まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

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 -3- JCシイはロリコン変態鬼畜野郎にペロペロされちゃうようです

 ※ 性的な意味で閲覧注意
488JC 1@転載は禁止 :2014/07/19(土) 17:54:14.32
|  ^o^ | あっ 釣れました しかしこれもドクオにあげましょう 家賃の支払いに 役立ててください

('A`) 良いのか?助かるよ。今月は山菜以外も言われてたんだ

(*゚ー゚) なになにー?たくさん釣れたの?

|  ^o^ | ええ、大漁です

从 ゚∀从 おーやったじゃねえの…でもなんでドクオが魚籠を持ってんだ?

| ^o^ | ドクオの家賃の足しに と考えまして

(*゚ー゚) え、これを売るの?

('A`) いや、これがそのまま家賃になるんだ

(*゚ー゚) んん?

('A`) 一緒に買い物行った時に爺さんいただろ?山菜や川魚が好きなんだが、面倒くさがりでな。
俺に住処を貸す代わりにとってこさせるんだ…まあ、こんなん納めるだけで家賃払ったことにしてくれるから、ありがたい話だ


490JC 2@転載は禁止 :2014/07/19(土) 17:59:51.06
(*゚ー゚) へえ…優しいんだね

从 ゚∀从 見習っちゃだめだぞ。お金は優しさこそが仇となるんだからね

(*゚ー゚) そうなの?

从 ゚∀从 大人に成れば分かるよ…それよりシイちゃん、お腹空いたでしょ

('A`) ああ、そういやとっくに昼時だな。弁当食うか

(*゚ー゚) うん

从 ゚∀从 開けてる割に日陰で、土が乾き気味で、苔のない岩もある。あそこで食べようか

移動してから、ドクオはクーラーボックスを開けラップに包まれたおにぎりと水出し緑茶の入ったペットボトル、アルコールの含まれたお手拭きを取り出して、シイに渡す。
ついでに魚をクーラーボックスにしまおうとしたところ、ハインが止めた。

491JC 3@転載は禁止 :2014/07/19(土) 18:07:03.04
从 ゚∀从 こいつ貰うぞ。シイちゃん、魚は食べれる?

(*゚ー゚) えっ、はい

('A`) ああ、そういうことね

最も大きな1匹を懐刀で手際良く捌く。

从 ゚∀从 よーし、見てな

そしてシイの目の前で、ハインは、手の平から青い色の火を出して見せた。

(;゚ー゚) えっ!?

从 ゚∀从 すごいでしょ、種も仕掛けもないんだぜ。すぐ焼けるからね

(*゚ー゚) …本当に

从 ゚∀从 ん?

492JC 4@転載は禁止 :2014/07/19(土) 18:18:12.21
(*゚ー゚) 本物の、鬼、なんですね

从 ゚∀从 あー…まあね

シイはおにぎりを頬張りつつ、合間に初めて川魚を口にした。

(*゚ー゚) 美味しい…

|  ^o^ | そうでしょう そうでしょう

(*゚ー゚) 泥臭いって聞いてたから…

| ^o^ | 綺麗な川ならば 美味しいものです 汚ければ海の幸であろうと 美味しくはありません
本当は 海も山も川も等しく美味しいのです

(*゚ー゚) へぇー、そうなんだ

| ^o^ | まあ 海の幸など 口にしたことはありませんけどね

|  ^o^ | きさま なぜその台詞を口にした 台無しだ

(*^ー^) ふふっ

493JC 5@転載は禁止 :2014/07/19(土) 18:24:41.76
昼食を終え、少し休んでから、下山することになった。

('A`) …なんで、ついてくんの?

从 ゚∀从 せっかくだし、ダーリンにも会っておこうかと

('A`) そうかい

(*゚ー゚) ダーリン?

从 ゚∀从 そっ。こいつらの父親にして我が夫さ

(*゚ー゚) その方も、鬼なんですか?

从 ゚∀从 ううん、人間だよ

('A`) と言うか、一緒に買い物したときの爺さんだよ…

(;゚ー゚) ええっ!あの人!?

494JC 6@転載は禁止 :2014/07/19(土) 18:33:42.38
 


ハインはドクオ、シイ、ブーム、祐太朗と別れ単身で古びた商店に出向いた。

从 ゚∀从 おいっすー、生きてっかー?

( ´W`) なんじゃい、なんじゃい、どうした

从 ゚∀从 ドクオからの預かり品だよ

( ´W`) ほう…わざわざすまんのう

从 ゚∀从 いいさ。ついでだ

( ´W`) …

从 ゚∀从 …

( ´W`) まあ、なんだ。茶でも飲んでけ

从 ゚∀从 うん

店の奥にある畳敷きの広い部屋へと通されたハインは、室内をぐるりと見て、自然と微笑んだ。

( ´W`) ん?

从 ゚∀从 あれ、まだ飾ってるんだな

496JC 7@転載は禁止 :2014/07/19(土) 18:44:28.93
( ´W`) うむ

二人の視線は、一枚の写真をとらえている。二十半ばだった頃の彼と、今と変わらぬ姿の彼女。

( ´W`) おまえ前来たときも言うたろう、しまわないのか、と。

从 ゚∀从 そうだっけ?

( ´W`) そうじゃ

从 ゚∀从 そっか

( ´W`) うむ

从 ゚∀从 …

( ´W`) …

从 ゚∀从 …ねえ、やっぱり

( ´W`) しとらん、後悔など

从 ゚∀从 でも

497JC 8@転載は禁止 :2014/07/19(土) 18:55:06.12
( ´W`) 嫁さんがいつまでも若い、など。世の男なら一度は夢見ることだ。むしろ、おまえこそ

从 ゚∀从 そんなこと…ないよ

( ´W`) 本当か?ほれ、こっちこい

从*゚∀从 うん…

( ´W`) よしよし

从*^∀从 えへへ…

( ´W`) すまないな、鬼になれんで。今でも時々思うんじゃ、誰を犠牲にしてでも同じになるべきだったのかと

从* ∀从 いいの…だって、人間だからこそ、あなたを好きになったんだもん。それに、結局は同じになれないの。ドクオだって…

498JC 9@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:00:52.70
( ´W`) …

从 ∀从 やっと決心がついたから明日、話に行く…ごめんね

( ´W`) うん…うん。良い。おまえは、えらいぞ。立派な母親だ

从*゚∀从 ありがと…ねえ、今夜、良い?

( ´W`) 息子達はどうする、もう腹が減るころだろう

从*-∀从 ドクオに、頼んで来ちゃった

( ´W`) まったく。おまえは、本当にできた嫁だの

从*^∀从 うふふ…

499JC 10@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:06:22.92


('A`) ただいまー

(*゚ー゚) た、だいま

|  ^o^ | おじゃまします

| ^o^ | おじゃまです

('A`) よーし、シイは手洗いうがいして風呂入れ…じゃねえや、洗濯物か

(*゚ー゚) 私、取り込んでおくね

('A`) 悪いな。ああ、二人は適当に座っとけ。いま飯作るから

|  ^o^ | おてつだい します

| ^o^ | します

('A`) じゃあ頼む

三人が夕餉の支度…今回は四人分である…を終えた後に、風呂から上がった浴衣姿のシイも加わり、皆で食卓を囲んだ。

500JC 11@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:10:20.19
(*゚ー゚) そういえばさー、ドクオ達って汗かかないね

('A`) まあその辺は人間との違いのひとつだ…あれだけうごいたのに汗臭くも無いし、泥汚れも無いだろ?

(*゚~゚) 便利だなあ…あ、これ美味しい

|  ^o^ | その鳥肉は 私が調理したものです

(*゚ー゚) そうなの!すごいなあ…

| ^o^ | この 天麩羅もどうぞ

(*゚~゚) ん…これも美味しい!

| ^o^ | どやっ

|  ^o^ | おい貴様

('A`) まあそれを作ったの俺なんだけどな

(*゚ー゚) ええ…

501JC 12@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:17:45.70
緩やかで、賑やかな夕餉を終えると、ブームと祐太朗は洗い物をしてから帰って行った。

('A`) さてと…せっかくだし俺も風呂はいるかな

(*゚ー゚) いてらー

風呂釜の残り湯目当てに、そそくさと風呂場へ向かったドクオ。
独り残されたシイは、耳鳴りのしそうな静寂に包まれた。

(*゚ー゚) …あれ?

ふと外からの虫の音に気付き、納得。

(*゚ー゚) そっか…あんなに、賑やかだったもんね

503JC 13@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:24:32.72
虫に混じって、金魚柄の風鈴の音が部屋に響く。
扇風機と、網戸を抜ける風が火照りを冷まし、浮ついていた心が落ち着きを取り戻す。
畳の上に寝転がったシイは、今更ではあるが携帯を取り出し、充電器に繋げた。

(*゚ー゚) …なんでかな、忘れちゃってた

起動し、眺める。
通信手段の回復、しかし素直に喜べない。

(*゚ー゚) ドクオ、携帯もってんのかな

思い立ち、探すとすぐに見つかった。シイの物より古いが、新品同様だ。

(*゚ー゚) これ、よく差し込み口が合ったなあ…

独り言をブツブツ言いながら、電源を落としてあったドクオの携帯を起動する。

(*゚ー゚) ほぼ初期設定のまんまじゃん…アドレス帳ひとりしか入ってないし。あのおじいさんかな?

シイは勝手にアドレス交換をし、登録してからドクオの携帯を元の通りにした。

504JC 14@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:33:25.42
(*゚ー゚) …どうしよう

大の字になって寝転がる。

自宅では、ほとんどやらない体勢。
着信拒否を設定したため、着信音に邪魔されることもない。

(*゚ー゚) …

安らかだった。

此処に来て、堂々と畳の上に寝転がることは、心地の良いものだと知った。

自宅では、毎日脅え泣いていた。
学校では孤独か、身体の痕を酷く言われるかのどちらか。

(*゚ー゚) おっかしーなー

しかし、ここでは独りじゃない。

痕をからかわれることもない。
怖い思いも、泣きもしたが、それは自宅で経験したものとは明らかに質が違った。

(*゚ー゚) 鬼の方が素直に謝れるって、どういうことなの…昔話じゃないんだから

段々と、普段の生活を無意識に思い出す。
考えないようにしても止まらない。

505JC 15@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:37:03.13
(*゚ー゚) 勝手に出てったから怒るだろうなー

身震いし、一番新しい傷をさする。

(*゚ー゚) …なのに、なんでかな…

('A`) ああ、良い湯だっ、た…ん?

入浴を終えたドクオは、シイの様子がおかしいと感じ、隣にそっと腰を下ろした。

('A`) …疲れたか

(*゚ー゚) うん

('A`) そうだな…明日はどうする、もう帰るか?

(*゚ー゚) …

('A`) …

507JC 16@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:48:16.68
(*゚ー゚) …ドクオ

('A`) おう

(*゚ー゚) 私、家が嫌い。親が嫌い。学校が嫌い。町も、あんまり好きじゃない

('A`) うん

(*゚ー゚) でもどうしてかな、私は帰りたいし、親には仲直りして欲しいし、学校も行かなきゃいけないの。おかしいね、何か間違ってるよ

('A`) うーん…

(*゚ー゚) だってさ、私さ、楽しかったの。御利益ないけど、どうせ本当にどうにかなるとは思ってなくて、ただ、現実逃避がしたかったし。
でも来て良かった…楽しかったもん

('A`) それは、よかった

509JC 17@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:53:12.28
(*゚‐゚) …でも帰ったら元通りなんだ

(*;σ;) また…また、戻るんだよ…やだ、イヤなのに…でも棄てられないよ…おかしいよ、わけわかんない!

シイは泣きながらドクオに抱きついた。

(*;σ;) 変だよ、変…

('A`) …なあ、シイ。おまえには今まで、逃げ道が無かったな

(*;σ;) うん…うん…

('A`) けど、あの寺を目指して、逃げ場ができたんだ

(*;σ;) はっ…なに…

('A`) 俺のとこに来い、シイ

(*;σ;) えっ

('A`) おまえが、耐えるのに、疲れたら…俺たちへと、逃げてこい

(*;ー;)

511JC 18@転載は禁止 :2014/07/19(土) 19:56:56.92
('A`) 俺やブームや祐太朗やハインに、助けて欲しいと願うんだ。
願えば、友だちを助けるなんて、わけないさ

(*;ー;) …うん

('A`) 嘘じゃないぞ、鬼をなめるなよ。人間には、できない事が、できるんだ。
まあ…すべて解決、とはいかないが…必ず力になるよ

(*;ー;) うん

('A`) 俺も、あいつらも、暇だからな、遠慮するんじゃあないぞ。
大丈夫だ、俺のアドレス教えるから、何かあったら直ぐに行くからな、大丈夫だからさ

(* ー ) うん

512JC 19@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:01:37.88
シイが落ち着くまで、二人は堅く抱き合っていた。
やがてシイはドクオから離れると、顔を洗ってから、胡座をかいているドクオの前に立つ。

(*゚ー゚) ドクオ、ありがとうね

('A`) 気にすんな

そして、目を逸らし頬を赤らめながら、訊ねた。

(* ー ) ドクオは、さ。なめたいんだっけ…傷跡

('A`) え、あ、まあそう言ったな

その言葉を受けたシイは、ドクオに背を向け。

('A`;) …おい

浴衣をはだけ、ゆっくりと上半身を露わにした。

華奢で、透き通るような柔肌に、いくつも残る虐待の証。
それでもドクオは、息をすることさえも忘れて、みとれた。

不思議と、起きなかった。

513JC 20@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:07:45.59
('A`*) …

うなじや肩まわりに、ほんのりと熟れるような朱が走り、耳を真っ赤にしたシイは、少しふるえた声でドクオに告げる。

(* ー ) わたし、ね…ドクオを、よろこばせてあげたいの…だから…

背は向けたまま首をまわし、流し目で艶やかな視線をドクオに向けて。





(*゚ー゚) ぜんぶ、あげる



( A )




ドクオは音もなくゆっくりと立ち上がり、シイを抱くように腕をまわした。

シイは、びくりと強ばるが、すぐにドクオの腕に自分の手を添える。

身長差があるため、背中を曲げ上からのぞき込むように、ドクオの顔はシイの横顔へ。
自然と、胸元が見える。
しかし腕によって頂は見えない。かまわず、唇で耳に優しく触れる。

二人とも期待感故に努めて静かにしているが、ドクオの息づかいに擽られて、シイが小さな声を漏らした。

515JC 21@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:15:29.45
恥ずかしくなるような声色に自分自身で驚いたシイだったが、続いて首筋にも触れられ、さらにあえいでしまう。

驚きが勝りうなだれていた物も、その声と感触に刺激され、雄々しく立ち上がる。

緊張と興奮と背徳感でシイの思考は停止していた。

ふと、肌が濡れる。

ドクオの舌だ。

思わず身じろぎしてしまう。

ドクオは片腕でシイの腰を、もう片方で肩を強く抱く。

行き場に困ったシイの手は、浴衣を掴んだ。

(* ー ) ん…やっ…

宣言通り、ドクオはシイの傷痕ごと肌をなめている。

優しく、ねっとりと。

舌はゆっくりと下っていき、それにともなってドクオの大きな手が、シイの上半身を撫で回す。

首や腕や肩やお腹、そして脇や鎖骨や胸。

くすぐったさをこらえ抵抗はしなかった。

517JC 22@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:21:01.38
( A ) おっと

やがて浴衣の生地にぶつかると、ドクオは屈んで両手をゆっくり、シイのくるぶしへ。

これから触られてしまうであろう部位を予想して、シイの息遣いはいよいよ荒くなり、反面表情は熱でとろけたように、甘く惚けてゆく。

そろりそろりと、浴衣の裾をまくりつつなで上げる合間も、シイの肌を舌が這いずり回る。

汗の塩気に新たなる扉を開いていたドクオの頬がゆるむ。

(*;゚ー゚) あっ

('A`*) おっ?

両手が御尻に達した時、ドクオは気付く。
シイは風呂を上がってからも掃いていなかった。

(*゚‐゚) …なんか、楽だったんだもん…

いじらしく弁明する子供らしさに益々刺激され、喉を鳴らして生唾を飲み込んだドクオは。

一気に浴衣をまくり上げ、シイの下半身をあらわにした。

519JC 23@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:27:54.30
( A *) 少し尻を突き出して、もっと脚を広げて…いいぞ、良く見える

(* ー ) ふふっ、やらしい…

ドクオは、むさぼるように顔を埋めた。

(; σ ) ひゃうっ!

御尻に来る、人肌の感触と、無垢な割れ目に走る舌先、腿に食い込む指。

遅れてやってきた、羞恥心。

性的快感は、なかなか得られないが然しドクオに非はなく、それはシイの幼さ故の事。

けれどもシイ自身としては、くすぐったさの中にも心地よさがあって、特に舌先が割れ目に滑り込むたび、むずがゆいようで物足りない、曖昧な感覚が芽生えていた。

もっと知りたい、もっと感じたい…自覚したシイは熱を込めて誘う。

(*^ー^) ねえ、私、いれてみたいな…

('A`;) ……なん…だと…?

あまりのことに狼狽え、ドクオの一部は血の気が引いたように温和しくなってしまった。

だが、夜は長いのである。

520JC 24@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:32:10.34
 




処変わって同時刻、とある旅館。

ζ(゚ー゚*ζ 良い、お宿ですね兄様

(´・ω・`) うん、趣があるって言うのかな。なんだか懐かしくて、落ち着くよ

ζ(゚ー゚*ζ お布団もふかふかで。こうしている間も御仕事なさっている狐さん達に、後ろめたいくらいです。
それに、次はミセリちゃんも一緒だと、良いのですけれど

(´・ω・`) …デレ

ζ(゚ー゚*ζ はい、兄様

(´・ω・`) 二人きりなんだ。今夜くらい、もっとワガママになっても構わないんだよ?

521JC 25@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:38:28.94
ζ(゚ー゚*ζ あら、私は別に

(´・ω・`) ミセリがね、言っていたんだ

ζ(゚ー゚*ζ

(´・ω・`) 君が…お姉ちゃんが、時々ひどく寂しそうだと。
それは決まって、僕を見ている時なのだと。ミセリが言っていたんだよ

ζ(゚ー゚*ζ …あの子ったら…

(´・ω・`) 両親が死んでから、ミセリの家族は僕だけだった。けれど、あの晩、君が人間の姿となって現れた。
最初こそ戸惑っていたのだけれどね、ミセリは今では、君を姉として慕っているんだよ。恥ずかしくて、そうは呼べないようだけども

ζ(゚ー゚*ζ 私。私、てっきり実は…内心、私のこと疎ましく思っているんじゃないかしらんと…

(´・ω・`) 偽ったり、流されるがままに仲良くできるほどの器用さなんて、無いさ。
ただ、接し方が分からないのかもしれないね

522JC 26@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:42:24.27
ζ(゚ー゚*ζ そうなのでしょうか…いいえ、そうですね、ミセリちゃんは。
嗚呼、私は時折思っていたのです、急ぎすぎたのでは無いのかと

(´・ω・`) 何をだい

ζ(゚ー゚*ζ あの子が秘めていた想いを、私が無理矢理こじ開けて…
ミセリちゃんは、後悔しているのではないのかと…
普通の兄妹として穏やかに過ごしたかったのではないのかと

(´・ω・`) …考え過ぎだったみたいだよ

ζ(゚ー゚*ζ ええ、そうですね、そうなのでしょう。帰ったら私まっさきに、ミセリちゃんとお話します。
兄様を愛する女同士としてでなく、兄様を慕う姉妹となるために

(´・ω・`) それが良い。僕も安心するし、嬉しいよ。
君とは、本当の家族になりたいからね

523JC 27@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:46:16.69
ζ(゚ー゚*ζ ふふふっ…ああ、嗚呼。私、この姿になれて本当に良かった。
金魚のままではパシャパシャと跳ね回っても、可愛がられるだけで愛してはくださいませんもの

(´・ω・`) まあ、僕は人間だからね。眺めるのも良いが、こうして触れ合えるぬくもりを、求めるものさ

ζ(゚ー゚*ζ 兄様、家族なのですね。私、金魚なのに、ミセリちゃんと兄様と私で、家族なのですね

(´・ω・`) そうだよ、そうだとも

ζ(゚ー゚*ζ 嬉しい、嬉しい、嬉しい…あんなに憧れた、水面に写る兄様たちと同じになれるだなんて…ねえ兄様

(´・ω・`) うん

ζ(゚ー゚*ζ 今夜は、私だけを見て下さいますか?

(´・ω・`) 勿論さ、おいで…デレ

ζ(^ー^*ζ はいっ!

525JC 28@転載は禁止 :2014/07/19(土) 20:51:50.27
 

 
シイと寄り添って眠っていたドクオは、日も昇っていない時間に目覚めた。
隣のシイを起こさぬよう布団から出て、そういえば裸だったな、と今更顔が熱くなる。

('A`) さてと

身支度を整え、簡単な朝食を作っていると。

从 ゚∀从 よう、おはよう

まるで、初めからそこに居たかのように、ハインが壁にもたれ掛かりドクオを見ていた。

('A`) …勝手に入るなっての

从 ゚∀从 それ、シイちゃんのか。だめだよもっと栄養あるもの食べさせなくちゃ

('A`) うるせえ…どうしたんだよ

从 ゚∀从 なあドクオ…話があるんだ

('A`) これ作ったらな

从 ゚∀从 玄関で待ってるけど、できればシイちゃんに聞かれたくない

('A`) わかった

526JC 29@転載は禁止 :2014/07/19(土) 21:01:56.08
ハインが出て行った後、急いで作り終えたドクオは一応書き置きも残して玄関へ。

('A`) 裏手で話そう

鬱蒼とした森へ分け入って程なく、底がスッカリ埋まった枯れ井戸があり、ドクオはその縁に腰掛け、ハインは立ったまま。

('A`) それで?

从 ゚∀从 うん。あのさ、ドクオはシイちゃんの事、どう思っている?

('A`) 力に成ってやりたいよ

从 ゚∀从 それは、手を出したからか?

('A`) 違うね、断じて違う

从 ゚∀从 そうか、ならば尚更、おまえを人間に戻さなくちゃな

ドクオの両目が見開かれ、腰掛けている井戸の縁を無意識に強く握る。ヒビが入った。

('A`) …なんでだよ

从 ゚∀从 昨日、川でシイちゃんと遊んでいる時な、訊いてみたんだ…もしドクオが人間だったら、どう思うってな

528JC 30@転載は禁止 :2014/07/19(土) 21:05:23.80
('A`) そんなこと話してたのか

从 ゚∀从 ああ。そしたらシイちゃん言ってたよ…それはステキです、ドクオと、ちゃんと一緒になれるから…てな

('A`) ほう…え、ちゃんと一緒ってどういう…

从 ゚∀从 たぶん、普通に結婚して家庭持てるって事じゃねーの?

('A`) …

('A`) え、なにそれ怖い、JCってそんな考えできんの?

从 ゚∀从 しらねーよ推測だよ。けどさ、おまえがあの子の力に成りたいんならさ…あの子の親をどうにかするだけじゃなく…

('A`) …

从 -∀从 おまえが、一緒にいてあげるのが、良いんじゃないのか?

( A ) …

暫しの静寂。

虫の音が、風に擦れた木々の音が2人に染み入る。


( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★51
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1391693128/488-



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