まぜこぜブーン

ブーン系まとめ

 スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | CM(-)



 川 ゚ -゚)天気は局地的に のようです

815川 ゚ -゚)天気は局地的に のようです :2011/06/11(土) 19:51:47 ID:/pg5G4jg0
川 ゚ -゚)「これは要る、これは……要らない、っと」
 
ある家の一室で女性は呟く。
彼女の周りには、中身の詰まったダンボールやゴミ袋が置かれていた。
女性は部屋の中を移動し、淡々と物を整理していく。
やがてダンボールが満杯になると、彼女は一旦その手を止めた。
 
川 ゚ -゚)「ふぅ……そんなに物は多くないと思ったが、意外にあるものだな」
 
部屋を見回せば、物はもうほとんど残っていなかった。
空になった本棚や机が、僅かに積もった埃と共に佇んでいる。
 
川 ゚ -゚)「……」
 
それを見て彼女は、少し目を細めた。
家具は言葉を持たず、そして女性もまた、何も言わない。
無音のまま、時間だけが過ぎていく。
 
どれだけ時間が流れただろうか。
不意に、
 
「おーい、ちょっと来てくれー」
 
と、男性の声が聞こえた。
 
川 ゚ -゚)「今行く」
 
その言葉に応じるようにして彼女は立ち上がり、部屋を後にした。

スポンサーサイト



 川 ゚ -゚)晴れのち晴れ、全国的に雨のようです(^ω^ )

824川 ゚ -゚)晴れのち晴れ、全国的に雨のようです(^ω^ ) :2011/06/11(土) 20:17:55 ID:37WxFG/wO

しとしと、しとしと、際限なく雨が降る。

目の前に広がる広大な河に吸い込まれていく雨粒を、彼は感情の読めない瞳で見つめていた。


( ^ω^)「………」

彼の三歩ほど後ろを歩く黒髪の女性が傘をくるりと回して口を開く。

川 ゚ -゚)「どうした、ついに世を儚んで入水でもする気か」

彼がずっしりと鈍い動きで彼女の方に半身だけ向き直ると、
傾いた透明な傘からぼたぼたと水滴が伝った。

( ^ω^)「冗談じゃないお。仮に自殺するとしても、水以外の方法を選ぶお」

川 ゚ -゚)「ははっ、それには同意する」

彼女が端正な口元をほころばせている間も雨足は弱まることはない。




 从 ゚∀从( ´_ゝ`) in a silent rain

830以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします :2011/06/11(土) 20:31:08 ID:wreC7kPw0

( ´_ゝ`)「雨……」

地を穿いては弾け、弾けては結ぶ。

降り注ぐそれは、俗に小雨と言われるものだろうか。
少し柔らかい。

弾けるたび心地よい音が辺りに染み渡り、そして凪いでいく。

( ´_ゝ`)「ほんと、よく降るな…」

梅雨。雨が嫌いな人間はこの季節をどんな気分で過ごすのだろう。
そいつは少しばかり興味深くはあるけれど、雨が好きな自分にはよくわからない。

しかし、こうも考える。
好き嫌いだけで隔てられた世界は磁石よろしく、きっと好きなものだけが吸い寄せられ、嫌いなものは弾かれていくだろう。
恣意的で、自分に都合の良いものしか見えない。閉鎖的で、変化の見込みも薄い。

S極はNを吸い寄せSを弾き続ける。いつまでも。

そいつはなんだかゾッとしない。近視眼的、もっと言えば盲目に近い。
子供の頃よく聞かされた好き嫌いをするなっていうのはこういう話なのだろうか。

まあ雨の好き嫌いなんてものは、そんな大仰な考察の対象としては多分に借り物じみている。
あゆを捌くのに鉈を振るうようなものだ。
半ば冗談に近い。

でも、そんなことを考えるのは何処か楽しい。
それがちょっとばかりピンぼけしたものであったとしても。
俺は思考のピントを調節しながら、小雨の降りしきる屋上で灰に染まった街を眺めていた。

( ´_ゝ`)「……フォーカス、フォーカスっと」

好きか嫌いかで言えば、嫌いだ。
得体の知れない金属野郎の駆除なんて、好きなヤツがあるだろうか。

( ´_ゝ`)「…金物屋?」

嬉々として金属共を狩る金物屋の姿を、俺はかぶりを振って追い払った。




 川д川変わらずに雨は降り続けるようです

843川д川変わらずに雨は降り続けるようです :2011/06/11(土) 20:51:06 ID:ma2M6fwEO
雨音が響く静寂の中で彼は言う。
「もう終わりにしよう」、と。


今年の梅雨は例年より早かった。
3日続きのしとしと降りは、まったく止む気配がない。
湿った空気が苛立ちを募らせるが、濡れた衣服が身体と共に私の頭を冷やしてくれた。

川д川「それで……、終わりにして、あなたはそれからどうしたいの?」

私が問いかけると、彼は眼鏡をかけ直した。
私の好きな仕草だ。
だから、その後に紡がれる言葉に優しさと安らぎをつい求めてしまうのは、
きっと仕方のないことなのだろう。


(-@∀@)「新しい人生を生きるのさ」


晴れやかな声で言う彼。
だが、かけ直した眼鏡は湿気で曇っていて表情が読み取れない。


変わらずに、雨は降り続けていた。




 ―――― X POINT のようです ――――

8571/5 :2011/06/11(土) 21:42:22 ID:j24i/EOYO
五才の時。ぼくは、お父さんに捨てられました。   ぼくは、よく分からないけどツン先生が教えてくれたからウソじゃありません。

ツン先生は、ぼくが住んでる“児童養護しせつ”の先生です。すごく厳しい先生で、いつも木の棒を持って歩いています。

イタズラをする子がいたらツン先生は、その棒で叩きます。  だから、友達はすごくツン先生の事を怖がっています。

でも、ぼくは ツン先生が本当はすごく優しい先生だと知っています。

ぼくが友達にウソつきと言われて泣いていた時、ツン先生は ぼくを先生の部屋まで 連れて来て みんなにヒミツでお菓子をくれました。

それから、ずっとぼくの頭をなでてくれました。

だからぼくは、ツン先生が大好きです。

でも、ぼくは一度だけ先生に怒った事があります。

ぼくが小学校に入学した時の事です。

先生が『いよぅ君、もうお父さんの事は忘れなさい。  そんなに濡れて……風邪をひいたらどうするのよ。  もう中に戻って、早くお風呂に入りなさい』と言ったのです。

ぼくは、お父さんのお迎えを待っているだけなのに。  きっともうすぐお父さんは、ぼくを迎えに来てくれるのに。  あの日、いつまでもぼくにお迎えは来なかったけれど。

それでも、ぼくはお父さんの事が大好きだから

ぼくが、お父さんを迎えに行きます。

あの日と同じ、小雨のぱらつく夕暮れに。




 総合 110630

[ 2011/06/30 00:00 ] イラスト 旧ロダ保管 | CM(0)





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。