に走ります。

 こつん。先生がチョークで教壇を叩きます。

 くすくす。みんなが笑います。

 がしゃん。家で鏡を割ります。

 ばさり。服を脱いで浴室に入ります。

 ぴしゃん。後から入ってきたペニサスと一緒にお湯を浴びます。

 また明日。





87VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:23:34.11 ID:WQgxp6BrQ


 また明日。


 また明日。


 多少の違いはあれど、毎日毎日、同じことばかり。


 明日なんかいらない。


 今日と同じなら、明日なんかいらない。





88VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:28:54.74 ID:WQgxp6BrQ


 がしゃん。
 こつん、こつん。
 ぱしん。
 かち、かち。
 ぱきん、ぱきん。
 しゅる。
 かさかさ。
 どさり。


 ことん。
 ぱくん。
 ぱくぱく。
 ばたばた。
 こつん。
 くすくす。
 がしゃん。
 ばさり。
 ぴしゃん。





90VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:33:32.42 ID:WQgxp6BrQ

 がしゃん。こつん、こつん。ぱしん。かち、かち。
 ぱきん、ぱきん。しゅる。かさかさ。どさり。


 ことん。ぱくん。ぱくぱく。ばたばた。
 こつん。くすくす。がしゃん。ばさり。ぴしゃん。


 がしゃん。こつん、こつん。ぱしん。かち、かち。
 ぱきん、ぱきん。しゅる。かさかさ。どさり。

 ことん。ぱくん。ぱくぱく。ばたばた。
 こつん。くすくす。がしゃん。ばさり。ぴしゃん。


 がしゃん。こつん、こつん。ぱしん。かち、かち。ぱきん、ぱきん。しゅる。かさかさ。どさり。

 ことん。ぱくん。ぱくぱく。ばたばた。こつん。くすくす。がしゃん。ばさり。ぴしゃん。


 がしゃん。こつん、こつん。ぱしん。かち、かち。ぱきん、ぱきん。しゅる。かさかさ。どさり。
 ことん。ぱくん。ぱくぱく。ばたばた。こつん。くすくす。がしゃん。ばさり。ぴしゃん。

 がしゃん。こつん、こつん。ぱしん。かち、かち。ぱきん、ぱきん。しゅる。かさかさ。どさり。
 ことん。ぱくん。ぱくぱく。ばたばた。こつん。くすくす。がしゃん。ばさり。ぴしゃん。





92VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:40:13.48 ID:WQgxp6BrQ





   |(・ ∀・)|


(・∀ ・)




 がしゃん。

 からから。

 からん。

 さくり。

 ぷぢゅ。








94VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:47:36.22 ID:WQgxp6BrQ


 モララーとペニサスが外出していた日のことでした。


 鏡を割ったまたんきは、ひどく尖った破片を手に取って、
 自分の顔に突き刺しました。

 突き刺しました。

 突き刺しました。





 「また明日」の、明日から、逃げたかったのです。










*****




98VIPがお送りします :2011/01/02(日) 02:59:07.77 ID:WQgxp6BrQ










(/////・)


 VIP市の中央にある、大きな自然公園。

 その中を歩く青年がいました。

 彼は、顔の半分以上が包帯に覆われています。

 すれ違う人々は、皆、奇異の目を向けてきます。

 それでも、青年は背筋をぴんと伸ばし、どこか誇らしげに歩いていました。




101VIPがお送りします :2011/01/02(日) 03:11:01.81 ID:WQgxp6BrQ


 噴水の脇を過ぎた辺りのベンチに、1人の女性が座っていました。

ζ(゚ー゚*ζ

 女性は、青年を見付けるとぶんぶんと手を振りました。
 片手を挙げて応え、青年は彼女の隣に腰掛けます。

ζ(゚ー゚*ζ「こんにちは」

(/////・)「こんにちは」

 くぐもった声で、青年は挨拶を返しました。

ζ(゚ー゚*ζ「あなた毎日公園に来ますけど、もしや自宅警備員ですか」

(/////・)「失礼な」

ζ(゚ー゚*ζ「だって」

(/////・)「……生活費を出してくれる奇特な女がいるんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「ヒモですね!」

(/////・)「それは否定できない」

(/////・)「――仕事もね、なかなか……見付からないんだ、この顔じゃ」

ζ(゚ー゚*ζ「ふむう」


102VIPがお送りします :2011/01/02(日) 03:22:44.97 ID:WQgxp6BrQ

(/////・)「作家なら何とかなるかと思って、今、書いてる。まだまだ未熟だけど。
      僕が自分で金を稼げるようになるまでは援助する、って、
      その女の人が言い張るんだ」

(/////・)「ありがたいとは思うけど、何か余計に焦っちゃうよ」

ζ(゚ー゚*ζ「頑張ってください、応援してます!」

(/////・)「うん、ありがとう」

 しばらく、2人は雑談を続けました。

 最近知り合ったばかりなのですが、馬が合うようで、
 まるで昔からの友人のような親しみを互いに感じていました。

(/////・)「そういう君こそ毎日ここに居るよね」

ζ(゚ー゚*ζ「大学が休みに入ったんですー」

(/////・)「ああ、そう」




104VIPがお送りします :2011/01/02(日) 03:30:25.48 ID:WQgxp6BrQ

 青年は、視線を下に落としました。


    (・/////)


 地面に敷かれたタイルが、青年の顔を映します。
 青年はタイルをじっと見つめました。
 これといった感想は抱きません。





ζ(゚ー゚*ζ「――……で、こういうことだったんですよ!」

(/////・)「はは、そうなんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「そしたら、――あ」

 1時間か、それ以上経った頃。
 一生懸命話していた女性は、時計を見ると慌てて立ち上がりました。




105VIPがお送りします :2011/01/02(日) 03:37:02.64 ID:WQgxp6BrQ

ζ(゚、゚*ζ「ごめんなさい、友達と約束があって……」

(/////・)「ん、分かった」

ζ(゚、゚*ζ「……明日も、ここに来ます?」

(/////・)「散歩がてらに、多分」

ζ(゚、゚*ζ「そうですか。……じゃあ」





ζ(゚ー゚*ζ「また明日」



(/////・)「……うん、また明日」






108VIPがお送りします :2011/01/02(日) 03:40:11.67 ID:WQgxp6BrQ



 青年は、昔、「また明日」という言葉が大嫌いでした。



 だけど、今はもう、嫌いではありません。





 毎日、毎日。

 違う「明日」が、来るからです。








109VIPがお送りします :2011/01/02(日) 03:42:22.98 ID:WQgxp6BrQ










          (/////・) また明日、のようです





                おわり














 ※ 投下前のレス
8VIPがお送りします :2011/01/01(土) 22:39:06.82 ID:4FFrMZYXQ
>>1
ありがとうございます!

このスレは、

~~~~~~

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/01(土) 22:15:40.58 ID:4FFrMZYXQ
(前略)

スレタイは自由に決めてくれ
タイトルに使うAAはテンプレ1か2から選んでほしい

(後略)

~~~~~~

という試みのもとに立てていただきました

みけんこもほちこも出ないよ!


忙しさのピークは去ったけど、もしかしたら、途中で用事が入るかもしれない

ながらでのんびり進めていきます
じゃあ、投下を始めようか



 ※ 投下後のレス
113 ◆EpvQephXIa3b :2011/01/02(日) 03:51:10.09 ID:WQgxp6BrQ
おしまい!
年末年始連日投下がしたかった

おかしい、バッドエンドになる筈だったのに


スレを立ててくれた方、読んでくれた方、レスしてくれた方、
皆さんありがとうございました!!

こんな時間までお付き合いいただきありがとうございます

質問・指摘ありましたらお願いします



あと昨日(一昨日)投下したスレ内で酉つけたので一応

多分、酉は投下前か投下後に一回(あるいは二回)つけるって感じで
投下真っ最中はつけないと思います



(・ ∀・) また明日、のようです
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293888443/

[ 2013/04/01 13:00 ] 短編 | CM(0)
[タグ] (・∀ ・)


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